おはようございます。
おのころ心平です。
このブログの
読者のみなさんには
もうご承知の方も多い
と思いますが、
僕もエキサイトしました、
新しい臓器の発見!
オランダがん研究所(NCI)の
ウーテル・フォーゲル氏と
マティス・ファルスター氏は
この臓器を、
「Tubarial Glands(管状腺)」
と名付けました。
鼻腔と咽頭につながる
頭蓋骨の中にあり、
大きさは3.9cm。
「対」になって、
男性にも女性にも
存在しているそうです。
これまでの画像診断システムである
CTスキャンやMRIでは見つからず、
前立腺がんの
転移を調べるために用いていた
PSMA PET/CT
というスキャン検査で
今回、初めて見つかったのだそう。
PSMAとは
前立腺特異的膜抗原
というタンパク質のことで、
前立腺がん細胞だけではなく、
唾液腺組織にも
多く含まれており、
今回の研究チームも
新しい臓器を見つけようとして
調べていたのではなく、
たまたま鼻から
咽頭にかけての場所で、
本来の唾液腺とは違う領域に
PSMAに反応する部分を
見つけたとのこと。
研究者自身が
「2020年にこんなものが
見つけられるとは思わなかった」
とコメントしているほどです。
***
新しく発見されたこの器官は
唾液腺の延長なのではないか
とずいぶん議論されたのですが、
最終的に、
解剖学的・機能的に
新しい器官であることが
裏付けられたそうです。
がん研究者らしく、
この新しい器官は
放射線治療で
臓器が傷つくたびに反応し、
食事や会話などに
影響を及ぼしてきた可能性が
ある、
と発表しています。
***
ぬー、それにしても
人体は、まだまだ
未知なるゾーンに
包まれている
ということですね。
かつての僕のクライアントに、
子宮がふたつある、
という女性がいたことを思い出しましたが、
(代わりに腎臓がひとつしかない)
彼女自身、自分が妊娠し、
出産する24歳まで、
自分がそうであるとはまったく
気付かなかったそうです。
そんなことがあるなんて!!
と思うかもしれませんが、
あなたのカラダも、
実際のところ、
どうなっているのかわかりませんよ~。
でも、それが人体の
隠された可能性であり、
また、希望なのだと思うのです。
***
人生の方向性は、関節に表れる・・・。
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