おはようございます。
おのころ心平です。
昨日のニュースの中で
胸を、きゅっと痛めてしまいました。。。
イタリアの医師会連盟は9日、
新型コロナウイルスで死亡した医師が105人に上り、
100人を超えたことを明らかにしました。
医師会連盟は声明で、
「命を落とした医師の多くは開業医で、
防護のための装備も十分ないまま
新型コロナウイルスとの戦いに送られた」
と述べ、哀悼の意を表しました。
そのうえで、
「われわれは、患者を治療し、救おうとする中で
命を落としたすべての医療従事者に対し、
責任を果たさなければならない。
必要な安全を確保できないぜい弱な医療システムを
考え直す必要がある」
と述べ、対策の強化を訴えました。
***
医療の最前線で、
逃げることも、こもることも
選択できない医療従事者の皆さん、
患者を前に、決死の覚悟で現場で
臨んでおられる姿を想像すると、
ほんとうに、頭が下がります。
日本でも、
いかに対策を練っていくか、
そして、患者側にできることはないか、
いま、医療現場は
緊張感と疲労感とで殺伐としています。
こんなときこそ、
患者の方から、
「本当に大変ですね。頑張ってくださいね。
ありがとうございます」
と、ねぎらいのひと言をかけたい。
みんなで、少しずつ、思いやりをだしあって
いきたいですね。
***
特派員の方々も、リスクを背負いながら
世界各国から情報を届けて下さってます。
そして、研究者の皆さんもがんばってくれています。
新型コロナウイルスを遺伝子型で分類すると、
3タイプに分けられることがわかった。
コウモリから見つかったウイルスに
最も似た群をAタイプとした。
中国南部の広東省の住民だけでなく、
日本人や武漢市滞在歴のある米国人から見つかるなど、
米国や豪州など東アジア以外でも多く見つかっているという。
一方、Aタイプから分かれたBタイプは、
武漢市を含む中国やその周辺国で多く見つかった。
チームは、東アジアに多いタイプと分類。
東アジアの人に広がりやすいタイプだった
可能性があるという。
さらに、Bタイプに由来するCタイプは
フランスやイタリア、スウェーデン、米国、
ブラジルなど欧米が中心だった。
シンガポールや香港、台湾、韓国でも見つかっているが、
中国本土では見つかっていないという。
***
新型だというのに、
ウイルスは、今の流行過程においても
変異を続けています。
イタリア、フランス、スェーデン、アメリカは
Cタイプ・・・
ウイルスの全容解読が早期に
明らかになることを心から願います。