肺にたまる、ひそかな欲求。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


肺は、大きな臓器で

ここにストレスが溜まりすぎて、

機能不全に陥る前に、


肺の関連する器官に分散し、

たまったストレスを小出しにする

システムを持っています。


東洋医学にある五行色体表。




右から2番目の縦の列に
肺関係の項目が並んでいます。


肺関連症状を挙げるなら、


・上から押さえつけられるような頭痛がある
・鼻炎(くしゃみと鼻水)
・鼻づまりがしょっちゅう起こる
・においの感覚がにぶくなった
・頬が紅潮する、あるいは、乾燥する
・息切れしやすい
・空咳が続く(コンコンといった)
・声がよく裏返る
・のどが乾燥し、痛む
・香辛料を異常に欲する
・首のコリがひどくて回らない
・肩甲骨のまわりが凝っている
・肩や背中にときどき痛みが走る
・手首が動かしにくい
・手の指先が乾燥する
・肌が弱い(乾燥肌、アレルギー、かぶれ)
・おへそのすぐ右側が固い
・下痢(痛みと灼熱感を伴うような)
・便秘(コロコロ便、腹痛、膨満を伴わない)
・頻尿である
・生理中のイライラ
・甲状腺の問題
・貧血気味
・膀胱炎になりやすい


これらを肺のストレスの兆候だと
見抜けるかどうか。


そして、午前中にも少し触れたように、
男性がよく(もちろん女性も)
肺に封印しやすい欲求は以下のような
ものがあります。


・部屋を片付けたい
・本棚を整理したい
・食器棚を整理したい
・集めたものを自分の気にいる配置で並べて眺めていたい
・きれいな環境にいたい
・新緑に囲まれたい
・一人になりたい
・パーソナルスペースを維持したい
・尊厳を守りたい
・誰かと知的につながりたい
・思い切り泣きたい
・大声をはりあげたい
・何かを表現したい
・言葉にしたい
・詩を書きたい
・作詞したい
・作曲したい
・歌いたい
・自由に陶芸したい
・何かを形にしたい
・自分の頭の回転の速さを認めさせたい



こういう欲求を、

自分の顕在意識にも気づかせないくらいに

カラダの奥に溜めてしまうと、


肺の肺胞のガス交換機能や、

胸郭の呼吸そのものスムーズさに

影響を及ぼし、


これが関連器官でも

支えきれなくなったとき、


肺は、乾坤一擲、

わざわざウイルスを

呼び込んでまで肺炎を起こし、

エネルギー浄化を果たして


呼吸機能を

リニューアルしようとします。


この試みが、

体力内であればいいですが、

予想を超えて炎症が

促進してしまうと、


肺そのものが

崩壊してしまうことに

なりかねません。


***


ふだんから自分の感情に気づき、

欲求そのものに、

ただただ目を向けてあげること。


とくに過去の悲しみ、失敗、挫折、

失恋、失望などのハートブレイクな

感情が、そこにいて

見つけるのを待ってくれているのを

気づきさえすれば、


癒しは、始まるようになっているのです。