おのころ心平です。
うちの子供たちは
生まれたときから
アトピーだったこともあり、
小さい頃は
なるべく肌を触って、
日々の肌の様子や変化を
観るようにしていました。
お肌がずいぶんよくなって以降も、
いっしょに
お風呂に入ったら、
素手でカラダに触れて
洗うようにし、
タオルなど挟まず
毎日触れていると・・・、
なんだかね、
日々の細かな変化が、
それは、ほんのちょっとの
微妙なことなんですが、
わかるようになってきて、
「あ、昨日は油ものを食べ過ぎたな」
とか、
「あ、寝不足だな」、
とか、
「あ、もうすぐ風邪をひくな」
とか…。
そのうち、
「あ、学校でいやなことがあったな」
なんてことまで
感じるようになってきて…。
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それこそ時系列的な、
積み重ねの結果でしょうが、
小さなお子さんを育て中の
お母さん、お父さんには、
子供たちと一緒にお風呂に入るなら、
ぜひ素手で直接、
子供たちの肌に触れるように、
しかも、昨日と今日の
微妙な違いというものを
できるだけ意識しながら、
洗ってあげるようにしてみることを
お薦めします。
(石鹸は使っても使わなくても同じです。)
***
とくに、背中です。
人は、背中をやさしく触れられると、
安心感を増すのでしょう、
カラダが緩み、開いて情報をくれます。
一方、正面からだと、
目が合ったりして、
お互いの意図が働きだし、
カラダの発する微妙な反応が
逃げてしまいます。
背中には、
いろーんなカラダ内部緊張や
感情などが現れています。
感情というのは、
まず、手足の筋肉にたまり、
解放されずにいると、
手からは、腕、肩、首に、
足からは、ふくらはぎ、太もも、腰に、
次第に背中の中央部に集まってきて、
背骨周辺の筋肉に左右差を起こし、
結果として、背骨のゆがみやずれを
生じさせます。
だから反対に、
背骨を丁寧にたどっていくと、
その人の日々のストレス、
食習慣、しぐさや行動のクセが
見えてくるのです。
小さなお子さん、
小学生の子供達がいるのでしたら、
この期間はチャンスですね!
ぜひ子供の毎日の変化を、
手で触れて感じてあげてください。