おのころ心平です。
今朝、五行についての
お話をしましたが、
今回は、
その5つの要素の関係性について。
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相生(そうせい)とは、
助け、助けられること。
そして、一方が
一方を生み出す関係です。
相生に「五行」をあてはめると、
木は火を、
火は土を、
土は金を、
金は水を、
水は木を
生み出すとされます。
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木が燃えると火を生み、
火が燃え尽きると土となります。
土が堆積すると鉱石 (金属)を生み、
鉱石の地層から水が湧いて出て、
水はもちろん木を大きく育てます。
そして、またその木が燃えると、
火が生まれます。
***
しかし、
相生ばかりが繰り返されると、
世界は、生み出されるもので
過剰になりますから、
そのため、
各要素の勢いを抑制し、
縮小していく 関係が
必要になります。
それが相剋(そうこく)です。
水は火を消し、
火の熱が金を溶かすというように、
一方が一方の
性質を打ち消すように働くのです。
五角形が相生、
星形が相剋と覚えておきましょう。
さて、
木は、住む場所
火は、恋愛、夫婦
土は、両親
金は、仕事、才能
水は、子供、仲間
です。
これを相生、相剋関係に当てはめて
考察してみましょう。
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相生関係
・住む場所の安定が恋愛・夫婦関係を育み、
・夫婦関係が両親への理解を深めます
・両親との良好な関係が、仕事や才能を伸ばし、
・仕事がうまく行ったり、その人らしい才能表現がうまくいっていると
子供や友人、仲間ともいい関係が築けます。
・子供や仲間がいれば、住む場所も生き生きとしてきます。
相剋関係
土=両親を剋すのは木=住む場所。
・両親との関係が悪化した場合、
あなたの住む場所を整えよう。
金=仕事、才能を刻すのは火=恋愛、夫婦。
・仕事のしすぎ・過労には、
恋愛、夫婦関係で癒しを。
水=子供、仲間を刻すのは土=両親。
・子供の反抗期には、
あなた自身の両親との関係見直しを。
木=住む場所を刻すのは金=仕事、才能。
・住む場所の散らかりがひどい時は、
仕事の時短、効率化を変えてみよう。
火=恋愛、夫婦を刻すのは水=子供、仲間。
・夫婦関係のストレスが大きい時こそ、
子供との会話をしっかりと。
(・失恋ばかりなら、
気になっている友人との関係改善を)
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持ちつ持たれつ、
お陰様、
生活においては、
問題になっていることに
直接アプローチするより、
相生、相剋の関係から
迂回してアプローチしてみる方が
うまく作用する場合がある、
ということですね。
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