風邪をひく・・・そう、風邪は引っぱって呼び込んでしまうものなのです。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

昨日の、


<四つの毒>・・・風邪をひきやすい状況、というのを逆手にとる。


でも書きましたが、


五臓六腑やその周囲に

「虚」が生じると、



その内臓の機能低下


を引き起こします。


東洋医学では、「経絡」という

全身の気の流れを想定していますが、





その流れのルートは、


五臓六腑の各臓器を中核として、

それぞれ手足の末端にまで

伸び広がっています。

 


***


たとえば、胃腸に慢性的に 「食毒」が

停滞している人がいるとしましょう。



すると「胃」や「脾」の

気の流れルート全体に

「虚」が派生してきます。



内臓の「虚」の状態は、カラダの

表面や手足の末端にまで波及し、


皮膚や経穴といった

外邪防御の入り口の開閉を

誤作動させてしまうことになります。

 

***


そのときに、

冷えた雨や風、寒さといった

気候条件の変化にさらされると、


そこから「邪気」が入り込んで

きてしまうわけです。

 

邪には、


暑邪、

湿邪、

寒邪、

火邪、

燥邪、

風邪


とありますが、


風邪(ふうじゃ)は、

その典型ですので、


日本語の訓読みにまでなって、


風邪(かぜ)を引く 

(=引っぱってくる)

 

と言うようにまでなったのです。



***



経絡ルートを伝って

外邪が入ると、

カラダ内部ではもう、

アラーム警報です。


カラダは真気(=元気)を

侵入部位の場所へと結集し、

血液やリンパ液も集合させて、

浄化しようとし、熱を発生させるのです。


そういう意味で、

発熱は、真気(元気)の力の

「初動」とも言えます。


***


ところが、

この初動の力が十分でないと


カラダの表面から侵入した

「邪気」は、ターゲットの臓器の

経絡ルートを伝いながら、



その臓器周辺へと

忍び寄ってきます。

 


つまり、


瘀血(血毒)、

水毒、

気結(気の毒)、

食毒



のいずれか、

あるいは、

同時に溜まっているからこそ、


「虚」が生じ、そこを

邪気に目をつけられるわけです。



夕方につづく・・・。



11月11日(月)、



月よみ師養成講座

2020


のエントリー受付を開始いたします!


2016 第1期

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2018 第3期

2019 第4期


と続き、


来年2020で

最終の第5期生!!


「月」こそはココロとカラダを結ぶカギ。


なぜか月の魅力にとらわれ、

いつかはきちんと学んでみたいと

思っていた方、ぜひ、お見逃しなく!!


1月~6月までの半年コースです。

以下、日程チェックをー!!



名古屋(金)コース
第1回 1月17日
第2回 2月21日
第3回 3月13日
第4回 4月17日
第5回 5月15日
第6回 6月12日


大阪(土)コース

新大阪駅すぐ
第1回 1月18日
第2回 2月22日
第3回 3月14日
第4回 4月18日
第5回 5月16日
第6回 6月13日


東京(金)コース
東京駅すぐ

第1回 1月31日
第2回 2月28日
第3回 3月27日
第4回 4月24日
第5回 5月22日
第6回 6月19日


東京(土)コース
田町駅すぐ

第1回 1月25日
第2回 2月29日
第3回 3月28日
第4回 4月25日
第5回 5月23日
第6回 6月20日