生理がとまってしまうのココロ…おのころ考察。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


無月経についての

ご質問をいただきました。


以下、僕なりの回答です。



Q.7年ほど前から生理が止まりました。


婦人科に行ったこともありましたが、
ホルモン剤がよくないと聞いてすぐにやめました。


何とか自力で

生理を起こすため、

アロマや整体に通っています。

生理が止まってから

口の周りの産毛が濃くなり、

女としてとても悲しい状況です。

レザー脱毛にも行きましたが

効果はありませんでした。

自己処理を続けているせいか、

毛穴も目立ち、

もう手に負えない状態です。

鏡を見るたびに落ち込み、

人の視線が気になって

友人にも会えません。


どうしたら、キレイな口元を

取り戻せるでしょうか?


++++++++++++++++


A.おのころadvice



ご質問にあります

口の周りの毛とは、


ここは男性ホルモンが

作用する場所ですから、
やはり、ホルモンバランスの

崩れからくるものです。

僕はココロとカラダの

カウンセリングをしてきましたが、
あまり現代医療を否定することはありません。

たしかにホルモン剤治療の

怖い面はありますけど、

いったん生理が戻るまでは

上手に賢く利用することも必要かもしれません。


***


さて、ご質問頂いた

この方のお悩みについて、

ヒントはまず、

7年前」という数字にあります。


 東洋医学的には、

女性のホルモンの働きというのは、

7年周期でターニングポイント

を迎えるのです。

一般的には、

7歳で七五三に代表されるように


7歳でカラダが親から独立し、

14歳で心理的に独立する。

…すると初潮を迎える。


21歳で子どもを宿すのに十分なカラダが仕上がり、

あとは7年ごとにその時々に

ふさわしいホルモン機能に変化させていく。


そして、7歳×7周期の

49歳で閉経を迎える、というわけです。

(その後もホルモン作用は続きますが、、、)



時代背景や

個人の成長度などもありますから、

この年齢が2、3歳ずれることは

もちろんありますが、


7年周期というのは、

けっこうついて回るリズムなのです。


7年前にとまった生理ですから、

この1~2年のカラダの変化は

大いに活用できると言えるでしょう。



***


そして、

ご質問の方のお悩みに関して、

まず、押さえておきたい点は、

女性にも男性ホルモンは出ている

という事実です。



 「えー、男性ホルモンなんて

どこから出ているの?」


と聞かれそうですけど、

女性の場合、男性ホルモンは

おもに副腎というところから
分泌されています。


この副腎のある場所はどこかと言うと、

背中にある両方の腎臓の上に

ちょこんとのっています。


副腎は、副腎皮質ホルモン

出すところとしての方が有名ですが、
総じて、「背中にしょったプレッシャー

というストレスにさらされやすいのです。



***


背中にしょったプレッシャーとは、

どちらかと言えば

男性が抱えやすい種類のストレスです。

家族を食べさせる、

大きな仕事を任される、

親を安心させたいetc、etc…。

とにかくここは、


周囲の期待が突き刺さる場所」と


思っていただいて結構です。

その期待に応えようと頑張ると、

副腎は男性ホルモンを分泌します。


男性ホルモンには

男性的な力をみなぎらせ、

カラダを引き締める作用が

あるからです。

結果、相対的にですけど、

女性ホルモンの分泌が

低下してしまうのです。


***

ご質問くださった方へ、


まず生理がとまってしまってた

7年前、


その前後の半年間で、

どのような周囲の期待に

応えようとしていたか、


一度、思い返して見てください。

そして、同じような思いが、

そのまた7年前、


またまた

その7年前になかったか…

どういうプレッシャーに

さらされていたか、


同じような周囲の期待を

感じていなかったか、


7年ごとの自分年表を

整理してみるのが

いい作用を生むかも知れません。

***


生理がとまってしまう方は、

類まれな才能と能力に

恵まれた方が多いですから、
周囲の理解を超えた悩みを

持ちやすいものなのです。


誰にも相談できず、

自己解決をはかる道をえらぶ…。


***


普段から、

どんな悩みや不安も表に出さない。

決して自分の弱みを他人に見せない。


この態度はカラダを開く

女性ホルモンの分泌を

弱めてしまいます。

逆に、カラダを引き締め

カラダを閉じる男性ホルモンを

誘導しやすくなるのです。


まずは、イメージの中で結構です。

7年前のあなた、
そのまた7年前のあなたの悩みに、

今のあなた自身が

よき相談者になってあげてください。


その気持ちがはっきりしたところで、
誰か本当に信頼できる人に

自分の悩みを共有してもらう。


自分の弱みをオープンにできる強み。


逆説的ですけど、

これが、女性ならではの強さなのです。


***



おのころ心平プロデュース!


女性のカラダの基礎知識を

一通り、押さえておこう!

     ↓
  

元祖・女性ホルモン塾のお二人によるわかりやすい女性のカラダ学!