おのころ心平です。
内面で向き合わなかった問題は、
いずれ運命として出会うことになる。
これは、深層心理学者、
カール・グスタフ・ユングの言葉。
ユングの説いた無意識の領域は、
段階的に深まっていき、
最終的に「集合無意識」と言う人類共有の意識に
たどりつくとされています。
僕は、この意識の広がりの方向と、
伝統医学などが説く
「気」とかプラーナとか、オーラとかの
「見えないカラダ」の広がりの方向とは
連動しているのではないかと考えています。
以下は、僕なりにまとめた
意識の層と
見えないカラダの層の対応図です。
物質的な肉体は、
顕在意識と対応しています。
しかし、この背景には、
もっと広い領域での
ココロとカラダの「場」が、
混然一体となって存在します。
そこには、
あなたがこれまで食べてきたもの、
見たこと、聞いたこと、想像やイメージ、
言ったこと、言われて感じたこと、
したことされたこと、
多くの人との出逢いと別れなどなど・・・
今まで経験したこと
すべてがつめ込まれ、
織りたたまれています。
生まれてこの方の経験が
すべてつめ込まれているとしたら、
今のあなたを形成している「主体」は、
見える方の自分の肉体ではなく、
実は「見えないカラダ」の方なのだ、
ということになります。
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そして、もっと言えば、
そこに織りたたまれているのは
個人の歴史だけではなく、
両親の経験、
おじいちゃん、おばあちゃんの経験、
ご先祖さまや、血のつながりはなくとも、
先人たちが積み重ねて来た多くの経験も、
段階的に
つめ込まれていると考えられます。
ですから、
わたしたちは生まれてきた時点で
とてつもない可能性の宝庫を
与えられていることになるのです。
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でも、ひと一人の一生では
それをなかなか
自覚できないうちに、
やがて、つみ重なるストレスや
ネガティブな思いによって、
その可能性に
フタがされていきます。
フタの上にフタが重なり、
どんどん重たくなって
限界を迎えると、
カラダは悲鳴をあげます。
病気というのは、
実はこうした閉じられてしまった可能性を
「外に出して!」と送ってくれる、
「見えないカラダ」からの
サインと言えるのかもしれない・・・
病気を知ることは、あなたの才能に
フタをしているものが何なのかを、
「知る」ことでもあります。
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人は鏡をみて、
髪の毛が乱れていたら、
それをなおしますよね。
同じように、
今ある状況がどうなのか、
あなた自身のほんとうの欲求とは何なのか、
といった「自己認識」が
しっかり進みさえすれば、
自然と状況を改善するはたらき
(自然治癒力と呼ばれるもの)が、
発動します。
人間にはそうした力が備わっているのです。
僕が深層意識を講座にするのは
そうした理由からです。
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