おのころ心平です。
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この写真↓は、
2010年の7月の時のものです。
8年前だから、38歳です、わたくし…。
そして、右に映るは、上野圭一先生。
上野先生は、
世界の代替医療、統合医療の
流れを牽引するアメリカ・アリゾナ大学の
アンドルーワイル博士の著書の翻訳者
として有名ですが、
自身、日本ホリスティック医学協会副会長、
代替医療利用者ネットワーク
(CAMUNet)副代表などをつとめる
日本における代替医療の
オピニオンリーダーです。
では、午前中に引き続き、本書から
上野先生の大事なメッセージを。
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プラシーボというのは、
薬理効果はないんだけども、
形状を本物の薬に似せる、
そういう不活性成分の薬のことを
一般的には「プラシーボ剤」と呼ぶわけです。
医学界ではどちらかというと
「プラシーボにすぎない」、
という扱いをする。
たとえば、
「鍼治療がなぜ効くかといえば、
あれはプラシーボである」
とよく調べもしないで軽くいう先生も
中にはいるわけです。
プラシーボと言ってしまえば、
気のせいだみたいな、
それに近いぐらいに
非常におとしめられているんですよ。
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そうではなくて、ワイルは
「プラシーボは、人間にとって
決定的に大事なことなんだ。
プラシーボがあるから病気にならないんだ」
とさえ言ってるんですね。
あらゆる治療法は、
単なるプラシーボではなくて
活性プラシーボ、アクティブプラシーボだと。
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たとえば、鍼を刺すというのは、
刺された患者はやっぱり何かを感じます。
「得気とっき」と言いますが、
奥のほうにジーンと響くような感じとか、
いろいろな感覚を持つ。
「あ、今、自分は鍼を打たれているんだ」
という、その体感と意識がプラシーボ効果
のスイッチとして働くわけです。
これは西洋医学の注射でも同じですね。
とても効くとされる注射をしてもらうとき、
「あ、注射液が自分の体の中に今入っている」
と認識するわけですね。
そのことがプラシーボを活性化させる。
活性成分が注射の中に入ってくるわけですよね。
だから、活性成分プラス、その患者が
「これは効くかもしれないぞ」と思う心が大事になる。
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もともとプラシーボっていうのは、
「人を喜ばせる」っていうラテン語なんですよね。
だから、喜ばせるための道具であって、
別に薬物ではない。
喜ばせるとか、肯定的に信じさせるとかに、
そういうことにすごく大事な役割を
帯びているものなんですね。
「全ての治療は活性プラシーボである」
というテーゼは、すごく大胆だけど、
非常に役に立つんです。
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