おはようございます。
おのころ心平です。
1月17日~2月3日までの
冬土用。
新年の新しい行事も落ち着き、
日常のルーチンワークが
戻ってくる頃です。
ちょうどこの頃に、
年末年始の疲れが出て、
風邪やインフルエンザにかかる人も
多いかもしれません。
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冬と春をつなぐ「冬土用」は、
カラダが
腎臓主役から
肝臓主役に
移行する期間です。
(土用の特徴は、いずれも
その調整期であるということ)
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とくに、この期間に生まれた人は、
周囲に風邪をひいた大人や兄弟がいて、
いきなりウイルス感染の洗礼に
見舞われるかもしれません。
生まれていきなりなんて
イヤかもしれませんが、
逆にそれが幸いして、
生涯を通しての、
強い免疫が構築できる可能性もあります。
ウイルス感染と症状発症は、
必ずしも一致しません。
感染していても、
早くに免疫が作動して、
症状を最小限に、
ほぼ無症状のまま
とどめる場合もあります。
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この時期、お母さんは、
生まれたばかりの赤ちゃんを
人込みや屋外に連れて行くことは
あまりないでしょう。
冬土用生まれの方は、それゆえ少し、
人との距離をとるような、
パーソナルスペースを大事にする
ココロの傾向が強まるかもしれません。
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さて、
冬土用は、腎臓と肝臓の間を
取り持つ免疫系の期間です。
春には、
新しい空気、花粉、微生物が
カラダに入ってきますが、
肝臓の解毒力や
代謝力を上げておくために
肝臓に不要なものや疲労物質、
ストレスなどが蓄積していると、
免疫系が働いて、
本格的な春到来
(肝主役の季節)に備えて、
浄化が起こります。
その浄化現象が、
インフルエンザや
ロタウイルス感染などによる
風邪症状という場合もあります。
この時期の風邪は、
正月以降の食べすぎ、飲みすぎ、
寝不足などが響いています。
こうした風邪症状は、
炎症や発熱を起こし、
肝臓に蓄積したものを
燃やしてしまおうとする
浄化作用とも言えるのです。
春に向けての早めの準備。
あなたのカラダ、今日もよく
やってくれています。
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季節を読み、月を読み、カラダを読む。