おのころ心平です。
東洋医学的な観点では、
春は 肝臓
夏は 心臓
秋は 肺
冬は 腎臓
です。
現在、暦的には、
冬と春をつなぐ土用期間中。
冬の臓器、腎臓から
春の臓器、肝臓への移行期間です。
腎臓が、季節の主役を
もうひと踏ん張りしているところ。
だから、あなたもそっと腎臓に思いやりを
もった生活習慣を心がけていただきたいです。
腎臓はご存じのように、
不要なものを尿にして
体外に排泄してくれます。
腎臓の中にある
「腎小体」というろ過装置には、
1日160から170リットルもの
血液が流入します。
(2リットルペットボトル、80本分以上です!)
それだけの血液をモニタリングし、
フィルタリングし、カラダを清潔に
保ってくれています。
しかし、1日に160リットル
浄化するからといって、
それだけの尿が出るわけではありません。
腎臓でフィルタリングされた原尿から、
尿として膀胱に送られる量は、
だいたい1〜1・5リットル。
…ということは、
ろ過された血液は、
ほとんどが再吸収されて
カラダに使われるということです。
***
160リットルのうちの
1%が尿に。
99%は再利用に。
99対1の割合は、
日々新しく生まれ変わっていくために、
1日1%は、
自分の何かを手放していこう、
ということを教えてくれます。
***
もちろん、
何かを手放すことには
「恐れ」が伴います。
血液とは、まさに自分自身ですから、
今の今まで自分だったものを
手放していくのは本当に勇気のいることです。
しかし、だからといって、
古くなった血液をそのまま
手放さずにおけば、
カラダの中の血液は汚れ、沈殿し、
ドロドロになっていきます。
むくみも起こりやすくなり、
カラダが重くなります。
***
さて、あなたの身の回りで、
なかなか捨てられないものってありませんか?
半年目を通さなかった
資料やパンフレットは、
その後も顧みられるほとんどないそうです。
そうじ、書類・本棚の整理…。
腎臓を元気に保ち、快尿を実現するには、
こうした身の回りのもろもろを
きれいに手放していく習慣が大切なのです。
1月28日までは、月も欠けていく下弦モード。
月もあなたの断捨離を応援してくれます。
そして、あなたは、
あなた自身の腎臓を応援するために・・・
***
第1回 「月よみ」とは? 概論 ~月との調和の健康論~
・「月よみ」とは?
・月との調和の健康論
・月相と女性のカラダのリズム
・女性特有のストレス
・女性の脳と男性脳の違い
・女性のさまざまな役割と日常場面でのストレス
・月相タームの生活リズム
・4つの基本の習慣を指導する方法
肺、肝臓、心臓、腎臓を月の力で強くする!!
・半年の後のあなたをデザインしてみよう