おのころ心平です。
今年も残すこところ、
あと55時間です。
今朝、渦巻き思考について書きましたが、
円のように閉じることなく、
区切ることのできない世界を
表しています。
例えば、
あと55時間というものの、
時間や時刻も実は、
区切れないものなのです。
***
現在、私たちが使っている
暦(こよみ)は、「グレゴリオ暦」と言います。
文明開化当時の日本に、
1873年1月1日付けで導入されました。
それまで使われていた
太陰太陽暦(天保壬寅暦)からの改暦で、
明治5年12月2日が
新暦の1872年12月31日とされ、
翌日が明治6年1月1日となったため、
明治5年12月3日~12月31日の
29日間の日付が
ごっそり削除されたのです。
(かなり強引でしょー)
***
私たちは、太陽と月と、
地球が織りなす絶妙なる
回転・公転運動によって、
生活のリズムや生体内のリズムを
つくっていますが、
「時間」というのは
そのリズムをある意味、
強引に切り取った枠組みです。
私たちが、
ふだん当たり前のように
使っているこの暦も、
日本ではたったの
140年あまりの歴史しか
ありません。
しかし、この140年で、
日本という国は未曾有の
大変化を遂げました。
グレゴリオ暦が導入され、
それがすっかり定着していく過程で、
私たちの生活、
生体リズムも知らず知らずのうちに
この暦の刻むリズムの影響を
受けています。
***
イギリス・ロンドンにある
グリニッジ世界標準時も、
しょせん決め事といえば
決め事です。
日本の標準時は、
兵庫県の明石を通る
東経135度を基準にしているのですが、
明石より東にある東京では、
正午12時は、実際には
19分早い11時41分に
迎えていることになります。
こうなると、「時間」というものが
本当にわからなくなるでしょう。
時間は、決め事。
明治の導入期には
かなり強引に決まった暦、時間。
時間をきっちり守る人と、
体内時計で動く人との違いは
頭で考えて決定したことを
大事にするか、
本来の自分の感性のリズムを
大事にするか、
を表現しているのかもしれません。
***
ほんとうは
1年は、365.242190…日。
どこまで行っても小数点。
ここに区切りを与えたのが
時間というもの・・・。
時間のずれとずれとの間を
ぬうように生活するくらいが、
命のリズムにとっては、ちょうどよい?
そのヒントがこちらに!
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月の渦巻き思考をセルフケアに活かす
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おのころ心平全日程登壇は、これが最後になります!