その胃の痛みの、背後にあるココロ(下) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


その胃の痛みの、背後にあるココロ(上)


からの続きです。


***


胃の痛みも、

そうしたプロセスで生じます。


胃の痛みがあるということは、


その前に、

胃が「かちーん」と

フリーズしてしまった状態にあった

という証拠。


それを取り戻すように、


「今、緊張したよー」、

「かなり恐かったよー」、


とサインが出るのが、

痛みなどの感覚症状なんですね。


***


私たちが食事をする過程では、

イライラしたり、怒りっぽい状態で

食べた食べ物は、


胃を早く通過してしまうそうです

(未消化物が残っちゃう)。


逆に、

不安、恐れ、心配事などを抱えながら

食べた食べ物は、

胃からなかなか先へ進みません。


そう、胃がフリーズしてしまって、

あのダイナミックな動きが生じてこないのです。


***


皆さん、ちょっと想像してみてもらえますか?


かちーんと固まったままの胃に、

どんどん食べ物が詰め込まれる様子を。


柔軟性のない袋に、

あれこれモノを詰め込むとどうなりますか?


ぎゅっぎゅっと、ムリヤリ押し広げられた袋は、

何だかもろくなりやすいですよね。


それに、かたまった胃の内部には、

胃酸も、粘膜を保護する粘液も出にくいですから、

ギザギザの食べ物が、

胃壁を傷つけることにもなります。


不安、恐れ、心配という緊張状態のまま

食事をするということは、

そうしたリスクを背負うということを、


ぜひ覚えておいてくださいね。


緊張状態では、痛みは生じない。

でも、それが過ぎ去ったあと、

胃はメッセージを送ります。


 「恐かったねー」

 「緊張したねー」

 「どうなるかと思ったよー」

 「いやいや、ちょっと傷ついたじゃないかー」


***


胃がキリキリ痛むときは、

そうした緊張が短期的にカラダに

起こったことの証拠。


胃がどーんと重いのは、そうした食習慣が続いて

「胃拡張」になりやすくなっている証拠。


胃がしくしく痛むのは、

傷ついた胃壁の状態がある証拠です。


いずれも、もとはと言えば、

柔軟な胃の働きを止めてしまうような、

「不安」、「恐れ」、「心配」が原因なのです。


もちろん、心配や不安ごとなどは、

人間にとってつきものです。


でも、せっかく「胃の痛み」という

サインが出たときには、

そのサインをしっかり捉えて、

食事の仕方に注意を向けてみることが大切です。


朝の記事の図で紹介したような、

ダイナミックな胃の動きこそが、

健康な胃の状態なんだよ、

ってイメージしてもらえると、


・姿勢を正して、

胃が楽に動けるようにする食事


・なるべく楽しく、

心理的にリラックスしながら食べる食事


が、いかに大切かを知ってもらえると思います。


人間、いつもいつもポジティブにはいられませんから、

僕は、サインが出てからでいいと思っています。


でも、そのサインができるだけ小さいうちに、

カラダからのメッセージを受け取り、

日常生活に工夫を加えてみること。


カラダからのメッセージを活用するって、

そのような日々の積み重ねなんだと、

僕は思うんです。


***


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