おのころ心平です。
午前、午後からの続きです。
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13:00→15:00
主役:小腸
栄養分の80%は小腸で吸収される。
小腸の時間は「受け入れ」の時間。
あなたの許容範囲が試される。
小腸粘膜は網戸(あみど)のような構造になっていて、
物質的な境界線をになう。
その網戸に穴が空いていると、
よけいなものを吸収してしまう。
分別、取捨選択、あなたに必要なものを
しっかり見極める時間帯。
15:00→17:00
主役:膀胱
膀胱は、尿の温かい・冷たい、濃い・薄いを調節することで、
血液濃度や体温の調節を行っている。
水分調整、汗、カラダをうごかすことによる熱の発散。
この時間帯は、子ども時間であり、遊びの時間。
熱中し、遊びに夢中にもなれるし、お昼寝もできる。
仕事がのってくる時間でもあるし、
おやつの時間にもなる。自由と好奇心の時間帯。
17:00→19:00
主役:腎臓
夕方まで遊んでいた子供にも、お母さんがお迎えにくる時間。
「さあ、おうちに帰るわよ」「やだ、もっと遊ぶ!」
親子の間で一悶着(ひともんちゃく)が繰り広げられる。
腎臓は「親」を表す。右腎が父親。左腎が母親。
この時間帯は、依存と自立、親との葛藤がクローズアップされる。
夕暮れ時に不安を感じる人は、親との関係に目を向けてみる。
19:00→21:00
主役:心包(血管系)
血液循環メンテの時間。
日中、忙しく働いた心臓を、抹消血管たちがねぎらう時間帯。
上半身、手、腕、肩などに温度調整が入る。
この時間にいかにリラックスできるかが、
明日への心理的な活力になる。
21:00→23:00
主役:三焦(リンパ系)
蓄積毒素メンテの時間。
各臓器にたまったストレスや疲労毒素が、リンパ系に回収される。
下半身、足の裏、足首、骨盤、股、腰に温度調整が入る。
この時間にいかにリラックスできるかが、明日への行動力の活力になる。
※心包、三焦とは、東洋医学独特の架空の器官。
実際のカラダの機能に当てはめるとしたら、
心包=血液循環系、三焦=リンパ循環系と考える流派がある。
23:00→1:00
主役:胆のう
明日に備えて、血管皮膜や細胞膜に保護作用が生じる時間帯。
脂肪分の蓄積。また、腸内に残ってしまった固形物を分解しようとする。
胆のうが出す胆汁には、古くなって分解された赤血球が含まれる
(便の色は、この胆汁がつける)。
赤血球の寿命はおよそ120日。
ここ4ヶ月のあなたのカラダを支えてくれた血液が毎日、
その役割をまっとうして、そっと姿を消す。
1:00→3:00
主役:肝臓
カラダの1日の終わり。昨日までの自分を分離する。
肝臓は、糖分エネルギーを蓄積し、明日への準備に入る。
この時間帯は、ホルモンや免疫などカラダの修復力が
もっともさかんになる。無意識の時間帯なので、熟睡しているのが一番。
カラダさん、今日も1日ありがとう。
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