おのころ心平です。
午前の記事からの続きです。
<タンパク質分解で、もたらされる才能>
タンパク質は、消化酵素によって、
その構成単位、つまりアミノ酸にまで
分解されてから吸収されます。
コラーゲンを摂っても、
ヒアルロン酸を摂っても、
そのまま吸収されるわけではありません。
タンパク質は、アミノ酸という
最小単位になってからでないと、
体内に入っていけないのです。
タンパク質が「文章」だとすれば、
アミノ酸はその文章を構成する「文字」に相当します。
たとえば、「その仕事やっておいて」という文章は、
一文字ずつ、そ、の、し、ご、と…
という具合に分解されるのです。
タンパク質とは、エネルギー源というより
むしろ情報源であり、文章なのです。
分解されたアミノ酸は、散り散りばらばらになって、
他から来たアミノ酸と離合集散を繰り返しながら、
体内において、まったく別のタンパク質(文章)を構成します。
言ってみれば、小腸でのタンパク質分解により、
私たちは読解力を高めているのです。
<炭水化物分解により、もたらされる才能>
私たちが食べる炭水化物は、
80%がブドウ糖(グルコース)、
10%が果糖と、もう10%がガラクトースという
単糖に分解されます。
血中のブドウ糖(グルコース)は、
車でいうところのガソリンに当たります。
カラダのさまざまな組織の燃料として
利用される大切なものです。
とくに脳細胞では、100%ブドウ糖を
エネルギー源に使っています。
筋肉においてもほとんどが、
ブドウ糖をエネルギー源としています。
私たちのカラダは、炭水化物分解により、
適正な行動力を準備しているのです。
<脂肪分解により、もたらされる才能>
何かと悪者扱いされる脂肪分ですが、
脂肪がなければ、細胞膜をつくることができず、
組織表面を守ることができません。
血管の内腔表面も適正な脂肪分でおおわれているからこそ、
流れがスムーズなのです。
また脂肪が分解されてコレステロールになりますが、
体内の各種ホルモンは、コレステロールを
原材料にしています。
ホルモンは、カラダの機能の潤滑油です。
私たちのカラダは、脂肪分解により、
流れをスムーズにすることをしているのです。
脂肪がたまりすぎても、流れはスムーズでなくなり、
ダイエットでやせすぎても、かさかさして流れは止まります。
適正な脂肪吸収。
それは、あなたの人生に流れとツキをもたらすのです。
***
以上、食の傾向を振り返ってみて、
魚食タイプなら読解力(情報分析能力)、
パンやごはんタイプなら行動力、
牛肉・豚肉食なら交渉・折衝力、
に優れていると言えるかもしれません。
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