「悲しみ」と「抑うつ」の違い。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


「怒り」と「いらいら」の違い。


「恐れ」と「不安」の違い。


に続き、今回は、


「悲しみ」と「抑うつ」の違いについて。


ここ最近引用させてもらっています

TA(交流分析)では、


「悲しみ」は

4つの本物の感情のひとつ。


過去とのしっかりとした決別

必要な感情。


愛着をもった人や物との別れに対し、

素直に感情表現し、

それを誰かに受け入れてもらうことで

自分でも、その感情を受け入れる。


人間にとって、

喪に服す過程は必要。


悲しみをごまかしていると、

感覚や感情に対し無感覚になり、

無関心状態を引き起こしやすくなる、と…。


***


一方、「抑うつ」は、

絶望、孤立無援、寂しさ、無価値観を伴う

一時的な気分や、慢性的な心理状態で、


低い自尊感情無感動

特徴とされています。


TA(交流分析)では

独特の概念である、

幼児期に受けた<禁止令>

というものがあり、


それは具体的に、


「重要であるな」

「ほしがるな」

「お前であるな」

「健康であるな」

「存在するな」


などです。


抑うつ状態ではそのうち、

「存在するな」という禁止令と

結びつきやすいとされています。


しかし…、


存在するな、なんてひどい。


成長過程で、そんなものが

潜在意識にこびりついてしまうと

それはそれは、やっかいですね。


***


本物の感情である「悲しみ」は、

私の周りで「存在しているもの」

との別れをきちんと経験する感情。


これをしっかり経験することは、逆に、

「私」が「私の人生」の主人公として、

「存在している」ことを感じさせてくれます。


抑うつは、私の人生の主人公が誰か?

をわからなくさせてしまう感情。


この違い、相当に大きいですね。



***


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