おのころ心平です。
に続き、今回は、
「悲しみ」と「抑うつ」の違いについて。
ここ最近引用させてもらっています
TA(交流分析)では、
「悲しみ」は
4つの本物の感情のひとつ。
過去とのしっかりとした決別に
必要な感情。
愛着をもった人や物との別れに対し、
素直に感情表現し、
それを誰かに受け入れてもらうことで
自分でも、その感情を受け入れる。
人間にとって、
喪に服す過程は必要。
悲しみをごまかしていると、
感覚や感情に対し無感覚になり、
無関心状態を引き起こしやすくなる、と…。
***
一方、「抑うつ」は、
絶望、孤立無援、寂しさ、無価値観を伴う
一時的な気分や、慢性的な心理状態で、
低い自尊感情と無感動が
特徴とされています。
TA(交流分析)では
独特の概念である、
幼児期に受けた<禁止令>
というものがあり、
それは具体的に、
「重要であるな」
「ほしがるな」
「お前であるな」
「健康であるな」
「存在するな」
などです。
抑うつ状態ではそのうち、
「存在するな」という禁止令と
結びつきやすいとされています。
しかし…、
存在するな、なんてひどい。
成長過程で、そんなものが
潜在意識にこびりついてしまうと
それはそれは、やっかいですね。
***
本物の感情である「悲しみ」は、
私の周りで「存在しているもの」
との別れをきちんと経験する感情。
これをしっかり経験することは、逆に、
「私」が「私の人生」の主人公として、
「存在している」ことを感じさせてくれます。
抑うつは、私の人生の主人公が誰か?
をわからなくさせてしまう感情。
この違い、相当に大きいですね。
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