おのころ心平です。
ウィキペディアによれば、
TA(交流分析)は、
多くの心理学者から、
通俗心理学であるとの批判を受けた。
同様に交流分析は、
フロイト理論から逸脱している
ということで、伝統的な精神分析
コミュニティからも追放された。
しかし、1970年代までに、
簡単で堅苦しくない言葉と
人間心理モデルにより、
その概念と専門用語の多くは、
折衷主義的心理学者の治療における
アプローチ方法として取り入れられた。
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同じくウィキペディアによれば、
NLP(神経言語プログラミング)は、
カウンセリング心理学ジャーナルや
全米研究評議会などで
NLPの仮説には、支持するデータや、
実証できる基礎的データがほとんど、
または、一切ないことが発表された。
今日では、NLPは心理資格商法の一種、
場合によっては自己啓発セミナーの
変種であるという認識が一般化している。
NLPで教えられたことを
無批判な態度で受け入れる人、
セミナー、著作が多数ある一方で、
一般の社会科学には
まったく採り上げられていない。
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うー、なかなか手厳しい批判ですが、
いい感じです!
学問的心理学は、
そうであるべき専門家の先生方に
矜持を持っていただき、
伝統的正当性を維持する。
民間に広がる心理学は、
様々な角度からの批判を受け入れつつ、
より柔軟に形を変えていく。
いい感じです!
実用的である時は、
大事な部分、
専門的に受け継がれてきた思想
が、ある程度そぎ落とされるのが宿命です。
一方で、それを守ろうと思えば、
わかってる人だけの優越主義の中に
とどまってしまいます。
だから、
専門家は、頑固
一般化する人は、柔軟(時に節操がないように見える)
それでいいのだと思います。
専門家は、正しさを訴えつづけ、
一派化する人は、幸せを訴えつづける
それで、社会全体としては健全なのだと思うのです。
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