伝統医学で「痛風」を考察してみる。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


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さてさて、

昨日の夕方からの続きです。


「痛風」という名の、

もうひとつの由来は、


「痛みが、風が吹くように

全身を移動する」


というものがあります。


『風が体内を巡る』と聞いて、

僕がピンとくるのは、


インドの伝統医学である

「アーユルヴェータ」

における体質論です。


この古代から続く伝統医学は、

カラダの体質を大きく

3つに分類することを基本としており、


それは


◆ヴァータ体質
◆ピッタ体質
◆カパ(カファ)体質

と呼ばれています。


それぞれを端的に表現するなら、


◆ヴァータ体質 → 風のエネルギー体質
◆ピッタ体質 → 火(熱)のエネルギー体質
◆カパ(カファ)体質 → 水のエネルギー体質

となり、

「風」の作用に強く影響を受ける

ヴァータ体質は、

まさに「痛風」に関わる体質なのです。


***


ヴァータ体質を、

もう少し詳しく見ますと、


■バランスが取れているときには、

  ・肉体面では機敏で活発、

  ・頑張りが持続します。

  ・精神的には、想像力豊かで

   状況の変化への順応性が高くなります。

   理解もはやく記憶力もあります。


■一方で、バランスが崩れると、

  ・肉体的には手足の冷え、便秘がちになり、

   よくガスが溜まってしまいます。

  ・頭痛や腰痛も起こりやすくなります。
  ・精神面では、不安を強く感じるようになり、

   気分がころころ変わりやすくなります。

   集中力が減退し、何事にも必要以上に

   心配症になります。


■かかりやすい病気は、痛風のほか、


   坐骨神経痛、冷え性、頭痛、腰痛症、

   不眠症、肩こり、パーキンソン氏病、

   心疾患、顔面麻痺、便秘症、骨性疾患、

   大腸性疾患、精神病など。


***


■心理的には、


「ヴァータ体質」が顕著に表れる人は、

一見、変人です。


アウトサイダー的要素が強く、

分析と理論で「なぜ?」と

突っ込んでいくタイプです。


そして、動作や行動や話すのが

とても早い。


このような体質は、

次々とアイデアを生み出し、

常人には計り知れない

夢を描けるという才能として

開花します。


ただ、周囲からは何を考えているか

分からないと見られるところがあるので、

時々、強烈な「取り残されたな不安」に

苛まれることがあります。


***


昨日あげた歴史上の偉人たちも、

周囲からは散々に

誤解を受けたことでしょう。


そうした周囲の目に不安を感じ、

自分自身も、自らの計画や

夢のあまりの実現性のなさに

大きく不安を感じたような時は、


カラダの足の指にまさに


「地に足をつけようね」


とばかりに激痛の症状を

起こすのです。


→お昼の記事へとつづく。