発熱には解熱剤は必要でしょうか? | おのぼり小児科・アレルギー科クリニック 毎月のニュース

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Q:発熱には解熱剤は必要でしょうか?

 

A;発熱とは37.5℃以上と言われています。個人差があり個人の平熱より1℃以上の上昇を発熱と考える場合もあります。検温は腋窩で電子体温計で測ります。測定での注意は、飲食後や入浴後、運動後及び外出後の30分は体の代謝の影響があり適しません。

 

夏起床時汗ばんでいる時は汗を拭いてから測ります。体温は早朝低く、夕方最も高くなります。感染症における発熱は生体防御反応の1つです。

 

体温が高いとウィルスに対する抗体を作りやすくなり、発熱により病気は治る方向へ向かいます。ただ、熱に強い子と弱い子が居ます。熱に弱い子は、解熱剤を使い、食事と睡眠を確保できるようにしましょう。

 

 

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