Bangkok Post : Small is beautiful
http://www99.bangkokpost.com/lite/topstories/341802/small-is-beautiful
かなり前になるがルームメイトの持って帰ってきたBangkok Postに興味のある記事があったので、ずっととっておいて、4月ごろにそのお店を訪ねてみた。
記事の内容は、中華街のメイン通りヤワラート通りに面してるLor Yaowarajという小さな商店の話。タイトル通り「Small is Beautiful」。48m2といった規模の小ささを生かし、セレクトし5000アイテム揃えてるという内容。
土地代の高い東京で小売業に携わる人なら誰しもが「お店の規模が大きければ…」と思った事あるだろう。
バンコクは土地代がそこまで高くないからか、Paragonのような無駄に広いショッピングモールは多い。
また、まだ小売業も発展途上なので日本のようなコレクトショップは少なく、ブランド店が多いのもタイの小売業での特徴。
そのタイでも狭い規模を武器にしてる東京の販売員も共感できるお店のお話。
記事を読んで買い物に行った際に、バンコクに来てずっと探していた芝麻醤(ゴマペースト)を店頭の方に問い合わてみようと。バンコク街中ではほとんどの系列のスーパーをまわったが芝麻醤は見つからず。分かった事はタイ系の店員さんは分からない事。稀に店頭の中華系のお客様が分かってくれるのだが、タイでは売ってないとの事。日本に住むマレーシアの華僑の友達に聞いたらマレーシアなどでは通常に売られてるらしいのに、なぜか中華圏のバンコクの街中では見かけない…。おもしろいよね。中華麺は数種類売ってるのに
で、試しに中華街に行って、このお店で訪ねてみた。最初のお店の人に伝えても理解してもらえず、しばらくすると奥からハスキーな声のおかみさんが。英語で僕の要望を聞いて、電話し始める。で、その電話が終わらない…(笑)
絶対、会話の趣旨は変わったよね…(笑)5分くらい経って諦めた僕が店を出ようとした際に「Come back 30 mins」っと。で、近くでお茶をして戻ってみたら、おかみさんがデスクの上の袋から芝麻醤の瓶を出して、「You need this!! 芝麻醤 right?」っと。本当にそこまでしてもらえるとは思ってなかったので、感激してしまった。
Small is Beautiful。小売店も店舗が小さくてもよいというのは、セレクトだけでなく、そのお店の人のネットワーク、情報量、実行力が揃っていればこそなのだと教えてもらいました。
で、先日、日本から友人が来タイしてた際に中華街へ行きたいと行ったのでついでによって芝麻醤を再度購入しに行ってみた。今回は最初に寄って、30分後に戻ろうかなっと。
そうしたら、今度は僕の事 覚えてて、少量だけど僕の欲しかった2瓶を在庫にあってすぐ買えたし。
(1本は前回2本用意してくれて1本しか購入しなかった僕要因の余剰在庫だと思うんだけど)
再度感動!!
駆け込み寺な強力な味方を見つけたかんじ
しかも、「前回、新聞持って来たから」ってダイアリーブックも頂いたし!!
まぁ、中華街来て中華麺の中華な材料を探して困ってる日本人はそうそういないわな
覚えやすい(笑)
ちなみに芝麻醤はタイ製では無く、アメリカのUnion Food(美國聮合食品工司)社製です。
やっぱりタイでは使わないのかな…(笑)