Janet Jackson / Discipline | 音楽日記 & バンコク日記

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Discipline
 Universal系列のIsland Def Jamへ移籍(出戻り?)後、初となるJanetの10th Album「Discipline」。10枚目のオリジナルアルバム。昨年末10枚目となる「X」をリリースしたKylieと同じ10枚目なんですね。一時期4年サイクルでリリースしていた時期があったので、Janetでオリジナルアルバム10枚と聞くととても月日が長く感じる。
 
 さて、今回の移籍だが、恋人のJ.D(Jermaine Dupri)を追いかけてなどと言われているが、前作「20Y.O.」がアメリカでミリオンすら取れなかった事、近年Club ChartとR&B ChartのChartの2 Chartに挟まれて思ったようにプロモーションが行われていない事が移籍の理由だろう。
 日本においても同様で、EMI時代は来日は多かったものの(サイン会もありましたよね)、CD発売日でも雑誌やフリーペーパーの雑誌に特集が書かれることはそうそう無く、日本でそこまで販促してもらえない大物スターって感じだったのに、今回のDisciplineに関しては、レコードショップのフリーペーパーの表紙になり特集が組まれるほど、かなりプロモに力が入っている。

 今回のアルバム、Main ProducerはJermaine Dupriだが、Rodney Jerkinsが良い仕事をしているように感じる。Produce曲こそJ.Dより1曲少ないが、Interludeは全てRodney。これもBrandyのAlbumでの仕事が評価されてでしょ。個人的にはこのInterludeがかなりウケていて、Janet Fanの友人Kyokoさんは大喜び。僕的には「Kyoko Door Open」ってセリフに大爆笑である。
 曲としては「Can't B Good」、「Never Letchu Go」が良いかな。Velvet Ropeの「Special」、All For Youの「Truth」が好きな人には気に入るのでは。いつもSingle Cutして欲しい「Can't B Good」、「Never Letchu Go」(←何かビバヒルのエンディングを彷彿させます) のようなSlowな曲っていつもSingle Cutしないけど。

 今回のアルバムはJanetにしてもかなりの勝負作で、良い楽曲が入っている事を示したかったからか、アルバム発売前に3曲が解禁されている。2nd Single「Rock With U」は納得がいくのだが、他にSingle Cut出来そうな曲が「2Nite」、「The 1 featuring Missy Elliott」、「Discipline」。何かSingle Cutしそうな曲が少なくて、このアルバムで1年はPromotionするよね??っと感じてしまう。R&B Chartで動けそうな曲は多々あるが、Club Chartで動けそうな曲は…。しかし、FeedbackにしてもClub向けのRemixが多々作られているので、意外なRemixが出てきそうで楽しみだ。

 それにしても、今回は1曲1曲がとても短い気が…