Justin側田 (ジャスティン・ロー)/JTV | 音楽日記 & バンコク日記

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Justin側田 (ジャスティン・ロー)/JTV JTV
 長く待たされた感のあるJustin側田 (ジャスティン・ロー)のNew Album「JTV」。理由は1st Album「Justin」と2nd Album「No Protection」の間が4ヶ月足らずだった為だろう。今回のアルバムは2nd Albumから1年半ほど間が開いている。
 
 Justin側田は76年NY生まれ。幼少期を香港ですごし、アメリカに戻り、アメリカでGraphic and Web Designerを勉強し、Yahoo! USでweb designerとして働いた後、香港に戻り音楽を行う。また、香港で有名なMusic ArrangerまたはProducerであるTed Loは、JustinのUncleにあたる。 03年にTed LoがMark雷頌徳にJustinを紹介したことを機に、Mark雷頌徳についてLeo古巨基の「大雄」を筆頭に作曲やProduceでAndy許志安、Kelly陳慧琳、Janice衛蘭と働いている。05年3月7から3日、4月6~9日に行われたLeo古巨基(レオ・クー)の「古巨基05勁歌金曲演唱會(CD)」でChorusとして参加し、05年末に「Justin」でデビューし、香港で大ヒットさせている。

 今回のアルバムはIntro、Outro、北京語曲、英語曲を各1曲含めた計14曲。「男人KTV」、「遅鈍(北京語曲:路人甲)以外は全てJustin側田が作曲。Produceも多くがMark雷頌徳、Justin側田が少し、Ted Loも製作に参加という大方の流れは今まで通り。
このアルバムからは「男人KTV」が先行曲として注目されたが、個人的には「我的最愛」で使われた「紅地氈」が好きかな。CD不況の香港らしく、SlowなBalladが多い中、こういうUP TempoなLiveで栄える曲があるのが嬉しい限り。Slowな曲が多いアルバムだが、一辺倒にならず、聞きやすい曲順になっているから飽きずに聞ける。
 
 最初聞いた感想としては"長く聞けるアルバム"。香港の音楽を聴く人に聞きたいけど、こう思える広東語のアルバムって結構無いですよね。だから聞いていて嬉しかったりするのです。