
(こっちはDVD付の改盤)
今年上半期の売上げチャートでTOP4の「Jolin蔡依林(ジョリーン・ツァイ)/J Game野蛮遊戯」である。
4月に出たJoline 蔡依林(ジョリーン・ツァイ)の「J Game野蛮遊戯」。結果は「これぞJoline!!」と期待を裏切らない。というか期待以上。昨年11月の台北ソロコンサートにあわせてRemixアルバムを出しているが、今作はSony 移籍後3枚目、1年ぶりのオリジナルアルバム。(※下記参照)コンサート後、波に乗って作られたが、大きな挫折をも乗り越えた。
移籍後のアルバム「看我72変」「城堡」で数曲をProduceし、恋仲になった大スターJay 周杰倫(ジェイ・チョウ)に、裏切りという形で捨てられ失恋(JolineはマスコミでJayがPattyと恋人宣言をした事を知ったという。終いにはマスコミを通して「あれは交際ではなかった」といった内容まで言われる始末)。当時、このアルバム用の曲を既にJayと数曲製作していたJoline は「Jay との曲は全てボツ」と結論を出す。また、発売が予定されていたコンサートのDVDもJayがゲスト出演していたからか発売を中止にしている。Jay という名前だけでビジネスが大きくなる台湾市場ではまさに“失恋貧乏”。“振られ損”である。しかし、この中華圏を騒がせた大失恋で今まで少年キラーと言われたJolineに多くの女性から同情、支持が集まり、女性のファンを獲得したのも事実である。
今回のアルバムは「Welcome to the J Game!!」という合図で始まる。ノリノリな上げ上げソング「野蛮遊戯」はまさにJoline色である。Joline というprojectの特徴の一つは「Joline 色になるあまり世界的にヒットしてない曲を見つけてきてJoline の曲してヒットさせる」事でもある。この曲はまさにJoline 色のカバー曲である。かと思うと、一瞬Jay が作ったような「許願池的希臘少女」もあるし、「天空」や同じレーベルの王力宏(ワン・リーホン)が書いた「獨佔神話」といったスローな曲も今回は好評である。
このアルバムを聴いて、Joline をアイドルと判断する人もいるだろうし、スターの卵、はしくれとして判断する人もいるだろう。しかし彼女が数多くの挫折を乗り越えアイドルから変化しているのは事実である。ぶっちゃけVivian 徐若瑄 (ビビアン・スー)だってボーカルトレーニングしてあんだけ歌い方変えても結局いまだにアイドルって言われるんだから、アイドルと言われようが気にしない。とにかく元気のでるアルバムである。同い年のJolineが頑張っているのだから、そんなノリになる。
※ 彼女は1998年にMTV主催のカラオケ大会で優勝し、翌99年に「1019」でデビュー。計4枚のアルバムを出すものの、01年後半から所属事務所と喧嘩別れし、「台湾の鈴木あみ状態」になる。この時のJolineにはあまりにアイドルすぎるのであえてカウントしない。
追記 Joline の04年11月のライブのDVD「J1演唱會影音全記録」の発売が決まりました。話題に便乗せず、いままで発売を延期した彼女を延期していた模様です。詳細はこちら