21世紀はアジアの時代といわれる。にも関わらず世界的なアジア人スターは未だ存在しない。UTADA、Toshi Kubotaと日本からも進出しているが、世界の壁は高い。しかし、00年全米進出しRicky Martinの全米ツアー前座を務めたCoco Lee、02年末から半年間Billboard Club Play Chartに4曲出し続けたSeiko、母が韓国人のAmerie、日本人のクォーターと在日韓国人が在籍するLinkin Parkと、アジア人の活動の場は着実に広がっている。
今一番世界が近いアジア人シンガーは、Tata Youngだ。Tataは80年に米国人の父とタイ人の母の間に生まれ、95年に「Amita Tata Young」でデビュー、タイで「タタ旋風」を起こす。米国コロンビアレコードと契約し、04年2月英語盤「I believe」で香港、台湾、中国、シンガポール、マレーシアに進出。同年8月にその波を受け日本でもデビュー。今年4月には日本国内7都市を回るツアーもしている。
このアルバムからは「I believe」「I think of you」「Cinderella」「Sexy,Naughty,Bitchy」とヒット曲を連発する。
タイだけでなく日本、中華圏で好評を博し、インド映画に「Dhoom Dhoom」を提供しインドでも大人気となった。MTV ASIA AIDで世界に人気、実力を披露した。現在製作中の次の英語盤では更にビックになるだろう。同じアジア人として、将来性に満ちた25歳のTata Youngを僕は応援したい。

