遠くても 寄り添って
言っても仕方ないことを あなたに話しました
過ぎた日々のことを 変えることなどできないし
まして あなたに話しても どうなるものでもないのに
あなたに聴いて欲しかった
尽きない悩みの
解けない謎の
消えない哀しみ
あなたは
わたしより ほんの少し長く生きて
わたしより たくさんのことを経験して
わたしと違う道を歩いて
わたしの思いつかない考え方を知っている
あなたに
誰にも言えない胸のうちを明かして
わたしの心は 少し軽くなった
でも あなたに余計な荷物を背負わせてしまいましたか?
あなたは 遠くに居るけれど
わたしの想いを受け止めて
心に 寄り添って くれたから
ありがとう
追憶
あの日のこと
あなたには もう遠い記憶
過ぎて 薄れてしまった記憶
わたしには
まだ 昨日のことのような
鮮やかな記憶
男は
過去にこだわらず 前を向いて歩く
女は
過去を胸に秘め 振り返りながら歩く
胸の奥に
燃える想い出があるなら
それは
生きる糧
それは
命が息づく証
想い出を秘めた この胸に
そっと手を当てて
あなたを想う
そして
明日への 夢を見る
迷いながら
ためらいながら
振り返りながら
夢を見る
