午後5時頃、卵かけご飯を食べる。予備校に行く日はいつもそうだ。予備校から帰ったら、夕食は別にとる。

台所の食器を洗う。両親は6時半過ぎでないと帰ってこない。弟は部活が終わって、いつ帰ってくるのか知らない。ぼくは不登校をするようになると、母に洗い物をするようにしつけられた。洗濯もしている。

洗い物が終わって、予備校に行く。予備校では休み時間でも、私語をしない。ぼくに話しかける人はいないし、ぼくが誰かに話しかけたりもしない。

昼の地震はなんだったのか? 爆発事件とぼくは関係ない、と思っていた。

日活ロマンポルノってなんだろ? ぼくは予備校の予習をしながら、思った。

なにか変だ。なんか、世界が終わってしまうような。

女の人の裸、観たい。でも、親に見つからないようにしないといけないように思う。

25世紀、16歳未満の人には機能の高いスマホやパソコンをもたせてはいけないことになっている。スマホは通話とメールの送受信の機能しかないものしかもてない。パソコンは学校で習うけど、16歳以上にならないと個人所有させてもらえない。家ではパソコンは親などの保護者がいなければ使ってはいけないことになっている。

大人たちは、そうして子供たちは守られているのだと言う。ぼくは後で、自分が守られていたと理解することになる。

江崎くんの友達くんとグループのリーダーを交替したコンピューターは思考した。

核ミサイル基地の防衛機能がほしい。

コンピューターの指示で運用出来る部隊がほしい。

内戦に対応するための武力がほしい。

災害派遣の専門部隊としてつくる。高スペックの武器をもたせる。

エリート戦隊と呼ばせて、予算をとれるだけとろう。

災害などにより、官邸や地方自治体の機能が喪失した場合を想定させれば、コンピューターの判断だけで出動出来る部隊を作れるだろう。