スイカ屋をするようになるより前に、ぼくはビンの出荷をする仕事がなくて、チリ紙交換屋の助手をして2トントラックに同乗することがあった。それでその人は##野にいった。それである老婆の家を訪ねると、
「この人に話すことがあるでしょ」とか言った。それで老婆は、
「この風除室で寝ている人がいたの」
ということを言うと、
「こうやって、しばらく寝ていたんだな」とそのイトウさんが答えた。
「あれ、なに作っていたんだべ。鳥でもね、魚でもね。血で大変だった」
「ゴミ捨て場に骨が捨ててあって、みんなで調べたの。すると頭の骨が出てきたの。きれいな箱に入っていたわ。それで警察を呼んだわ。でも警察はゴミ屋さんに骨をもっていかせたの。保管してくれるように頼んだけど、置くところがないからって、捨ててしまったの。
家族の人が来ていたわ。骨があればちゃんとする(供養か?)」って。でも骨はゴミと燃やしてしまったの」
ちょっと、話を整理しきれないがそういう話を聞かされた。
「人を殺して、肉を食べさせて口封じ・・・」とかイトウさんが言っていた。
で、会社にもどると、
「あそこで肉をもらえるぞ」とぼくと同じぐらいの人が言って、イトウさんに怒られていた。