ぼくはコンピューターの学習ソフトでの勉強をやめて、テレビでニュースを見たいと思った。テレビは、ニュースをやっていないな。

と、食事の時間を教えるラッパが放送された。

ドアの前にいくとドアが自動に開く。スマートウォッチが壊れたら、部屋を出入り出来なくなるわけか。もしかしたら、ぼくを部屋に閉じこめることも出来るのではないのか? 部屋の中に簡易トイレがあった。

そんなことより、昼ご飯だ。

廊下を歩いて行って、曹士食堂はここだな。幹部食堂は隣か。

隊長はいま人間は2人しか、いないと言っていたな。すると、働いているのはロボットか。

お盆をとり、箸と飯、おかず、味噌汁をのせてテーブルにつく。貸し切りだな。

食事を終わったら、ロボットの班長に何をすればいいか聞きに行こう。

水沢隊長はコンピューターが分からなくなった。特務部隊はホームページとかを作っていない。内戦に対応するための秘密部隊だからだ。これは部下には内緒にしないといけない。

いま、いる所は仮住まいだ。それが、金をかけて人数分のガンダム操縦のシミュレーション機器を製作中。

国旗を掲揚しない自衛隊基地である特務部隊。長く自衛隊にいる隊員なら、おかしいと思う。だから、俺の部下は新兵でかためられる。

これから、部下が集まって何を教育すればいいのか? 災害派遣に多数のガンダムが必要か? これは基地防衛のためだ。だが、俺はその基地がどこにあるかを知らない。

ガンダムのAIは戦闘をフルオートで出来る。人間がそろっていなくてもガンダムだけでその基地まで飛んで行っていいのでないのか?

新兵がそろったら、まず何をすればいいのか? 俺が考えなくてはいけないのか? まず、サポートスーツの調整か?

ぼくはまず、居室に案内された。個室だった。バッグを置いて、言われたとおり、ジャージに着替える。

ロボットは自分は、教官だと言った。そして教室、食堂、体育館、ルームランナーなどが多数置かれているジム、浴場、トイレ、洗面室、売店、銀行、娯楽室、隊長室、教官事務室などを案内された。どこも外に出ないで行けた。

居室に戻り、食事まで自由に過ごしていいと言う。部屋には、ベッド、パソコンが置かれた机、ロッカーが備え付けられていた。

ロボットは教官なのだから、どう呼べばいいのかと聞いた。イワブチ班長、あるいは班長と呼べばいいと言うことだった。教官事務室にいるので、なにかあったらなんでも聞きに来ていいと言われた。そして、スマートウォッチを渡されて、それがないと居室のドアなどが開かないとのことだった。腕を洗う時以外は寝ている時も手首に着けていないといけないと言われた。これで、腕時計を買わないで済んだ。あと、2時間ぐらいで昼食だ。

机に座ってパソコンの電源を入れてみる。テレビチューナーもついていることが分かった。いろいろいじってみて、これは個別に独習で勉強させるものだと思った。よく調べると、学習ソフトがあった。自衛隊法の勉強をすることにした。