私立校に入学したぼくは公務員になりたかった。その高校では、2年生から国立大学を受験するためねⅣ類、私立大学受験のためねⅢ類、この高校は大学の付属高校でその大学へは論分試験だけでエスカレーター式に進学するⅡ類、就職組のⅠ類に分かれる。そして、そのⅠ類には公務員試験合格を目指す公務員コースと呼ばれるクラスがあった。

高校1年生の3学期、2年生になったらどこの類に進みたいかというアンケートにⅠ類にチェックした。それをクラスメイトに見られて、意外に思われた。私立の手抜きばかりの授業を受けつつ、真面目に勉強するぼくは4類を目指すものと思われていたからだ。公務員コースの志望者は多数で試験を受けないといけなかった。

高校の入試は公立の先に私立が先に試験がある。そして、私立の試験には専願と併願がある。併願と言うの公立に合格した場合は公立に入学することを条件にして、専願は受かったら他の入学試験を受けないという条件の試験だ。ぼくは私立校を専願で受けることにした。

ぼくの受けた入学試験は、一生懸命勉強したのが悲しくなるほど簡単なテストだった。その3日後だったか、中学3年生の時の担任の先生から固定回線の電話に電話がかかってきた。合格したという電話だった。ぼくは薄情なもので先生の名前を忘れていた。ぼくが勉強している裏で親や学校の先生が書類などを用意してくれていたのだった。

やがで冬がきて、新年を迎え、高校受験の日がきた。

テレビは相変わらず、ポルノと呼ばれるものばかり、放送していた。

ただ、時々新聞を読むと外見で人間と全く見分けのつかないロボットが爆発すると言う事件が日本各地で起きているそうだった。なんか、自衛隊の幹部隊員とかが爆死しているらしい。あと、ロボットがいきなり学校、圖書館、個人の家のパソコンのある所にきて爆発する場合もあるようだった。それで、新聞では知らない人が勝手に入ってきたり、街中でなんか目つきが平常でない人がいたら自爆ロボットではないかと疑って逃げるように呼びかけられた。