こんにちは、広島のぽぽんです。
昨日えりちゃんと二人で、Zoomを使って絵本読みの練習をしました。(なんの絵本かは、9月5日のお楽しみ!)
そのとき、二人してどうにも最後のオチがわからなくて、
どうしてこうなったんだろうね?待って待って、もしかして化けてたのかな?
きっとそうだよ、あれ?でも裏表紙の絵には・・・。
裏表紙は本物があるんじゃない?
そんなことないよ、見比べてみて、模様がちがうよ。
えーー、どうしてどこでどうなったのー?
二人ともぶつぶつ言いながらページをめくります。
あ!わかった!ここ、ここの上の端っこですり替えてる!!
ほんとだー、次のページにもちゃんと本物と偽物が描いてある!
二人してびっくりびっくり、大笑い。
なんで気が付かなかったんだろう。
お話しのオチは、絵の中にあったのです。
今までにも見たことのある絵本で、二人で練習する前にそれぞれ読み練習もしていたのに。
文字ばかり見て、絵が読み取れてなかったのですね。
やっぱりあれこれ話し合いながら練習するのって、一人では気づけないことに気が付けて大事ですね。
今日も職場で大型絵本『しりとりのだいすきなおうさま』の読み合わせをしていて、地の文担当で文字ばかり見ていたせいか、4p、5pの見開きの「しりとり」になっている絵に気が付かずにさっさとページをめくってしまいました。
と、打ち込んでいて、表紙にもその仕掛けがあることに今気が付きました。なんということでしょう。
鈴木出版2004年
ずいぶん前にも、
『あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま』をあちこち持って回っていて、何度目かで「おくさんの目がちょっとずつ開いてるね」と感想をもらって、初めて気が付いたことがありました。
イ・ヨンギョンぶん・え かみやにじ やく
福音館書店 1999年
縫物がとても上手なあかてぬぐいのおくさんが居眠りをしていると、7つ道具のものさし、はさみ、はり、いと、ゆびぬき、のしごて、ひのしが小さな人の姿になって、それぞれ自分が一番役に立っていると言い合うのです。
横長の大きめの絵本で、見開きページの右端に転寝している奥さんの頭、左端に四角く囲った文章が配置されています。
絵本をぐらぐらさせないように一生懸命支えて文章を読んでいたので、奥さんの絵に目が行っていなかったのですね。
絵を読む大切さ、面白さ。
それから、みんなで同じ絵本を見る楽しさ。
6月、7月に持って回って子どもたちに大人気だった
『はらぺこソーダくん』も、絵の仕掛けを見つけて楽しめる絵本です。
『はらぺこソーダくん』岩田 明子(著)
発行:佼成出版社 2014年
はらぺこのソーダくんに、果物が近づくと、ストローがにょろ~。
えー、まさかー、とびっくりを楽しんだ後、
2回、3回じっくりと絵を眺めて、何が変わってるか、
発見してみてくださいね。