こんにちは!東京下町在住のあいりーんです。
2/8、東京にも雪が積もりました。まだまだ冬本番。全国で大雪にお困りの方々、お見舞い申し上げます

2/8 投票前に近所の神社でパチリ
ふわっふわの雪でした
さて、久しぶりのブログ投稿は久しぶりのお出かけ投稿です♪
今回向かったのは、、、
みんなの大好きな
ピーターラビットに会える
大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館です
アクセスを調べると、少々遠距離。
折角なので、オンライン絵本会お出かけ仲間の遠足企画にして、
5人で出かけましたよ
池袋から東武東上線急行に乗り継いで、高坂駅で下車し、
バスで3分!向かうは
「埼玉県こども動物自然公園」

国内で唯一、幸福な動物クオッカに会える動物園です
埼玉県こども動物自然公園HP
https://www.parks.or.jp/sczoo/
そう、この資料館、お隣の大東文化大学の施設にして、広大なこども動物園内にあるユニークな文化学術施設なのです。
動物公園を入って少し行くと、こんなに素敵な建物が!

↑一緒に出かけたかわいんが絶妙なアングルで撮影してくれました♪壁をつたう白藤は4月下旬から見頃だそうです
ピーターラビットといえば、絵本好きさんでなくともお馴染みの超有名なうさぎ

我が家も子どもが生まれるたびにお祝いでプレートやカップを頂き、愛用してきました。
けれど、描かれているイラストが絵本シリーズからのものだとは全く意識していませんでした

それほど
ピーターラビット=キャラクター
になっていました
さぁさぁ、レッツゴー

ピーターラビットの絵本の誕生
遡ること、130年ほど前!!
1893年にイギリスの女性
ビアトリクス・ポターが、親しい友人の息子ノエル君にお見舞いの
絵手紙を描いたところがピーターラビットの誕生シーンです

(資料館2階で放映される 伝記ショートフィルムでも描かれていました

)
この絵手紙は、パネルになって、日本語訳付きで展示されていました。
生き生きとした線描から、ポターの卓越した画力が伺えます。
まさに、うまれたてのピーターラビットです!
ポターは、それを元に絵本を出そうと出版社数社に相談するも、全て断られ、
1901年、私家版として口絵のみカラーで他は白黒の絵本を自費出版。
翌1902年、やっとフレデリック・ウォーン社よりカラーイラストでの絵本が出版されました。これが、現在私たちが手に取る『ピーターラビットのおはなし』となりました。
"THE TALE OF PETER RABIT"
(taleは、しっぽの tail にひっかけたそうですよ)
子どもが読みやすいようにと、今のサイズ同様手のひらサイズで、お値段も控えめとあって、瞬く間に評判となり、ビアトリクス・ポターの絵本作家としての人生がスタートしました。
(断った出版社たちは後年さぞ残念がったことでしょうね)
その貴重な最初の絵本である「私家版」が、展示されていました
(250部しか作られなかった稀少本!)
さらにシリーズ24冊全ての初版本が揃って並び、本当に貴重なコレクションに驚きました!
(本国イギリスにも類を見ないそうです)
そのビアトリクス・ポターが住んでいた素敵な家(ヒルトップハウス)をほぼ原寸で建てたのがこちらの資料館なのです!
(消防法などの兼ね合いで、天井は高く、階段は広くなっているとのことです)
館内は一室を除いて撮影不可なのが残念ですが、
ピーターラビットの絵本シリーズの作品には、このヒルトップハウスがところどころ登場します

まさに、絵本の中に入った気分!
是非、見学前には、
『ひげのサムエルのおはなし』を読んでから行くことをオススメします

(私たちも薦められて、行きの電車内では「ねこまきだんご」の話題で持ちきりに!)
ビアトリクス・ポター 作・絵
いしいももこ 訳
福音館書店 1974年2月
(あらすじ)
タビタ奥さんは、パンを焼く間に子どもたちを押入れに閉じこめておくことにしましたが、いたずらっ子のトムはそこから脱走してしまいます。大きな屋敷を探険するトムでしたが、うっかり屋根裏に迷い込んでしまいます。そこに住んでいたのは年寄り大ネズミのサムエルと奥さんのアナ・マライアでした。ふたりに捕まったトムはぐるぐる巻きにされてしまいます。なぜって、サムエルの所望したのはバターと練り粉とこねこでできた、「ねこまき団子」だったんです!
(福音館書店ホームページより引用)
↑この「大きな屋敷」こそ、ヒルトップハウスがモデルなので、描かれている場所で「ここだ~!」と盛り上がりました。おまけに、「ねこまき団子」作りに欠かせない「あの道具」も置かれていて、ついつい大騒ぎの私たちでした。
この作品については、ガイドをしてくださった学芸員の方より
「川上未映子さんの新訳では、ひげのサムエルは関西弁なのですよ」
との解説があり、早速資料が豊富に揃った2階研修室で石井桃子訳と読み比べ!いやぁ、面白かった!
ついでに見つけた紙芝居もゆかぽんに読んでもらって、大満足!
資料や絵本についても様々な発見があり、一人では気付かない学びもたっぷりでした。

紙芝居『モペットちゃんのおはなし』
ビアトリクス・ポター 原作・絵
フレデリック・ウォーン社 監修
教育画劇 2018年
撮影OKな第4室では、お話の世界を作り込んだ展示が楽しいです。
資料館の周りは、ヒルトップ農場を模した植栽や畑があります。
畑の中のかかしに感激
↓ ↓ ↓ ↓

第1作『ピーターラビットのおはなし』で、マグレガーさんの畑から逃げるときに脱げてしまった青い上着!
その翌日のおはなしである『ベンジャミンバニーのおはなし』では、このかかしに着せられた上着とくつを取り返しに行く大冒険が語られます。
『バンジャミン バニーのおはなし』
ビアトリクス・ポター さく・え
いしいももこ やく
福音館書店 1971年
ビアトリクス・ポターは事業家?!環境活動家?!
ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターは、絵本『ピーターラビットのおはなし』を出版した翌1903年、ピーターラビットの人形を作り特許庁に登録。これにより、絵本だけでなく、商品からも利益を得ることに。

資料館のぬいぐるみたち!
撮影できませんでしたが、ちょうど期間限定でピーターラビットのおひなさま(人形の吉徳謹製)も見られました♪
そして、印税などを元に、愛する湖水地方の農場をいくつも購入し保全活動を続けたのです
その広さ4000エーカー(東京ドーム350個ぐらい)!!
都会生まれで孤独な幼少期を過ごしたビアトリクスが、大いなる自然に癒やしを求め、そこでたくましく生きていく中で次々にシリーズ絵本が生み出されました。
そんなビアトリクス・ポター自身の伝記絵本を紹介します。

『ビアトリクス・ポター物語 ピーターラビットと自然を守った人』
キャティ・ウーリー 作 ジニー・スー 絵
中井 はるの 訳 河野 芳英 監修
化学同人 2023年08月
この絵本には、写真撮影が趣味だったビアトリクスの父親が撮影した、当時の写真も豊富に掲載されています
女性の活躍が制限されていた時代に、先駆的に様々なことを切り開いてきたビアトリクス・ポター。彼女が守った美しい湖水地方は、2017年に世界遺産に登録されました。
「ピーターラビットの絵本と自然保護」@絵本学会大会2026
さて、何故いまピーターラビットなのか???
まさに北海道の湖水地方である上川町で、6月に開催される絵本学会大会にて、「ピーターラビットの絵本と自然保護」というテーマでラウンドテーブルが開催されるのです
折角だから、大会前にピーターラビットの絵本を全部読もう~♪
という気持ちから、、、読み始めると一冊一冊が面白く、音読しては途中でクスクス(笑)、最後まで行ったら最初から絵を丁寧に見返してキュンキュン
、、、と、楽しんでいるのです👏👏
第29回絵本学会大会
2026年6月27日(土)~28日(日)10時~17時
テーマ:絵本はいのちのバトン
@北海道 上川町 かみんぐホール

(申し込みは少しお待ちくださいね)
昨年6月にミッキーさんがブログで予告していましたね~♪
ピーターラビットや絵本に興味のある方、絵本学会大会でお目にかかりましょう~
以上、取りあえず旭川のホテルと✈飛行機を予約したあいりーんでした
いつか英国湖水地方も訪ねてみたいな