つながっていこう~オンライン版絵本で支援プロジェクト【公式ブログ】

こんにちは!

道産子のめめさんです。

札幌市内の小学生の夏休みは昨日8/25(日)で終わりました。昨年の猛暑を受け、熱中症対策として道立の小学校は昨年よりも5日間も長かったのです。まだまだエアコンなどの設備が追い付いていないのが現状なので今後も子ども達の熱中症対策や居場所づくりは課題になると思います。私の娘たちが小学生の頃はお盆明けの8/17日ごろから学校が始まりました。その当時は3学期制だったので夏休みが終わると2学期が始まりました。上の子が高学年になる頃から前期後期と2学期制に変わりました。子ども達の環境も時代とともに色々なところが変わっているんだなぁと感じます。

娘たちはそれぞれに嫁ぎました。いまは長期休暇で帰省してきてくれることが私の楽しみのひとつです。今年の夏は以前から憧れていたキャンピングカーで長女夫婦と道東の秘境を巡る旅を実現することができました。今日のめめさんのブログはこの夏の3泊4日の旅のほんの一部ですが、数年ぶりに訪れた知床の大自然や生き物について書いてみようと思います。

 

 

 知床半島

アイヌ語で「シレトク」(大地の行き詰まり)と呼ばれる秘境知床は多種の希少動植物を育む美しい原始的な森や河川・海が織りなす食物連鎖が見られます。まだ私は実際に見に行ったことがないのですが、流氷が接岸する世界最南端の地としても国際的に高く評価されています。今から19年前2005年7月17日にユネスコ世界自然遺産に登録されました。今年も海外から多くの人たちが訪れていました。

 

 知床自然センター

知床自然センターには大きなパネルで知床半島全体の様子や生態系などを展示していました。オジロワシやシマフクロウは絶滅危惧種であり、この知床の地はヒグマやエゾシカ・キタキツネの生息地。フレペの滝遊歩道や知床五湖トレッキングの時には、原始林の中を歩くので、いまにも野生動物と出くわすのではないかというくらいの緊張感を味わいました。トレッキングの前には一人500円を支払い、必ずレクチャーを受けて「立入認定証」をもらいます。食べ物の持ち込みは一切ダメなのは勿論のこと、匂いの強いと思われるものはジップ付きの袋に入れます。飲み物は、お茶か水のみです。「私達人間が自然動物の生活の場に足を踏み入れるということを忘れてはいけない!」と何度も言われました。

 ヒグマとの共存

知床自然センターには、ヒグマの生態系が分かる面白い展示コーナーがありました。ヒグマが好きな私は興味津々(*^-^*)写メを取りながらメモメモ(笑)。

<ヒグマの四季>

春・・・大地が雪に覆われている知床の春。3~5月にかけて穴から出てくる⇨秋にたっぷり蓄えた脂肪はすっかり使い果たしてスリムな姿になっている!!雪解けが早い海岸沿いの斜面や湿地で食べ物を探すようです。この時期の食べ物は、ザゼンソウ・イラクサ・セリカ科の若芽・ミズバショウの根・エゾシカやクジラの死体など。

夏・・・大地が新録で溢れる初夏。5月下旬~6月は、年に一度の恋の季節なんですって。普段は単独行動のヒグマもこの時期はメスを求めてオスは活発に行動していつもより長い距離を行動する!この時期の食べ物は、オオブキ・オオハナウド・アリ・ハリ・セミの幼虫・ハイマツの実・高山植物。

秋・・・長い冬ごもりに備えて脂肪を沢山蓄える大事な時期。河口から高山帯まで秋の知床には沢山の食べ物があるので根雪になるまでには丸々と太ります。この時期の食べ物は、ドングリ・サルナシ・ヤマブドウ・ナイマツ・コケモモ・サケ・マス。

冬・・・寒さの厳しい冬は、穴の中で飲まず食わずで排泄も一切しないで過ごします。冬ごもりの穴は地面に掘ることが多く、穴の奥には笹や木の枝を敷いた寝床があります。ヒグマの冬ごもりは他の哺乳類の冬眠と違って睡眠状態に近いそうです。

<ヒグマの子育て>

 

ヒグマの赤ちゃん・・・1月末~2月初めに冬ごもりの穴の中で1~3頭の赤ちゃんを産みます。赤ちゃんは体重が400g前後。体長20㎝、毛もほとんどなく目もほとんど見えていない、未熟な状態で生まれます。母グマは約3カ月お乳のみで育て、穴から出る頃は子グマの体重は10倍の5㎏になっています。

 

子グマの成長・・・子グマが穴の外で生活できるようになると子グマを連れた母グマは他のヒグマより遅れて外に出ます。大人のオスは子グマを襲って食べてしまうこともあるので母グマは

非常に警戒心が強く命懸けで子グマを守ります。危険を感じたら母グマは子グマを安全な木の上に登らせます。

初めての冬・・・初めての冬ごもりは母グマと同じ穴に入り春を待ちます。子グマが母グマから離れて生活するのは、誕生してから1年半または2年半ほどたった頃からです。

 

<ヒグマの冬眠のナゾ>

1. 中型以上の哺乳類で冬眠をするのはクマの仲間だけ!

2. 体温は低下はわずか4~6度下がるだけ!(シマリスは外気温まで低下する)

3. 摂餌も排泄もせずに眠り続ける!

4. 妊娠しているメスグマは冬眠中に出産と育児をする!そんな動物は他にはいません!

 そして絵本との出会い

もうひとつ大きな木の根っこに大きなクマのぬいぐるみが置いてあるコーナーがありました。

 

ここには『しれとこきょうだいのヌプとカナのおはなし』という絵本が手に取れるように置いてありました。

このお話は知床で語り継がれてきたヒグマと人の物語です。作家のあかしのぶこさんは、京都生まれ、旅行で訪れた知床に永く滞在したくなり知床ボランティアとして活動するうちにそのまま知床に住みついたそうです。そして観光で訪れる人に紙芝居で少しでもヒグマのことを知ってほしいと上演していたお話に加筆して2008年に絵本になりました。小さいお子さんにもそして大人にも伝えたい思いを絵本は届けてくれます。知床は私たち人間がいかに自然や動物を守り、人間と野生動物の共存をどこまで可能にしていけるかを考えさせられる場所でもありました。

『しれとこきょうだいのヌプとカナのおはなし』(著者:あかしのぶこ/発行:公益財団法人知床財団/初版2008年10月)

・森の木々も雪の分厚いふとんにくるまって、冬の眠りにつく頃穴の中で2頭のヒグマが産まれました。・・・男の子はヌプ・女の子はカナ。母グマの愛情を一身に受けながら知床の豊かな自然の中ですくすくと育つ2頭のヒグマ。ある日事件が起こりました。車から落ちたお菓子をヌプが食べてしまったのです。ヌプは一度食べたお菓子の味が忘れられなくて・・・。ニンゲンのくらしている場所に近づていきます。そしてヌプはどうなってしまったと思いますか?このお話は、私達人間の何気ない行動をもう一度考える機会になると思います。そしてあかしのぶこさんの伸びやかで迫力のあるヒグマと知床の四季折々の風景は心打つものがあります。ぜひ手に取ってほしい1冊です。

 

他にも知床自然センターでヒグマが出てくる絵本が売っていました。

ヒグマが出てくる絵本はまだまだ他にもありますね。

 

 おすすめスポット

最後に紹介したい景勝地は、阿寒摩周国立公園にある「神の子池」です。その池の透明度は、浸水5メートルの池の底に泳いでいるオショロコマの赤い斑点まではっきりと見えます。摩周湖の地下水によってできたといわれる青い湧き水は必見です。それから「さくらの滝」も感動的でした。6月から8月の3か月間だけですがおおよそ3000匹のサクラマスが遡上する姿が見られます。3メートルの滝を何十匹と言うサクラマスが次々とジャンプし続ける姿にその場からすぐには立ち去れない気持ちになりました。「命の根源」「命の尊厳」言葉に表せない命の躍動を感じました。

 

旅先で家族と同じものを見て共感したり、温泉に入って美味しいものを食べて笑い、時間を気にせず語り合う。

やっぱり旅っていいものですね。皆さんのこの夏の思い出はなにかな?

 

 

 

 

夏休み、いかがお過ごしでしたか?京都のくぼちゃんです。

 

私は、京都北山のnalba(ナルバ)」(代表:楠本貞愛さん)の子ども達と一緒に、韓国・釜山への船旅に、絵本チームとして参加しました。

 

nalba(ナルバ)は、「食と農をベースに生きる力を育む」ことをテーマにした、放課後の子ども達の居場所であり、自学自炊のコミュニティです。ここでは、子どもも大人も共に学び合い、成長しながら「成るべきものに成る場(ナルバ)」を目指しています。

今回の旅には、小学2年生から5年生までの10名の子ども達が参加しました。8月19日に大阪港を出発し、釜山で2泊、23日に帰国しました。出発前には、韓国語での自己紹介や挨拶の練習を行いました。釜山観光の役立つ情報や韓国の基礎知識が手作りの旅のしおりにまとめられており、その丁寧な準備に感心しました。「知っているとよい韓国語」もとても役立ちました。

 

絵本チームのわこちゃん、みどりさん、私は、行き帰りの船の中で絵本を読みました。

行きの船では、わこちゃんが早口言葉を披露。

 

私は、『わたしは地下鉄です』を読みました。少し長めのお話でしたが、子ども達はみんな真剣に聞いてくれて、とても嬉しかったです。

『わたしは地下鉄です』

作: キム・ヒョウン 訳: 万木森 玲
出版社: 岩崎書店 2023年

ソウルを走る地下鉄が主人公の絵本です。地下鉄が乗客の人生を語り、韓国の日常を垣間見ることができます。

 

 

みどりさんは「いのち」についてのお話をし、聴診器で心臓の音を聞く体験も行いました。

 

釜山港に到着後、東西大学の学生さんたちと合流し、一人ずつ韓国語で自己紹介をしました。オリニ公園の教育文化会館で行われた伝統楽器のワークショップでは、子ども達の息の合った演奏を聴くことができ、そのリズムが体に響き、感動しました。

 

釜山2日目は、願い事を叶えてくれることで有名な海の寺「海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)」へ歩いて行きました。

このお寺から京都北山のnalbaのお友達とビデオ通話をする光景がとても微笑ましかったです。

 

地下鉄に乗りました。船の中で読んだ絵本と通じるものがあると感じました。切符ではなく、コインを購入し、改札口で投入しました。

新世界(シンセゲ)のスパランドへ行き、リフレッシュしました。

子ども達が自分の持ち物をきちんと管理し、荷物を持ち合って助け合う姿を何度も目にしました。また、お金の管理もしっかりできていて感心しました。代表の貞愛さんが、子ども達にその都度、何がしたいか、何を食べたいかを尋ね、話し合いを通して次の行動を決める姿勢もとても素晴らしいと感じました。好奇心旺盛な子ども達の目はキラキラしていました。親元を離れて自分のことは自分で頑張る子ども達の姿を見て、逞しいなと感じました。

 

釜山3日目は…

アーティスト達の手で街が大きく変化した甘川(カンチョン)文化村を見学しました。

チャガルチ市場(写真)や国際市場(クッチェシジャン)で買い物や食事を楽しみました。

 

帰りの船では、次の3冊を読みました。

『ソルビム2 お正月の晴れ着(男の子編)』
作・絵: ぺ・ヒョンジュ 訳: ピョン・キジャ
出版社: らんか社 2007年

お正月を迎える晴れ着を、ソルビムといいます。男の子が、ひとりでソルビムを着るお話です。

 

『こいぬのうんち』

作: クオン・ジョンセン 絵: チョン・スンガク
訳: ピョン・キジャ
出版社: 平凡社 2000年

「汚くて何の役にも立たない。僕はどうしたらいいの?」。どんなものにも無意味な物はなく、大事な存在です。

この本にまつわるお話を貞愛さんから伺いました。30年ほど前、貞愛さんが子育てをしながら出版社を運営していた時、このお話を含む童話集を「コリア児童文学選」としてシリーズで出版されていたとのことです。著者のクォン・ジョンセン先生を山奥のお住まいに訪ね、印税をお届けしたエピソードもお聞きしました。クォン先生はとても慎ましく、ユーモアのある優しい方だったそうです。また、貞愛さんは済州島の民話を京都で劇に仕立てて上演したり、済州島で「きよの絵本劇場」の清野さんを伴って、子どもの本の集いを開催したりしていたそうです。子ども達に、他国に親しみを持ってほしいという貞愛さんの母心に、ただただ敬服します。

 

『勇気』

作・絵: バーナード・ウェーバー
訳: 日野原重明
出版社: ユーリーグ 2003年

この絵本にはたくさんの勇気が詰まっていて、自信が湧いてきます。(書影については確認中です)

 

お別れの際には名残惜しさもありましたが、自然に感謝の気持ちを伝えてくれました。かわいい折り紙のお花を添えたお礼のお手紙もいただき、とても嬉しかったです。貞愛さんをはじめ、nalbaのスタッフの皆さんの子ども達への愛情あふれる関わり方から学ぶことがたくさんありました。

韓国・釜山の旅は、とても貴重な体験でした。楽しかった5日間が終わり、まだ旅の余韻に浸っていたいきょう一日です。

 

みちゃちゃです。

 

今年は熱中症警戒アラートが何度発令されたか数えきれないくらい、
本当に暑い夏でした。


7月8月は、ちょっと気合を入れないといけない「特別なこと」がいくつも重なって、

暑さに熱さの加わる夏となりました。

 

今日はその中の一つ、

オンライン絵本会のあいりーん、おこちゃん、ゆかぽんにもお手伝いいただいた

8月8日のフォーラムについて書きます。


主催は、一般社団法人マネジメントクロス絵本。

『絵本はマネジメントの教科書』の出版を機に、

帯を書いてくださったドラッカー学会の共同代表理事佐藤等先生から
背中を押されて、この普及推進に賛同する三人の理事と共にスタートした法人です。

この社団法人は、社会に対して「私たちの仕事」を提示しています。

 

 

その中の一つに、年1回の発表会つまりフォーラムの開催を掲げています。
私たちの活動の発表の、第一回発表会の開催。それが8月8日でした。

私たちの社団のロゴが「∞」。


なので、8月8日ってわけです。

場所は、神田神保町のbookhousecafe。

 


第一回のテーマは「小さな存在が動かす力」。
絵本に学ぶ仕事術というワークを用いている、用いようとしている3社の企業を代表して

社員様に発表をしていただきました。

 

最初は、

創業1960年のキムチ専門店

食卓が笑顔になる伝統のキムチや韓国食材を卸し小売りしている会社から、

生産工場の社員さんが発表してくださいました。



次に、札幌に認定こども園を5園もつ学校法人北邦学園の主任先生。
オンライン絵本会のこちらのブログを書いてくれているのりちゃんは、

北邦学園の理事長さんであり、

マネジメントクロス絵本の賛同者理事さんです。



この2社からは、絵本×マネジメント®のメソッドが、どのような効果をもたらしてきたのか、

組織がどのように変わったのかということを知っていただく機会になりました。

 

そして、富士電機株式会社の人材育成室の社員さんから、
絵本×マネジメントの導入のきっかけと、今後のワーク活用についてのお話をしていただきました。
大きな組織で「絵本×マネジメント®」を展開する意味について
参加者の方に感じていただけたようです。

そして、
ドラッカー学会の共同代表理事佐藤等先生の総評。

先生は、なぜこのメソッドが効果を出すことができるのかを、

『地獄』千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵を用いてお話しいただきました。

開催がお盆の直前という事もあり、
参加者のみなさまには、地獄というコンセプトをきっと考えるお盆になったことでしょう。

オンラインのご参加はここまで。

 

この後会場のみなさまでワーク体験です。

手に持ってくださっているのが、今日のためのワーク。

ほんの5分の1程度ですが、体験していただきました。

この時に、オンライン絵本会のおこちゃんに

『おおきなかぶ』を読んでいただきました。

その朗読が、あまりにもすてきで。

優しくて、力強くて、私は聞きほれてしまいました。

 

おこちゃん、ありがとう!!

 

 

 

おこちゃんに絵本を読んでいただいた後に、

ワークを用いて対話をします。



この後、慣れてくるとあちらこちらで笑い声が聞こえてきました。
ゆかぽん、あいりーんも体験してくれました!

 

 

 



マネジメントクロス絵本。 という考え方。

これを普及推進・啓蒙していくために、年一回と言わず、もう少し頻度を上げようという事も検討しています。
内容ももっと進化させていきます。
多くの人に届くように、この活動に賛同して一緒に歩いてくださる方も募集しています。
HPからご覧いただけます。

 

きっと、この概念が、当たり前になる日がくることを願って、

翌日理事4名とランチしました。

 

 

 

絵本が企業に浸透していく・・
もう17-8年続けてきたことですが、
今こうして、知っていただくことが本当にうれしく感謝いっぱいです。

 

 

 

ととけっこ~

 

今月もわらべうたで
あそびましょ!
ひろこです。

 

ひとつひとつの季節。。。

赤ちゃんにとっては初めての体験ですね。

そして、ママにとっても

赤ちゃんを迎えての初めての夏

水分補給は・・・??

おっぱいだけでいいの・・・??

不安でいっぱいですよね。

 

暑い暑い夏…

なかなか終わりそうにありません。

 

ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符

 

息を、ふぅ~~っとはいて

肩の力を抜いて

絵本を見ながら

わらべうたをうたってみませんか!!

 

鳥鳥鳥

 

♬ととけっこよがあけた

まめでっぽー

おきてきなー♬

 

寝ているお子さんを起こしてあげるうたです。

肩などをポンポンと

優しくたたきながら

うたいます。

 

うたを覚えたお子さんが、

そのうちパパやママを

起こしてくれるかもしれません。

そして、ごっこあそびで人形を起こしたり…

 

『ととけっこう よがあけた』

 

 

こばやしえみこ 案  ましませつこ 絵
こぐま社 2005年

 

ねずみねずみねずみ

 

♬ねずみねずみどこいきゃ

わがすへちゅうちゅくちゅ

ねずみねずみどこいきゃ

わがすへとびこんだぁ~♬

 

ママの指がねずみさんになって

赤ちゃんの手や足等

あちこち動きます。

最後に、とびこんだ~で、ぎゅぅ!

 

あかちゃんの体を刺激することで

感覚が成長していきます。


 

『ねずみねずみどこいきゃ』

こがようこ 構成・文/降矢なな 絵

童心社 2018年

 

 

わらべうたの絵本には、遊び方が載っています。

 

ヒマワリ ヒマワリ ヒマワリ

 

わらべうたのブログも5年目になりました。

去年の夏のブログの

リンクも張っておきますね。

 

 

 

 

たかたかです。
お盆が過ぎて、少し風が涼しくなってきた北海道です。

いよいよ文化芸術、絵本、読書の秋の入り口ですね~。

 

 

 

さて、

絵本セラピストとして絵本の学びを継続している私ですが、

先日、その仲間たちによる「絵本で自分を語る」フォローアップイベントに、末端ながら半年間、発表者の準備・伴走に関わることができました。

 

“テーマや目的に合わせた選書”というのは、

絵本で活動している皆さんでしたら頻繁にしていることでしょう。


でも、

絵本で“自分を語る”と考えてみると、

どうでしょう。

 

選書はかなりセンシティブになるのではないでしょうか。

 

 

そもそも、自分は何者なの?

どんな経験や背景があって、今があるのかな。

これからどうなりたいのだろう?

 

 

例えば、

好きな絵本はありますか?

例えば、

自分の転機に寄り添ってくれた本はありましたか?

 

その絵本の何が好きなのか、

どうして好きなのか、

どんな状態でその本が手元にきて、きっかけとなったのか、

そのきっかけから、これから歩む道をどのように歩きたいのか、

どんな自分でいたいのか、

 

手に取る絵本を、

いつもと違うそんな視点で眺めてみるのもいい時間になりそうですよね。

 

 

🌻 🌻 🌻

 

 

かくいう私も、2021年に「絵本で自分を語る」ことに挑戦したことがあります。

 

「絵本で自分を語る」を深堀りし、自己対話し、こんな自分で未来を見たい、公言したことは、自分に劇的な革命をもたらした事件でした!

 

その時の選書した絵本たちは、

今でも私の宝ものであり、原点もあり、私の道を照らす指針です。

 

でも三年経って、変化した自分に伴ってあの時とは少し異なった未来像も現れてきたりしています。

 

 

もう一度「自分を語る」ための絵本をじっくり探してみたいな、

そんな風に思えています。

 

🌻 🌻 🌻

 

 

先月、札幌で音楽演奏家の方々と、

ユニセフへのチャリティコンサートをさせていただきました。

国境のない音楽だからできること。

子どもの安心と笑顔あふれる平和を願ったものです。


プログラムに、音楽を添えた絵本朗読も入れていただきました。

私が選んだのは『ルピナスさん 小さなおばあさんのお話』

 

 

「ルピナスさん  小さなおばあさんのお話 」

バーバラ クーニー 作  掛川 恭子 訳

 1987/10/15 ほるぷ出版

 

 

 

主人公アリスが幼いころ交わした大好きなおじいさんとの約束。世界中の国々を旅したり人生の様々を経験した晩年、生涯をかけてその約束を叶えていきます。

 

おじいさんがアリスに伝えた言葉は、

    

「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ」

でした。

 

 

アリスは、ルピナスの種を蒔いて花で街中を美しくし、そして次代の子どもたちに同じことを伝えます。

 

私の未来像が重なって見えた一冊となりました。

 

 

🌻 🌻 🌻

今日は満月❣️

「スタージョンムーン」 。

スタージョンとは、英語であのキャビアを産むチョウザメのこと。


スタージョンムーンには、こんな意味があるようです。

    

諸説ありますが、チョウザメがたくさんの卵をつけることから想像できるように、スタージョンムーンには「繁栄」という意味があります。そのほか、「自由」「自立」「友情」「オリジナリティ」など様々な意味があるとされ、“ビジネスや交友関係を広げ、自分らしく成長していく”といった願い事をするのによいと言われています。

tenki.jpより


絵本は人生の伴走者。

そして、

絵本はいつでもあなたの味方。

 

 

自分にとって必然の本は向こうからやってきます。

キャッチする、その感性と思いのアンテナだけは立てておかなくちゃね ❣

 

特に本州以南の皆さんは過ごしやすい季節が待ち遠しいことでしょう。

秋の夜長、”自分を語る絵本”と対話し、

自分の内なる声に耳を澄ませてみる時間を作りたいものですね。

 

常夜灯のように、自分の内側と行く先を照らす、最高のバディになるはず!