つながっていこう~オンライン版絵本で支援プロジェクト【公式ブログ】

ミッキーです。

3月末に退職して、連休中に書類などもろもろの整理をして、北海道上川に戻り

5月8日に上川町に転入届を出しました。これで正式に上川町民です。

家族は横浜に残り、ひとり暮らしになるので、世帯主です。

 

自宅から徒歩15分のところにエスポワールの鐘があります。

冬季閉鎖中だったゲートが5月1日から開通したので、今年初めて散歩で行ってきました。

昨日の大雨のせいか、快晴の今日は空気が澄んで遠くまで見通せて最高の景色

展望台からは目の前に大雪山系、眼下には上川の町が広がります。

一目でわかるほど、町がこじんまりしているとも言えますが

 

 

ここに登ったのはいつかな、と思って日記帳をめくってみれば

2021年10月3日に、愛山渓温泉から松仙園めぐりをした翌日に、層雲峡から大雪ガーデンに回り、この展望台から上川町をみた。これが上川を訪問した初日です。

あれから4年半、ここに町民として住むことになるなんて、あのときは想像もしませんでした。

 

 

長かった冬も終わり、桜から水仙があふれています。

北国の春は忙しい。太陽晴れを待ちかねた花たちが一斉に開きます音譜

雪の下でも、球根たちは、春の準備をしていたのだなあ、とそのけなげさに感動します飛び出すハート

 

ナッキーガーデンにも次々と花が咲いています。

最初はカタクリ

 

次に木蓮

 

白い小さな花たちも続きます。

 

 

 

 

エゾツツジも咲いてきました。

 

シラネアオイはボリュームがあります。

 

花の盛りは短くて、1週間も家をあけると様子が変わってしまいます。

今日は何の花が咲いているかな、と思うと

毎朝、起きるのが楽しみですラブラブ

いい季節ですね。散歩が楽しい音符

皆さんも風を感じて歩いてみてください。

都会にいると忘れがちだけど

生命の息吹を体感すると元気になりますよ。

 

最後に1冊本を紹介しましょう。

手島圭三郎さんの絵本『えぞふくろうのみみ』

 

『えぞふくろうのみみ』

作:手島圭三郎

リブリオ出版  2001年7月1日

6月末の絵本学会大会にあわせて原画展を開催し、前夜祭で絵本仲間のたかたかさんに原画の前で朗読をしてもらう予定です。

北海道の自然をテーマにした版画絵本を40冊も制作されてきた手島先生ですが

中でも、代表的なのがフクロウということで選びました。

 ようこそ猫町文庫へいらっしゃいました。爆笑

 

 

GWはいかがお過ごしになりましたか?

GW=長期お休み。乙女のトキメキ

あれもこれもとやりたいことを思い描いていたのですが、残念ながら、結局、普通にパート勤めで終わってしまいました。あせる

土日祝日は関係のない職場は、世間がお休みのときこそ忙しくなるのでした。笑い泣き


やりたいことのひとつに、絵本作りがあったのです。

昨年の9月から始まった「オンライン手作り絵本教室」が4月27日に最終回を迎えました。

(先生に続行希望をしています一緒に学びたい方いらっしゃいませんか〜爆笑

「オンライン手作り絵本教室」先生は、にじのひろばのバナー・現在は、ほしのひろばのバナーを描いてくれている手作り絵本作家のしまし乃先生です。ハート

生徒は3人でした。

どんな絵本を作りたいのか?の相談から始まって、それぞれが作りたいテーマを考え、作成にかかりました。

同時進行で、手作り絵本に使用するもよし、プレゼントカード作りを楽しむのもよし!と飛び出す仕掛けのしくみも教えて頂きました。照れ

7回目にオリジナル絵本、もしくは飛び出す仕掛け絵本のどちらかを製本して1冊完成させるのが目標です。


生徒その1,わこちゃんは、地元山形をテーマに絵本作りを行って、製本に入ります。さくらんぼ

生徒その2,かわいんは、飛び出す仕掛け絵本ページを活用しながら、趣味の第九をテーマに絵本作りを行い製本に入ります。音譜

生徒その3,私は・・・。

おはなし会で活用したくて、わらべうた「ちっちゃいまめ ころころ」の絵本化を目指しました。グー

豆が順番に5つころがる様子を描けばできるんじゃないかなぁ~うずまき

と、とっても簡単に考えていたのです。

絵コンテを描いて、先生に見てもらった段階で、うーんもやもやと難しいお顔

私の思い描いていたのは、わらべうたの挿し絵だったようです。

挿絵と絵本は似ているようで違うのですよねー!!あせるあせる

絵本は文字と絵から成り立つものですが、絵だけでも物語が語られたり、文字とは別の物語を描くことができたりと絵の力は偉大です。

色は大きさは・・考えることがいっぱいで、停滞中!!ショボーン

しまし乃先生、絵本作りだけてはなく絵本の造形が深くて、わかりやすいように「例えばね、長新太さんの『ころころにゃーん』の…」とか「柳生玄一郎さんの『もちっこやいて』の…」とか、参考資料となる絵本を次々と紹介して頂くのが、実はめちゃくちゃ面白かったのです。

この絵本のこの場面にそのような狙いがあったのか!びっくり

絵本の絵を読む!とは…こーいうことか?!と絵本の学びの時間でもありました。作家さんって…すごい!の気づきの時間でした。ラブ


あっという間に7回目となってしまって・・・。

どうする、どうする。ダッシュ

飛び出す仕掛け絵本(もどき)を製本することに…気づき

 

絵本の構造をまなびながら、製本に入りましたよー!!


GWに作ろうと思っていた表紙ですが…まだまっさら〜

 あら、溝ができていませんねー!ガーンあせるあせるヤバイヤバイ。


中のページ。

色々な生き物が口をあける仕掛けなので、

その1•鳴き声バージョン

その2•好きな食べ物バージョン

「色々な楽しみ方ができる絵本ができるよ」との助言に

テキストにもひと工夫です。

おはなしがふたつ!ということで、「タイトルもふたつね!」と先生。びっくり 

「タイトルは差込する形で作ればいいよ」と…

タイトルがふたつなんて、自由な発想を形にできるのも

手作り絵本の魅力ですね。ラブ


 はじめての製本だけは、実際に一緒にやってみないと難しいとのお言葉に、7月にお会いする機会をもち製本を習うことになりました。気づき 1 

完成したら、子どもたちと一緒に楽しめるかなぁ〜。乙女のトキメキ


わらべうた絵本も完成させた〜い。

今はまだ、影も形もないけれど、「ちっちゃいまめ こーろころ」絵本、できました!!と、報告ができますように。お願い


  


さて、本日猫町文庫より取り出します本は
ロシアのわらべうた


​『ねこくん いちばで ケーキを かった』

ユーリー・ワスネツォフ 絵  たなか ともこ 編訳

岩波書店 2014年





表紙をめくると奥付けに

「にほんのこどもたちがロシアのわらべうたをすきになってくれますように」と絵を描いたユーリー•ワスネツォフの長女、エリザヴェータさんからのメッセージが書かれています。

わらべうたの楽しさは万国共通ですね。


ロシアでお母さんが小さない子どもたちに読み聞かせしてきた古くから伝わるわらべうたを集めた絵本。

わらべうたの歌詞の周りに配置された飾り絵も可愛いくておしゃれです。気づき


どんな風にうたって、遊んでいるのでいるのでしょう。

わらべうたの音階を覚えて歌えたら、楽しいだろうな。

照れ



では、またねー!バイバイ


by三重@としさん


 

こんにちは!東京のかこです。

 

ゴールデンウィーク真っ最中。といっても明後日からまた日常が戻る人も多いことと思います。

 

みなさんはどんな連休を過ごしましたか?

こうやって大型連休に、家族で出かけたり、家でのんびり過ごせるのって、平和だからなのです。

 

『ぐりとぐら』の絵本の作者、中川李枝子さんは『本と子どもが教えてくれたこと』(平凡社 2025  初出『のこす言葉 中川李枝子』平凡社 2019)の中で、こんなことを書いていらっしゃいます。

 

 

多くの方がご存知の国語の教科者に出てくる「くじらぐも」のお話。校庭で一年二組の子どもたちが体操をしていると、空に白い大きなくじら雲が現れ、それに乗って空を旅する話なのですが、中川李枝子さんはこれを「私にとっては平和教材」として書かれたのだそうです。

 

戦争の「せ」の字も出てこない穏やかで平和な日に起こったファンタジー物語ですが、中川李枝子さんが子ども時代の空は戦闘機が飛んできて焼夷弾を落とす空だったのです。

 

空を見上げて雲に乗って旅をするという発想自体が、平和でなければ思いつかないこと。

 

たとえば、いつドローン攻撃があるかもわけらないウクライナの子どもにとって、あるはガザやイランの子どもたちにとって、空はいつ敵機が飛んでくるかもしれない警戒すべきところで、見上げるのはそれを避けるため・・・悠長に「くじらぐも」の想像なんてしていられないわけです。

 

 

そう思うと、戦後80年の間、日本は他国に対して武力行使をせずに平和を維持できたことは、今の国際情勢を思うと奇跡的なことであると思います。

 

昨年は日本の敗戦からちょうど80年の節目で、子どもの本の世界でもたくさんの「戦争と平和」を考える良書が出ました。そこには日本だけでなく、ヨーロッパでも戦争に突き進む時代に言論を制限された人々、出自にかかわる差別があったこと、つまりは人種差別や女性差別など、多くの人々が不当に扱われ、また口を塞がざるを得ない状況へ追い込まれていったことなどが描かれていました。

 

また日本を題材にした作品では、沖縄の地上戦に巻き込まれた中学生や女学生の記録からは、学びの機会が奪われていやが応にも戦力として扱われ、敗戦の色が濃くなるとそこに捨て置かれたことや、広島、長崎の原爆による苦しみに輪をかけて行われた差別のことなども描かれていました。

 

こうした無辜の市民の多大な犠牲があって、日本は敗戦の1年後に「日本国憲法」を制定、公布。そこには「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三本柱が高らかに掲げられ、人々を勇気づけたのでした。

 

今年2月に奇襲攻撃的に行われた衆院議員選挙で自由民主党はかつてない大勝をし、それにより選挙公約や争点にはあげていなかった「憲法改正」が首相の悲願として公言されるようになりました。

 

改憲派は、制定から80年が経ち、古くなった、時代に合わせて更新しなければと主張します。あるいはGHQ、占領軍に押しつけられたものだからという主張もあります。

 

しかし一方的に押しつけられたわけではなく、第9条に平和の文言を加えたのも、GHQ草案にはなかった第25条の生存権を追加したのも、日本人なのです。(参考文献『平和憲法を作った男――鈴木義男』筑摩書房 2023)

 

改憲派の人たちは、現行憲法を古いと言いつつ、一方で1890年制定の教育勅語を復活させようとするなど、とても矛盾しています。その背景に見えるのは、権力者が庶民を支配しようとする構図です。声をあげるものを押さえ込もうとする構図なのです。

(自民党の改憲案と、現行憲法を読み比べるサイトもあります)
 

 

 

高市首相は、執念で改憲発議を行い、国民投票へ持ち込もうとするでしょう。

 

子どもに本を手渡している私たちは、どう判断しますか?子どもたちから、孫から問われたらどう答えますか?

今から考えておく必要がありそうです。

 

そこで今回はこの1冊をお勧めします。

『井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法』井上ひさし/著 いわさきちひろ/絵 講談社 2006

今から20年前に出版されたこの絵本が、ここ2ヶ月続けて重版になったことがニュースでも取り上げられました。重版について出版元の編集者が答えているweb記事があります。

 

 

 

井上ひさしさんは、子ども時代には国民学校の先生に、君たちは兵士になって戦わなければならないから寿命は二十歳前後だろうと言われていたそうです。それが敗戦と共に、長生きして良いといわれて呆然としたというのです。

 

敗戦の翌年に「日本国憲法」が公布され、そこに「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三本柱が掲げられたことを知って、気持ちがシャンとしてと、この本の中で書いています。

 

この絵本ではいわさきちひろさんのイラストと共に、井上ひさしさんのことばで憲法前文と第9条が子どもにわかることばで記されています。

また第9条の解説文では・・・


「もう二度と戦争はしない、という第九条ができてから、日本国家が国としてよその国の人を殺したり、武器をつくってよその国に売ったりしていません。世界でもこんな国はまれです。胸を張っていい。戦争や、病気で苦しんでいる世界の人々を助けるために、日本ができることは、武器や兵士を外国に送ることではないはず。」(p46)

「人間には、残虐な面があることはたしかですが、言葉をもち、その言葉で気持ちや考え方を交換し合う能力があります。むだな争いはやめて、なかよく生きることもできるはず。ちかごろ、この第九条の中身が古いという人たちがいます。「平和主義」という考え方が古いでしょうか。問題が起こっても、戦争をせず、話し合いを重ねて解決していく。その考え方が古くなったとは、私はけっして思いません。」(p47)

 

このように記しています。

 

今、世界各地で武力行使による紛争が起きています。日本の役割は、そこに兵士を派遣することではなく、井上ひさしさんがいう「問題が起こっても、戦争をせず、話し合いを重ねて解決していく」その努力をすることだと思います。

 

 

ちひろ美術館では、この絵本を動画で紹介したものや、憲法カードをダウンロードできるように公開しています。

 

 

 

 

ぜひ、こちらも活用しながら、『井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法』を親子で、孫たちと、あるいは地域の子どもたちと一緒に読んでみてほしい。そして平和な世界を子や孫にどう手渡していくかをともに考えてほしいと思っています。


この4月に高市政権は殺傷能力のある武器輸出を可能とする閣議決定をしました。made in Japanの武器が、世界のどこかの子どもの命を殺めるかもしれない・・・そう想像すると怖くなってきます。

 

戦後、多くの児童文学者、絵本作家が二度と戦争を起こさないために・・・と子どもの本を通しての国際理解を目指してきたことを、私たち子どもと本を手渡す活動に携わるものが真剣に考えなければと思っています。

ぜひ手に取って読んでみてくださいチューリップオレンジチューリップピンクチューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫

チーバからひろこです!

 

4月25日に、佐倉市立美術館で開催中の「五味太郎絵本クロニクル展」の「五味太郎さんのトークショー」に参加しました。

美術館のホール90名の定員ですが、大変な数の申込で当選したチケットはプラチナチケットのようで、ラッキーでした。
 

五味太郎さんは、1945年生まれで80才、そして、お母様もご健在で104才だそうです。
 
1973年に『みち』で絵本作家としてデビュー。
今、ハードカバーで復刊になつています。

 

    

私たちの前には「みち」があります。せまいみち、ひろいみち、いっぽんみち、わかれみち。人が通らないところにも「みち」があって、飛行機、船、電気、ガス・・・こんなにたくさんの道があったと読みながら驚きました。

 

 
2025年に『ぼくはふね』で「日本絵本賞大賞」を受賞されています。
    

この絵本には黒いカバーがついています。

丸の中から見える船がとてもかわいいです。

嵐の中で船は助けられ地面に置かれます。もうどこにも行けない…「その気になれば、どこだって進めるものだよ」と声をかけられます。ちいさな船はその気になって、山や畑、街の中をどんどん進みます。

 

1970年代には一年で20冊くらい作ったことがあったそうです。
絵本を描く時のスタートは、予感から始まり、どう展開するか‥は考えずに始めるそうです。
『きんぎょがにげた』は、赤い物が描きたかった!で始まったとか。
『きんぎょがにげた』の金魚、『ばったくん』のバッタ、『かぶさんとんだ』のかぶ等、五味さんがやってみたいことだとか。
 
また、本は自分で追っていかないと進んでいかない。そのページごとに音が聞こえ空気感がある。どのページも五感を刺激している。「絵本は言語を超える」が五味さんの考えだそうです。私もそのお話を聞き思わずうなずきました。
 
五味さんの絵本はたくさんの翻訳本があります。
『みんなうんち』は20か国
『そらはだかんぼう』『きんぎょがにげた』10か国
翻訳されている中で、文章がうまく表現できていないものもあるそうです。
 
『みんなうんち』の「へびのおしりはどこ?」の英訳は「どっちからでる」と訳されているとか。
次の刷りでは、変更されるとのことです。
 
会場には作られた年代ごとに絵本が置かれています。
こんなにたくさんの作品があるんだぁ~(400冊を超える絵本)にただただびっくりです。
 
気になったのが、「手のひら絵本」10センチ角くらいの大きさでどのページにも小さな直径1センチ位の穴が開いています。その穴がページによって、いろいろなものになっています。(もう販売されていないのが残念)
「らくがき絵本」「切り絵絵本」「ことばの絵本」「音楽の絵本」
 
会場に書かれていたもので、五味さんの絵本を改めて読み返してみたいと思いました。

 

    

テキストは自然発生。絵を描いているうちに何となく出てくる。主人公が喋り出すこともある。ナレーターごときが語り始めることもある。登場人物同士が始めることもある。その相方にぼくがなることもある。初めから僕が喋っているのもある。

で、その延長で自然発生的にタイトルが決まるという寸法。めでたい

 

 

 

 

いつもオンライン絵本会に

ご参加くださり

ありがとうございます。

 

 

毎月4日 20時 から開催

大人のためのオンライン絵本会

ほしのひろば

 

 

第45回のテーマは

「5月に咲く花の絵本」です。

 

春爛漫チューリップオレンジ
次から次へと、様々な花が咲き乱れ

ワクワクがとまらな〜い恋の矢
絵本の中で5月に咲く花は、どんな花かな〜?
みんなで探してみよう音譜

 

テーマに沿った絵本

ご用意のうえご参加ください。


絵本情報を聞くだけでも楽しめますが、

推し絵本を自分の言葉で語ると・・・

お喋りの花が咲くこと間違いなしです!!

 

*日時*

2026年5月4日(月・祝)

20時〜21時
(放課後、30分程度のおしゃべりタイムもあります)

お申し込みは

こちらの 右差しフォームから

ご登録をお願いします。

 

皆様のご参加をお待ちしております飛び出すハート