生まれ変わりを信じている人は、冗談じゃない、来世もある、、、と、
思う方も、居ます。
けれど、この世の、この組み合わせの人たちの人生は、一度切り、なんです。
もし、生まれ変わっても、別のパターンの別の組み合わせの人生で、
この人生とは、比べものにもならないし、また、前世の記憶があるのでもない。
だから、この世での人生は、この世、一度切り、なのです。。。
いや、そんなの知ってたぁ〜って、みなさん、言うでしょう、、、じゃあ、
みなさん、毎日の１日１日を、一度切りの人生だと、自覚してるのか、、、？ と、
訊かれると、そうでもない、、、ただ、ぼんやりと、何の気なしに、ルーチンを毎日
こなして居たりする、、、
一度切りの人生、、、
僕は、今の女房と一緒に暮らして居るけど、夫婦っていうのは、ただ一緒に偶然、
くっついたのではなくて、魂の奥までつながる、深いつながりなんです。
サイコロを振って、五番と五番のゾロ目が出たから、一緒になって居るのでもない。
生まれて来た、子供もそうです。ただ生まれて来たのではない。障害があっても
子は子、親は、親、、、
僕の父方の叔母さんが、娘さんがまだ小さい時に、背中に背負って、
娘さんを病院に風邪で診察してもらった後、背中に背負ったまま買い物をして、
街を歩き回って、家に帰った。そうしたら、風邪の菌が脳に入ったのか、詳しい
事情はわからないのですが、娘さんがものも満足に話せない、コミュニケーションも
ほとんどできない、身体障害者になってしまった。。。
その娘さんは、普段は病院で看護を受けていて入院していて、たまに自宅に戻る生活
をしていて、僕と母が、その娘さんが自宅に戻っている時に、その叔母さんの家に
行ったことがある、、、叔母さんである、その娘さんの母親にしてみれば、
娘が自分のせいで、そんな障害の持つ身体になって、悲しいはずなのに、
病院から家に帰った娘さんに、幸せそうに、笑顔で、世話をしている、、、
その時、僕は、ああ、親御さんにとっては、こんな障害を持っている娘さんでも
可愛いんだなあ、、、と、感動して眺めたことがあります。。。
まあ、親御さんには、いろいろな方も居て、情の薄い親御さんとかも居られるが、
一帯に親というのは、どんなできの悪い子供でも、愛しているのでは、、、と、
いうのが、僕の観察です。
人それぞれが、自身の困難をそれなりに重く持ち、その困難を各自がくぐり抜け、
わずかでも、幸せを感じて居たりします。。。
それは時に、人から見たら、幸せの形には、見えないかもしれない、、、
けれど、他人（ひと）から見て、幸せに見えなくても、その人にとって幸せな
ことは、沢山あるのです、、、だから、幸せという形を、何かの型にはめて
眺めないことです。。。今の自分は、世間様から眺めたら、不幸のどん底にいるよう
に、見えるのかもしれない、、、けれど、その不幸だって、幸せへ向かうための、
自分がより良く成長するための、魂の肥やしだったりする、、、
不幸だと思える今も、それは長い目で見た時、長い人生を歳老いて振り返ったとき、
すべては自分がより良く成長するための、一里塚、だったということが、わかる、、、
すべては、自分がより良く成長するための、一里塚、、、
あの峠の苦しみと困難を、老いて懐かしく眺めるのです、、、
僕は、ワルシャワでの21年間の間に、２回失業しました。
一回は、働いていたレストランが、突然、店を閉めると、経営者側から一方的に
通告されて、、、二回目は、経営不振のために、一番高い給料をもらっていた僕を
リストラしないといけない、、、という、社長の通達で、、、
僕は、寿司職人ということで、潰しが利くと言う利点がありましたが、
見つけるのに、いろいろなレストランを、履歴書を持って歩きました。
二回目の失業のとき、リストラされたときは、数多く歩きましたが、なかなか職が
見つけられず、あるレストランに履歴書を残していったら、そこで働いていた
マリウシュという寿司職人が、以前、今僕の働いてるゲイシャ寿司という
レストランで、働いていたことがあって、彼が、僕のことをその今僕の働いてる
レストランに、伝えてくれたのです、、、それで、やっと、決まった、、、
だから、彼が、つなぎの役をしてくれなかったら、再就職活動は難航していたかも
しれないし、今働いてるレストランほど、景気のいいレストランでは、なかったかも
しれない、、、
なんの話かっていうと、履歴書を持ってレストランを持って回る、っていうのは、
もちろん大事ですが、あきらめないでレストラン周りをしていることによって、
プラスアルファの事態が、起こる、、、けれど、最初から、そんな奇跡を期待して、
レストラン周りをしないで、怠けていたら、そんな奇跡は、決して、起こらない、
と言うことなんです。。。レストランを回ったからこそ、の奇跡が起きる。。。
人生は、一度しかない、、、けれど、すべてが真っ暗闇に思える、不幸な時期と
言うのも、時には、ある、、、だけど、どんな時でも、人生を投げ出さないで、
前向きに前進していたら、必ず、辿（たど）り着ける道、、、というのが、きっと、
見つけられる、、、だから、あきらめないで、、、自分を決して、見捨てないで、、、自分の本当の味方になれるのは、自分しかない、、、
すべては、きっと、良くなる、、、だから、自分を信じて、ひたすら、前へ、
歩いて行くんだ、、、天が君を見つめている、、、そして、僕も、、、
明日は、きっと、良くなる、、、♡♫
ファイト、、、♡♫
鬼武彦 拝
