今年に入って
隣町にカレー屋ができた。
そういやぁ、
SNSでちょい見たことがある。
で、行ってきた。
あっ、
意外に思うかもしれないが、
こう見えても私は
カレーは大好きである。
場所は
以前スタッフと学校検診の帰りに
ランチに寄ったCALDAの横らしい。
CALDAの横の
繋がっているお店である。
よく見るとサインボードには
しっかりと「深海スープカレー」と
記してある。
向かって左がカフェ、
そして、
右がカレー。
カレーのエントランス。
よく見ると、
扉の横に小さな案内がある。
「当店は完全予約制のお店です。
ネットまたは電話にて
前日の17時までに
ご予約をお願いします。」
と書いてある。
もちろん予約済み。
入店した。
メニューはコース料理のみ。
完全予約制で
コース料理のみとなっているため、
1日数組で
1回1組のみの予約となる。
他の客と被らないため、
コロナ禍においては
重宝されるお店である。
もちろんテイクアウトは
予約しておけば可能らしい。
1番人気のコースをチョイスした。
出汁が決め手のスープカレーらしい。
無添加、
グルテンフリーだけでなく、
他の食材や
その加工方法にもこだわっていて、
体に優しいカレーとなっている。
一つ疑問が、、、。
深海カレーとはなんぞや??
深海水を利用しているのか?
または、具材に
得体の知れない深海魚を
使用しているのか??
店主に聞いてみると、
素材の出どころではなく、
深ぁ〜い味わいのカレーを作るべく
深海という単語を使用したとのこと。
先ずは、
3種のデリカテッセンと白湯。
まさら庵TAKUMIのように
全てをスパイスで絡めた
料理というのではなく、
普通のお通し的な立ち位置なのかな?
大変美味しくいただいた。
特に真ん中の人参は、
お酢で締めた後に、
ブラッドオレンジと
あえてある感じがとてもよかった。
食べながら、
隣の部屋で店主はカレーを作っている。
10分ぐらいかかるそうである。
隣とは薄い扉で隔たれているだけなので
米油で素揚げの野菜達の
カラカラとした音が
期待感を膨らませる。
これがここのスープカレー。
辛さは10辛まであるが、
初めての客は5辛までと言われ、
本気で味わうため
ちょい遠慮して4辛にした。
辛いのは得意であるが、
辛過ぎると繊細な香りや味わいが
わかりづらい。
食べ始めると共に、
カレーの説明を春菊から始めた店主。
「この春菊は山城町の」
の時点でカットイン。
「大村農園ですか?」
正解らしい。
従兄弟なのでよく食べてますと伝え、
他の食材の説明に移った。
食感のいい素揚げのごぼう。
結構長い。
素揚げの茄子も
半分カットで入っている。
素揚げのブロッコリーは
可愛いサイズ。
パプリカや、
ピーマンは半分のサイズ。
舞茸は適量。
パンプキンはワンカット。
なぜか大豆ではなく、
大豆加工品の豆腐。
人参はホールの半分サイズ。
じゃがいもと
さつまいも、
蓮根ぐらいまでは、
まぁ、
カレーの具材としてはアリと思う。
大根ってありなん?
でも、
カレーが優しい系の味付けであるので、
意外に違和感が少ない。
で、エリンギと
金時豆に、
キャベツ。
結構な種類の野菜が集結している。
その上、
それぞれの大きさが結構あるため、
食べ切れるか心配になる。
成人1日の必要な野菜の
1.5倍が摂取できるらしい。
しかし、
お出汁以外に
2種のお味噌を使った
スープカレーなので、
思いの外、
するすると喉を流れていく野菜達。
野菜達と戯れていると、
徳島産若鶏モモ肉のコンフィが
俺がメインディッシュと
言わんばかりに
結構な大きさでやってきた。
2種類の特殊なお塩でいただいたが、
後半は身をほぐし、
ご飯に乗っけて
スープカレーをかけて
味変を楽しむらしい。
もう食べきれないと思っていたが、
意外と最後に〆のお茶漬けのように
サラサラと飲み干せた。
最後に
店主自慢のコーヒーと
チョコが出てきて
ゴチソーさんとなった。
これだけのワンパクな量は
完食できない人もいるそうで、
お持ち帰り用の専用箱は
準備しているとのこと。
じっくりスープを味わうと
お出汁にお味噌が加わって
かなり複雑な旨味
が出ているのがわかるが、
量が多いため、
ゆっくりと味わえなかったのが
残念であった。
店主のいろんなこだわりで、
質的には
身体に優しいカレーであったが、
量的には
身体にしんどいカレーとなった。
もちろんこんどは
10辛にチャレンジ予定。