2024年2月3日(土)撮影
阿蘇カルデラ内の北を流れている黒川、南を流れている白川、その合流点付近に作られた立野ダム。
(のちに正式名称は「阿蘇立野ダム」となる。)
普段は水を溜めずにそのまま流しておき、洪水時のみ水を溜めるという流水型ダム。
そのダム工事の最終試験として試験湛水が行われました。
普段はそのまま水を流しているダムをせき止めて水を溜めます。
満水の状態でも問題ないかの試験を行う物です。
普段はこの第一白川橋梁から谷底まで60m程ありますが、橋の下部が隠れるぐらいまで水が溜まっていました。
ちなみにこれが普段の姿(2023年8月撮影)。
これだけ溜められるなら洪水時でも安心?
白川下流域のすぐ近くに住んでいる自分としては安心ですが、阿蘇の景観を壊して作られていることを考えると複雑な気持ち・・・。
この日は現在のところ一般公開されていないダムの近くまで行けるようになっていました。
結構見に来ている人も多かった。
ちなみにこの日ままだ満水ではなく、「ほぼ満水」という状態。
明日が満水になるとのことでした。
事前に予約していればダム内部の見学も出来たとのこと。
この人達はその見学者かな?
水はギリギリまだ淵を越えてない感じ。
チョロチョロは落ちてるだろうけど。
普段水が溜まることはないダムなので、おそらく二度と見ることは出来ない光景。
今後洪水時に溜まる事はあるかもしれないけど、その時は泥水だし危険で近づくことも出来ない可能性大。
阿蘇長陽大橋の上から撮影。
川が完全に湖状態。
木も水没しています。
ダムの関係者が乗っていると思われるボートも時々通っていきます。
南阿蘇鉄道のサニー号トレインがやって来ました。
普段からやってることではありますが、橋の中間地点辺りで一時停止します。
この日は普段よりかなり乗客多かったでしょうね。
写真撮ることしか考えてなかったけど乗ってみるのも良かったかも、と後になって後悔しました・・・。
トロッコ列車が通ってればもっと良かったんだけど、この時期は運航してないのでしょうがない。
吹きさらし状態なので冬場は寒すぎて乗ってられないだろうし。
この日は曇り空だったのがちょっと残念だったな。
風も強くて水面のリフレクションも殆ど見られず。
まあ雨じゃなかっただけマシか。
夜にはダムのライトアップがありますが、用事があって夜に来ることが出来ません。
翌日に行ってみることにしました。
おまけ
熊本地震で破損した道路が遺構として保存してありました。
地震前は普通に通ってた道だけどこんなにぐちゃぐちゃになってたとは。
山の方も土砂崩れの痕を修復した所が何ヶ所もあります。
ちなみのこの辺は震度7で一番被害の大きかった地域の一つ。
自然災害って本当に恐ろしい。
特に地震は何の予告も無く来るのでたちが悪い。
もう二度とあんな大地震は経験したくないな。
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