年末に酒販店で買ったバーボンウイスキー。


お店の立地もあってか、微妙なオールドボトルというか。

エンシェントエイジシリーズは10年ほど前は所謂1000円バーボンという位置づけで、下位の本品「2A」、ちょいアップグレードの「3A」、もひとつ上の「8年」があった。


終売の噂もあってか、3Aと8年がモコっと値上がっていて、おいそれと手が出せなくなった。


2Aも980円(税込)で買えた時代を知ってたので、酒屋さんで1580円+税で見かけてもスルーしてたのですが。


さすがに去年辺りからフォアローゼズイエロー


1680円+税、IWハーパー2380円+税を当たり前の風景として眺めるようになって、せめて2Aだけでもお安く手に入らないかなぁ……と、年末買い出しのついでに某道内酒販チェーンに立ち寄ってみた。

1280円+税で見かけたので在庫2本とも購入!(/ ノε`))ステキだね某チェーン♪

 

 

ご覧の通りラベルが微妙に2ver。

瓶底エンボスが無いのでボトリング時期が不明。

紹介文の長さが違うのは、ある意味製造者のやる気の違いと思いますが、どうなんでしょう?

とりあえず手前にあった若干日焼けラベルの方を味見しますよ。



………思ってたほど1000円バーボンじゃないリッチな味♪



大昔にバリバリ日焼けした2Aの旧瓶


を飲みましたが、そこまで安っぽい味でもなかった。

7〜8年モノのプレミアムバーボンの風情ほんのり。

プラム系果実感と、溶剤一歩手前の安バーボン未満な風味。

40度なのでパンチは無いけど、上記風味がしっくりまとまっていて、水っぽさもなし。


5年前に3A


を飲みましたが、こちらも1800円程度で想定外にリッチな風味。


今回飲んだ2Aは発売時期的には前述3Aが近いだろうけど、味の印象も似ていて面白い。

ネット上の情報だと2Aと8年の間にあって中途半端と評された3Aでしたが、確かにA2に似ているとなると……(/ ノε`;))



ウイスキー界隈はサイレント値上げならぬ、サイレント若返りという現象がありまして。

ノンエイジウイスキーの原酒を、若いものに差し替えていくのが大昔から通例だったりする。


自分が飲んだ3Aは3年(36ヶ月)熟成と、こっそりネックラベルに書いてありました。

ネット上ではもっと長いとの情報もあったり。

ウイスキー全般に言えるのですが、出荷時期で品質が変動するのは常なので、ネット情報が正しいとも嘘とも言えない場合が多い。



んで今回の2Aは、自分が飲んだ3Aより出荷時期が古いんじゃないかと…。


推測ですが本品を2000年代初頭〜前半辺りの売れ残り2Aとして、それ以降に出荷されたっぽい(購入店の商品全般の動きから推測)3Aの印象が、比較的似通っているのは、中身がどっちも3年熟成クラスで、度数で差別化を図っている程度では?



特級表記の2Aは以前はよく見かけたけど、3Aや8年の特級ボトルを見たことがない。

現バッファロートレース蒸溜所も、最初は2Aだけリリースしていて、原酒のコントロールが出来るようになったor余っちゃった90年代以降に、エンシェントエイジ上位モデルをリリースする運びになったのかも。


今となっては出所不明な情報ですが、ブラントン用の樽は確保しておいて、普通の出来の原酒樽は3Aと8年に使用。

それ以外の樽で2Aをボトリングしているよいか。


逆に2010年代に入ってバーボン原酒も不足してきたため、それまで2A用だった樽を3Aに廻すなどの対応も行われただろうし。


古い2Aと比較的新しめな3Aが、似たような品質になるのかもしれません…



美味しいウイスキーを飲むには、お金を積むしか無い昨今ですが、自分のように捻くれた人間は、こういう時間のギャップにはまり込んだようなボトルを漁って、悦に浸ろうと思いますね(/ ノε`))そのほうが楽しいし♪


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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