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仔羊の讃えうたは

キリスト教に獄中回心した、元・前科者の拙き者です。
獄中回心記を主に、日常生活の中で自分と闘う、人に優しいブログにしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。農夫は、秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。
     新約聖書 ヤコブの手紙5-7
 
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個人的ですが、聖書を紐解くとき、忍耐という言葉を良く目にします。

確かに忍耐とか、辛抱とかは必要不可欠ですよね?!


でも、「堪忍袋の緒が切れる。」とか言われるように、度を過ぎた忍耐はどうでしょうか。


心を風船と化して、空気を忍耐と化して考えたとき、いつかその風船は破れてしまいます。


悲しいとき、苦しいとき、人の胸に飛び込み、愚痴を聞いてもらい、涙を流すことも必要だと思います。


その人が誰でも良いと言う訳ではありません。


人はたったひとりでも良いから、そんな人が居れば幸せだと、私は思います。

悲しみ・苦しみを独りで背負わずに泣ける時は大いに泣きましょう。

そこから観えるものは沢山有るはずです。

私は、裁判所の法廷内の証人席で泣いた過去があります。

 

「涙を見せては負けだ!
 

と教えられて来た自分がです。


そのとき、誰の胸に縋ったか・・・大いなる神さまにすがり泣きました。

泣いた後は心の整理も付いて、大きく前進しました。

泣くことは、心の涙をながすこと。

見栄や傲慢に流されず、自分の道と心を大切に生きて行けたら素晴らしいですね。

私が脳梗塞で倒れてから、8年目の歳月が経ちました。
当時、担当医師からは、

「左半身の麻痺と言語障害は、後遺症として遺るでしょうし、最悪、寝たきりになるかもしれません。」

 

と宣言された者とは思えないくらい、現在では回復しています。

 

 

 

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ある人からは、

「利き手でなくてよかったね!」
と言われ、ある人からは、
「早く発見され、治療を受けられて良かったね!」

と、言われ続けられていますが、私自身の心のなかは、当時、絶望の暗闇のなかでした。
そして、心も決して元気ではなかったのです。

私は左利きですし、発症から病院までの搬送まで、8時間ほどの時間差が有りました。

この8年・・・本当に色々な事があり、色々な自己葛藤が有りました。
時には挫折して寝た切りになり、軽い心筋梗塞にまで罹り・・・

 

現在でもそうです。

 

普段、何気なく歩いていると、一般の健康としか思えないのでしょうね。

私自身、障がい者だからと甘えたくないという思いから故意に立ち居振る舞いをしている。
と、言うのが本音です。

 

そして、今でも本音は歩くのさえも精一杯!

左足のつま先は、常に電気が走るように痛むし・・・

 

先日は、左足を無理に庇って、右足の骨折で入院。

ただいまリハビリ中です。

 

それを他人に分かってもらいたいとは思いませんが。



先日、ある人と話をしていると、こう言われました。


「本当に大変だったと思うけど、一番良かったのは、何に対しても投げ出さなかったことでしょうね。」
と・・・・。

私もその通りだと思いまいました。

人は誰もが、深い悩みや悲しみを抱えているものです。

「抱えてないよ!」と、言う人がいたら、私はハッキリと、「自分に対して嘘を付いてる。」
と、言い返します。

その悩みや悲しみから抜け出す早道は、自分という人間を良く知り、何等かの目標を自分で掲げ、何が有っても投げ出したりはしないことです。

何度も重ねて言いますが、自分の可能性を自分自身の手で蓋を閉じてしまったら、そこから生まれるものは何も有りません。

私自身・貴方自身の存在は、いくらこの世界が広くても、たったひとつの存在であり、貴重な存在なのです。

その貴重な存在を意識して、自分を大切にして、挫折を恐れずに、何事にも投げ出さない人生を送りませんか?!

 

 

私は旅が大好きである。
ひとりで史跡を回り、その時代、その時代の遠い過去を偲ぶ。

しかし、考えてみれば、この獄中生活こそが最高の旅であるかもしれない。

全ての自由が拘束された中に在って、唯一、自由になるものと言えばこころ以外何もない。

すなわち、思考の旅に出るのである。

聖書を読めば、心はあの壮大な国土と悠久の歴史のなかに飛び、その風景のなかに自分を埋没させる。


 

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読み・書き、そして思索する。
それを毎日、娑婆の喧騒の中に在っては、まず無理なことである。

「見たこと。聞いたこと。感じたこと。を表現する手段と力を養う。」

それを実行するには、この拘置所・・・拘禁社会は最適な環境でもある。

獄中でする思考と夢の旅・・・        
この旅は普通の人には体験出来ないし、当然、私にも一生思い出に残る旅になるに違いない。            

                         2001年 拘置所 独居室にて



※収容期間中に書いた文章などは、そのまま掲げるようにしていますので、文章的に怪しいと思われるかも知れませんが宜しくお願いいたします。