寒い中にも暖かい日が
随分交じっていたここ数日。
花粉も飛び始めているそうです。
やだな~、やだよ~。
うちの梅は日当たりが悪いところに
植わってますが
それでもつぼみが膨らんできました。
朝晩は寒いけど
日の入りが遅くなり確実に春が。
さて今日これから書くのは
番外編のような内容。
でもお茶でも飲みながら、
10数分ほど、お付き合い下さると嬉しいです。
~~~~~~★~~~~~~
最初で最後(かもしれない?)の大同窓会
創業期の1990年代に最終段階の
コースまで終えた卒業生を対象にした
大同窓会を秋の開催を目標に
ある卒業生が準備してくれています。
最初に連絡があったのは
コロナの出口が見えて来た2年前。
でもそれはなかなか困難な道なのです。
その理由の一つは
90年代初頭はメルアドがなかったし
転居や結婚で連絡先が?な人が多いから。
それに加えて私が25年前に
進行がん宣告を受けた際、
多くの資料を処分してしまったのと、
2018年に事務所を閉めた時に
元代表が古い書類は破棄したので。
そして何よりも大変なのは
対象者がざっと1,000名。
私も代表だった友人も商売っ気がなくて
(苦笑)
その名簿を使って何か別のことをしよう、
という気が全然なくて今日に至ってます。
幹事のK君が
(「君」と言っても当時20代の若者も
今やアラフィフ)
参加者間で当時自主的に作っていた
(個人情報保護法なんてなかったからね)
貴重な参加名簿をかき集めているようです。
創業時の合言葉は「現実社会で~」
創業からずっとコンセプトは変わっていませんが
なんせ30数年経っていますからから
中身は随分異なってます。
※コンセプトは
(屋号の「ワンセルフ」が示すように)
★この世でたった一人しかいない
自分を大事にしよう
★私たちは深いところで繋がっている
↑これらを実感できる人間関係や
コミュニケーションのセミナー、
勉強会、研修を開催
詳細は→ こちら
というのも90年代はこの国が
世界有数の経済大国だった時期です。
来月はこれ以上に成長する、
来年はもっと豊かになる、
そんなイメージが人々を突き動かしていました。
ですので当時は口癖のように
「現実社会で結果を出す!」
と言ってました。
↑今となってはびっくりですが。。。
ですのでそれは前世の事のように思えますが
K君を始めとした往年の卒業生は
この「現実社会で結果を出す」を胸に、
時代や人生の嵐を
何度も乗り越えて来たのも事実です。
「熱」のカードを入れている訳
幹事のK君自身も
経営している運送会社が危機に瀕したり、
離婚をしてシングルファーザーになったり、
お父様は国の難病指定の病になり看護もしたり、
というように多くのレッスンを経て来た人です。
他にも
・ホストから転職して
雑誌取材を受けるほどの営業マンに
・OLさんからジャズ歌手に
・会社員から猛勉強して司法試験に合格
・某メガ企業の副社長に
・ベトナムで日本語教師をしているけど
元は技術職
等など、ピックアップするとキリがありません。
当時のことを思い出すと
「ハングリー精神」という言葉が浮かびます。
このキーワードも今となっては
古臭いものですが
「時にはこうした熱意が大切」、
そんなふうに思って
ワンセルフカードの中に
「熱」というカードを入れているのです。
↓
「もう終わりだ」は簡単に言えるけど・・・
折しも昨日のほぼ日の巻頭コラム
「今日のダーリン」で
糸井さんは井上尚弥選手の
スーパーバンタム級4団体統一の
世界タイトル戦で、
負傷して試合に出られなかった
サム・グッドマンという選手の
熱意ある言葉を
スポーツニュースの片隅から拾っていました。
糸井さんなりの視点で
それを広げていて興味深かったです。
↓
お前らは間違っているぞ。
俺はどこにも行かない、帰ってくるぞ」
(THE ANSWER編集部の記事より)
この「お前はもう終わりだ」ということばが、
いい歌のサビみたいに、
ぼくの耳に届いた気がした。
あちこち、ひっきりなしに、
だれかがそう言われているよ。
言う側は特別な努力も覚悟もいらないし、
そう言えるような機会は
いつでもいくらでもある。
人でも、企業でも、
チームでも、システムでも、
「お前はもう終わりだ」
と言われながら生きている。
笑い話のようだけれど、
ぼくなんかも30代のころから、
何百回言われてきたかわからない。
もちろん、
いまもどこかで言われているだろうと思う。
(中略)
しかし、
「俺はどこにも行かない。帰ってくるぞ」と、
大声で言える人を、ぼくは尊敬する。
そういう人は、
世界中あちこちにたくさんいるはずだ。
ワンセルフは小さな小さな組織ですが
それでも長く続けていると、
「もう終わりだ」と思うようなことや
その類を言われることも何回かありました。
でも「大好きなことだから続けていくよ」
という気持ちと初心を胸に
これからも歩んでいきたい、と改めて思っています。
~~~~~~★~~~~~~
グッドマン選手のアナザーメッセージ
ご紹介したグッドマン選手は
下記のようなことも語ったと
「THE ANSWER」には載ってました。
それは
↓
「じぶんを応援できない
という人のことはもういい、
俺に愛と支援を示してくれた
皆のことが大好きだ」
かっこいい~!
今回の同窓会も
「もうワンセルフのことはいいよ」
「もう連絡してこないでくれ」
というスタンスの人々も勿論いて、
K君をリーダーとした幹事さん達は
色々と配慮し苦労しながらも
9月の開催に情熱を燃やしているようです。
私はその熱意ある彼らを尊敬し、
そしてとっても感謝しています。
今日も最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。
