仏教語「スヴァーハ」の智恵 | ワンセルフカードの広場

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ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。


2008年、12月にワンセルフカードを発売した時に、

(まだ認定講座がなかった時代)、

カードのセットの中に入れるリーフレットに

最低限のカードの使い方を記しました。
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今でもそのリーフレットを通常セットには入れていますが

「Yes、Noを求めるような質問でなく…」ということを書いています。


これがセラピーの原点だと私は思っています。
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それは当時、コラムを連載させてもらっていた医療雑誌の

僧侶であり小説家の方の下記の言葉に触発されたからです。


  

お経に多く使われる言葉に「成就した」という意味のサンスクリット語、

「スヴァーハ」というものがあります。
 

これはどんな言葉かというと、「~しませんように」と祈ってはいけない

ということなんです。
  

たとえば、家族が病気をしませんように、と祈ってはいけないんです。
それは無理なことですから。
家族が病気でも、病気の本人も私も心安らかであるという状態を

まず 願う、そしてそれが成就したと繰り返すのです。
  

母が病気なのに、母も私もこんなに安らかである、ありがたいことです、

というふうに頭の中の言葉として言ってしまうのです。
 

脳には絶大な権力がありますから、

脳がそう思うと体が従っていくわけです。  

  

【引用】~玄侑 宗久(芥川賞作家・僧侶)「月刊誌『がんサポート』
          (2006年2月号/鎌田實(医師)との対談)」より~


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玄侑さんの言葉が全てを簡潔に語っていますので、

私が何かを書く必要はないですね。


「~が起きても和やかでありますように」と祈るその言霊は、

仏教という枠を越えて、
人生が適切に流れて行くパスワードだと思います。
  

「スヴァーハ」、なんと美しい響きの言葉。虹


【補記】メモ
(1)
会社のHP  を7/1付けで更新しました。

(2)認定トレーナーの開講日程 を7/1付けでアップ

(3)ワンセルフカード セラピスト認定講座、

  およびワンセルフカフェの詳細はこちら

(4)公開講座のカレンダー

(5)この内容とはまた別の視点で綴る中本雅子のブログ