あらしくん
僕がいますよ〜
かまってくださーい
って、シャンプーのあとのご挨拶
ほんとに最近は、柴犬もごきげんな子が増えました
前回、昭和期のお話を書きましたが、90年代に入るまで犬を屋内で飼う人は、一部の好事家と捉えられていたと思います
もちろん都市部では、もっと早く変化は訪れていましたが、長野県では犬は外に繋いでおいて犬小屋があるというのが普通の光景でした
目的も、治安を守るための番犬としての役割で飼われていたので、食事に気を使う体調が悪そうなら動物病院に連れて行く
シャンプーなどお手入れをして衛生的に保つなど、現在ではごく当たり前な事が、特別って時代でした
そんな状況では、元気で長生きって難しいわけで犬の寿命は平均8歳ぐらい
現在の15歳と比べると半分程度でした
その際たる犬種が柴犬🐕
この状況が劇的に変わったのが、90年代
まさに平成に入ってからなんです
コンパニオンアニマルって言葉も、この頃初めて聴きました
昭和の動物病院🏥は、畜産のために牛・馬・豚・鶏を診ることがメインで、ペットのための動物病院が相次いで開業し始めたのもこの頃から
獣医さんが増えると、健康的な食生活を推奨されるようになり、ペットフードの使用率が劇的に増えました
海外の獣医師監修のプレミアムと呼ばれるフードも日本で販売を開始され、サイエンス・ダイエットやユーカヌバとかロイヤルカナン にニュートロなんかは、この時期から日本🇯🇵で相次いで発売されました
ついには柴犬の専用プレミアムフードまで登場して…世界的な発売って、すごっ
栄養状態は明らかに改善しました
そして、屋内飼育される子がどんどん増えて…
当店でも、シャンプーコースをご利用頂いている柴犬を見ない日が、めったにないようになりました
以前もありましたが、こんなにいらっしゃる子が増えたのは、ここ10年ぐらいかと思います
茶々ちゃん
いい子でシャンプーしましたので、なにかご褒美はありませんかね〜
こんな光景も、増えました
生まれ持った性格って、確かにあるのだとは思います
ですが、それ以上に環境に影響されない性格はありえないって思います
これって、人間も同じなのかもしれません
幸せだから、性格が穏やか
当たり前な事でしたね