寅さんと城のある町
ここ数年、寅さんのロケ地巡りをしていて、お城好きの僕は城のある町を訪ねることが多いし、
そのロケに使われた作品が、寅さんシリーズでもお気に入りの作品でもあります。
まず紹介するのが津和野、ここは「寅次郎恋やつれ」で登場する町 マドンナは吉永小百合さん
歌子ちゃん役
津和野城は城郭は残ってなく石垣だけの城跡
結構高いところにある山城です。
ここから街を流れる津和野川が見えます。
続いて紹介するのは岡山県・高梁市。ここは「口笛を吹く寅次郎」のロケ地となった町。ヒロインは竹下景子さん
朋子さん役
ここ高梁には、お城マニアにも人気の備中松山城があり、津和野と同様に山城ですが、
こちらは立派な天守が聳え立っています。
そしてここも津和野と同じく、城址から高梁市の街を流れる高梁川が見えます。
そして次に紹介するのが、愛媛県大洲市にある大洲城。ここは「寅次郎と殿様」のロケ地。マドンナは真野響子さん
鞠子ちゃん役
大洲城は立派に再建されていて夏の真っ青な青空を背景に聳え立っていました。
そしてここもきれいな肘川が城の横を流れています。
そして最後にご紹介するのが先日行ってきたばかりの本龍野。「寅次郎・夕焼け小焼け」のロケ地。マドンナは太地喜和子さん
ぼたんさん役
ロケ当時はまだ再建されていなかった龍野城があります。
そして他の街と同じく、立派な揖保川が流れています。
どの町もお城と川を紹介してきましたが、どこも共通するのが古い町並みが地元の人の努力で残されていること・・・
日本各地にはお城があり、川が流れている町が多く存在します。この正月に伺った犬山城のある木曽川沿いの犬山もそうですし
僕の故郷、丸亀城と土器川のある丸亀もそうです。
では、なぜご紹介した町が選ばれ、犬山や丸亀が選ばれなかったか?
それは・・・・説明するのは難しいのですが、行ってみればわかります。ロケ地に選ばれた町には空気感というか
脈々と受け継がれている何かが感じられるのです。
渥美清さんが出演して、実質的な最終作品となった男はつらいよ第48作「寅次郎・紅の花」の舞台となった津山もそうです。
ここは寅さんよりも満男君と泉ちゃんとが中心の物語だったので外しはしましたが、津山城があり吉井川があります。
寅さんファンであり、城ファンでもある僕にはたまらない寅さんシリーズでした。
また寅さんを感じたくなったら、違う町へ寅さんの影追いかけて行きたいと思います。
あん餅雑煮考
この時期よく話題にされるのが香川県のあんもち雑煮。先日も池上彰さんの番組で
高松のあんもち雑煮が紹介されていました。
この中で紹介されていたのが、お借りした写真にあるような白みそのあんもち雑煮。
これが一般的な香川県のお雑煮ですが、ウチはなんとブリの澄ましにあん餅でした。
これは多分香川県でも、うちだけだと思います。なぜこんな雑煮が誕生したのか・・・・
これが普通の雑煮だと思い、どこも一緒だと疑問にもおもわなかったのですが、
色々調べてもまずこんな雑煮を食べている家庭は香川県にもありまん。
ルーツを探るにも誰もいないので、僕なり想像してみました。
ブリの澄ましの雑煮を食べているのは岡山県・・・・
実は僕の曽祖母は観音寺の出身ですが、その家の先祖は岡山県らしい。
岡山ではブリの澄ましが一般的なようで、そんな文化の中で育った曾祖母が我が家に嫁いできて、
白みそあんもち雑煮を目にして、実家のあるいは先祖の雑煮と融合してみようかと思って
誕生したのがブリの澄ましのあんもち雑煮ではなかったのかな・・・
もしくは、すでに曾祖母の先祖が、岡山から香川県の地に移り住んだ時、
故郷の雑煮にあん餅を加えてアレンジしたかもしれません。
一種の文化の融合ですが、これを食べてみたい、
いやいや気持ち悪くて食べられないと色々な意見があると思います。
違う文化が入ってくると抵抗感がある人、気にしないで受け止める人と様々ですが、
アイデンティーというほど大げさではありませんが、
他との同調など気にも留めず、守り続けてきた先祖のたちの「へんこつ」(大阪でいうへんこ)さを、
たかが雑煮の話ですが、垣間みることができますね。
同調性を求められる会社という組織からなんとしても抜け出し、
自営業に飛び込んだのも先祖から脈々を受けつがれているへんこつさですね・・・・多分・・・・
ちと大げさなあん餅雑煮考でした!
寅さんを追いかけて 本龍野へ
正月休みを利用して、約40年ぶりに兵庫県本龍野へ・・・・
40年前にくらべJRの駅舎は全く変わってモダンに・・・そらそうでしょうね・・・
駅からは徒歩で揖保川を渡り旧市街地へ・・・ここは駅前とは違い昔のままの佇まい
この町は「男はつらいよ 夕焼け小焼け」の舞台となった町・・・早速映画のストーリーとは関係なく
思い当たる場所へ・・・・
龍野橋を渡って左へ向かいます。小さな小川にいくつもの橋が架かっています。その一つが映画の中で氷を切っている
シーンがありまたね。
<映画のシーン>
多くの寅さんフリークの方がブログなので紹介してくれているので探すのはそう難しいことではありません。
多分この橋です。
そこから川沿いにしばらく歩くと寅さんと日本画家青観(宇野重吉)が市から接待を受ける料理旅館「梅玉」があります。
<映画のシーン>
<映画のシーン>
<映画のシーン>
今はこちらの玄関は使ってないみたいですね・・・・
梅玉さんから川沿いに緩い坂を上っていくと、龍野城近辺に・・・・
この近辺で青観(宇野重吉)さんが散歩姿が・・・・
<映画のシーン>
<グランドを眺める青観さん>
<龍野城前の青観さん>
何度も観た映画とはいえどんなシーンだったか記憶も定かでないので大体この辺りという感じでスマホでパシャリ
小学校はのシーンは多分このあたり、左側が小学校のグランドで右が幼稚園です。
そして小学校からさらに緩やかな坂を上っていくと龍野城が見えてきます・・・・
撮影時(1976か77年ごろ?)にはまだ城郭は再建されてなかったのですが、今はちゃんとあります。
そして今度はそこから再び下って梅玉旅館を通り過ぎ揖保川近くまで行き、西へ向かいます。
すると青観さんが思いを寄せる女性・おしのさん(岡田嘉子)の家が・・・・
映画のシーンではタクシーで通り過ぎます
そしてこちらが今回の旅で見つけた家
そこからさらに西に向かうと芸者ぼたん(太地喜和子)さん登場シーン
一つ目は路地を駆け抜けるぼたんさん
ここは前回の時は探し出すことはできなかったのですが、なんとか見つけ出しました。
方向は逆ですがこの路地です。駆け抜けるぼたんさんに向かって左側の家はなくなり、今は空き地になってました。
そして先にある小さな小川のところでぼたんさんが洗い物しているシーンが
ここは先ほどの路地の突き当りなります。
そしてこの先へいけば、映画のラストシーンで寅さんとぼたんさんの二人が、絵を送ってくれた青観さんに
お礼をするために東京に向かって手を合わせるシーンの時の路地があります。
ここがその路地です。まったく変わっていませんでした。
ロケ地巡りのあと映画のシーンに出てきた揖保川にかかる旭橋から鶏頭山を映した夕焼けのシーンが素敵だったので
行ってみました。
<映画のシーン>
そして今回の旅で撮ったシーンはこちらです。
昼間なので雰囲気は出ませんが、向こうに龍野城の外壁とかも見えて、空が赤く染まるころにはいい風景だと思います。
「夕焼け小焼け」の作者、三木露風がこの地でこの歌を作ったのがよくわかります。
次回は是非夕暮れ時まで滞在したいなあと思っています。




































