今年も展覧会いろいろ行きました・・・
今日はお目汚しですが、正直がっかりした展覧会について。
(個人の感想です。本文中にもありますが、楽しめなかったのは展覧会の質の問題ではなく、
私の方の問題ということでご容赦ください)
HELLO KITTY展。
キティちゃんは1974年生まれだそうで、同世代!
子供時代を振り返ると、もーキティちゃんのグッズが欲しくて欲しくて仕方のない日々を過ごしました。
お小遣いは漫画なども買うためあまりグッズに当てることができず、買えるタイミングはお年玉もらった時、お出かけの際に親が機嫌がいい時などに限られていました。
なのでお小遣いが潤沢だったりご家庭の方針の違いで好きなものを好きなだけ買える同級生が羨ましくて羨ましくて・・・
また、8歳上の姉が持ってたキティちゃん電卓なども羨ましく、常にぐぬぬ・・・となってました。
大きくなるにつれてキティちゃんはやや子供っぽい、という雰囲気になってきて、タキシードサムに浮気したりもしたんですが、今でも大好きキティちゃん。
何年か前にディアゴスティーニからでた懐かしグッズシリーズもいくつか求めました。
で、楽しみに行ったキティちゃん展。
懐かしいグッズの展示を見て、思い出に浸る気満々だったのですが・・・
人気展なので入るまで1時間以上。真冬。
とにかく人が多く、懐かしグッズも、よくある博物館の展示のように一点一点ケースに並んでいるわけでなく、コラージュのようにまとめて展示してあるのでじっくり見るわけにもいかず・・・
キティちゃんはやっぱり可愛かったです。
フォトスポットが多いのは時代なんですかね。
もっとじっくり懐かしグッズを見たかった私的にはがっかり展覧会でした。残念・・・
クリムト・アライブ。
クリムトは以前、ウィーン分離派展に行った時にスケッチを見て、
ものすごく絵がうまい!!(←バカ感想)と感心して以来、ウィーンに行ってキスとか見てみたーい!!
と思いつつ、ウィーンには行きたしと思えどもウィーンはあまりに遠し・・・ということで、
最新のイマーシブで体験というこの展覧会にウキウキして行ったのですが。
うーん。
これは私の資質の問題で、イマーシブで絵画を見るというのに価値を見出せなかったということに尽きるかと思います。
絵を拡大して大画面で見せてもらってもなぁ・・・と。
途中、空中撮影されたウィーンの街中が出るとこだけは、おお!と思いましたが・・・
正直本物の絵がないのにこの料金高すぎじゃない、とも・・・
プロジェクションマッピングもそうだと思うんですが、映像の使い方は発展途上なのかな、と感じました。
しかし展覧会を主催するということ、特に海外の作品を展示するのは主にコストの問題で、このご時世では本当に大変ですよね。
そんな中、芸術に触れるイベントを主催される方々には心から敬意を表します。
(文句言っといてお為ごかし言ってら、と思われるかもしれませんが)


