ノルマンディーの崖 | Nervously and Sleepy

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小心者の日記

世界がもう少し平和になったらブログ書こうかなぁーと思って、気がついたらもう半年・・・

世界は平和になっていません。全く。

 

今週は連合軍のノルマンディー上陸作戦80周年記念式典がありました。

80年・・・と聞いて「・・・」と遠い目になったのは、

ちょうど30年前、50周年記念式典を、当時イギリスに住んでいてテレビで見たからなのでした。

あれから30年かあー。はぁー。

 

史上最大の作戦、という知識だけはあったものの、その歴史的意味には全く無知であった私でしたが、テレビの映像に映る、連合国の現在の元首がノルマンディーの崖にズラリと並ぶ姿は、

「なんかすげー出来事だったんだ・・・」

と認識させるに十分でした。

 

当時の写真を検索しても出てこないし、色々調べてみても、50周年の式典にロシアの代表が出席した、という記載が発見できないんですが、確かその崖に、クリントン大統領やミッテラン大統領と一緒に、ロシアの代表もいた記憶があるんですが、違うのかなぁ。

 

当時はエリツィン大統領の時代でしたが、テレビを見ながら、今も昔も関係がギクシャクしてても、この式典には一緒に出るんだなーと思った、と思ったのですが

(そして当時敵国だったドイツは招かれてなかった、はず。同盟国である日本人としてはやや肩身が狭い感じがした・・・)。

 

初夏の素晴らしいお天気のフランス、男性ばかりの中、鮮やかな色のドレスを着てすっくと立つエリザベス女王の姿が印象的でした。

あの時は御年68歳かあ・・・

 

そして今回、ロシアのプーチン大統領は招待されず。

今がどうであれ、その昔一緒に戦った事実は永遠なのかと思ったけどそうではなく、

30年前より世界情勢は悪化してるんだなぁ、と実感しました。深刻・・・

 

イギリスのスナク首相は式典を途中退席したらしい。

そりゃまずい。

いるべき時といなくていい時が判断できないって政治家としては致命的なのでは。

忠告する側近とかいないんですかね。