2年近くフィットボクシング2をプレイしてたんですが、流石に飽きてきた・・・ので、
最近はこちらをプレイしているわたくし。
(ご存知ない方へあらすじ:199X年、核戦争後の暴力が支配する世界で、伝説の暗殺拳・北斗神拳の伝承者・ケンシロウが弱者を守り強敵と戦う話)
この度一気に再読してみました。何部か別れてますが、1部でもう完成された話だと思います。2部以降は設定がおかしくないか?と思って頭入ってこない。
まず思うのは、この物語が始まった80年代というのは日本においてはもう戦争というのがすっかり過去のものか海の向こうで行われることで、少なくとも日本がまた戦火を交えるということは考えられない、と思われてたんだろうなぁ、ということ。
水不足や弱者が虐げれられてる描写とか、今だと全くシャレになりません。昔に戻ったらいい、とは全然思いませんが、日本は弱体したなぁ、とつくづく思います。
あと女性の描き方の画一的なこと。登場する女性は皆、清く優しく美しく、慈愛に溢れて理想の女性そのもの、ですが。一人くらい悪女を出しても良かった気もするけど、老婆に至っても悪い女を出さないのは作者(原作者)の一貫したポリシーを感じて好感がもてる気もします。年老いた女に露骨に厳しい男性も多いですからねえ。
動物も犬・馬・猛獣しか出てこない。猫はいないんだろか・・・
私はサウザーが好きで、フィットボクシングでも2万ポイント使ってサウザーをインストラクターにしています。
なんでサウザーが好きかというと、たぶんまずルックス。
フィットボクシング2でのインストラクターはエヴァンで、
金髪美男子、ややコワモテが私の好みなんだろうなぁ。ショーン・ビーンとか好きだし・・・
あとはお師さんへの愛情が半端ないところ。私もおばあちゃん子だからなんかわかる。
そして愛深きゆえに「愛」というものに疑問を持ったら確認せずにはいられないネチっこさというか徹底してるところ。
人質をとって過酷な労働をさせる、子供にわざと毒入りの食料を食べるように仕向ける、自分の確認欲求のためにはまめまめしいのにもキュンですよ。
まーつまり、大変シンパシーを感じるこじらせ男子、ということですね。
「今までありがとう」という言葉だけでお師さんは満足だったろうになぁ。
私も改めて、26年前に亡くなった祖母に「ありがとう」と伝えたくなりました。
と、とって付けたように今日のブログテーマに繋げましたが、本心ですよ。
サウザーの苦しみは「八雲立つ」の闇己にも通じるものがあります。これまた別の話ですが・・・
