1223 井上荒野「インタビュー」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

主人公と同じように私も家の本棚って風景として憶えているんです。(中略)父の書斎の本棚のここにこういうタイトルの本があったのは憶えていたし、夫が古書店をやっているので、夫の本棚の風景を憶えている。日常ってそういうふうに自分に馴染んでいくものですね。(井上荒野「インタビュー」「青春と読書1月号」集英社)