1225 吉行淳之介「志賀直哉氏に会う」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

「暗夜行路」は高校生のとき読んだだけで、この深刻な小説をいま読み返してみたい気持はあるが、すこし長い。古典といわれるものは、読めば身にしみる年齢になったときには、生活があわただしくなっていて、なかなか再読できない。(吉行淳之介「志賀直哉氏に会う」実業之日本社)