
明善高校さんの大会議室です。
昨日の朗読会は 『未来を切り拓く人材育成事業』 として行われました。
紹介するメッセージは14編。
先生1編、生徒さん3編、朗読してくれました。

初めての朗読。しかも直前に1回さらっと流しただけのリハーサル。
『本番は、うちのスタッフの朗読を聞いて、同じくらいのスピードで朗読して』
と、言われたら
そりゃ 『分かりました』 と言うしかないよね。
生徒さんの朗読が、冴えていたのなんのって
人選担当された先生が
『子ども達の朗読にとても感動しました』 と、ウルウル瞳で話されました。
はい!!! 本当に!!!
うちの若手のエース搭載で臨んだ朗読会でした。
正解でした。 学校側の朗読手が素晴らしくて。

松藤先生にも朗読していただきました。
『あれから40年』
とても素敵なご夫婦のメッセージなんですけど、自分たち夫婦も負けていませんって仰っていました。
こういうご夫婦が、照れずに手を繋いで街を歩いて欲しいものです。
(ほっこりしますので)

そして、朗読デビュー者がここにも。
お隣のうきは市の議長さんです。
10代の子供たちの自殺の多さに心痛む… ひとつの命を救うことができるのなら、体張ってやれることやらな いかんです!
と、いうところで意気投合しまして、図々しくお願いしました。
涙で練習にならなかったと言ってありましたが、いえいえ初めてとは思いませんでした。
終わって、生徒さんから感想をいただきました。
『自分のこと、いろいろあって大変だと思っていたけれど、自分のことはちっぽけなことだったと、分かりました』
『今まで,講演会には何度も参加してきましたが
後ろや横から泣いている気配が感じられたり、鼻水の音がして、
こうやって感動する人たちと、毎日一緒に過ごしているんだ、とわかったことが
喜びでした』
とても とても 嬉しかったです。
いつも思うのですが、朗読会は魔物が住んでいて、毎回毎回違うものが出来ます。
聞き手と、朗読者と、音響、パソコン操作、みんなで作り上げていくものです。
昨日は、私たちと生徒の皆さんの距離が近くて、息遣いまで伝わってしまいそうで緊張しました。
準備から 打ち合わせ そして本番と…
たくさん協力をいただきありがとうございました。
帰りには早速 感想文までいただき これまた感動です。
全部に目をとおし、心の液体が溢れだすくらい感動しました。
では、ひとつ感想文の中からご紹介を
生きてることが苦しいと感じることがとても多くなっていました。
昔から人の顔色ばかりうかがっては息苦しくなって、
人のイヤなところばかり目につくようになっていって… 心がすさむ。
そんな事が増えてきた世界。
朗読会を聞いて、泣きました。
あたたかい安心感みたいな何かが 後ろ向きになっていた私に
まだ 大丈夫だといってくれているように背中おされてるようで
とても穏やかになることができました。
今日も 笑顔でがんばります。
ありがとうございました。
心のどこかに 今日のメッセージたちが しまわれ
この先、大きな壁にぶつかった時に
今日のこの
ほんの1ページを思い出し
そうだ!自分だけじゃないんだ!
そう思って 切り替えてもらえたら とても嬉しく思います。
明善高校の皆さん、 大変大変お世話になりました。
楽しいひとときを ありがとうございました。
あ・・手島先生、次回はぜひとも朗読を!