チェンマイ9つのお寺巡りの中で
最も個性的だったのが
今回ご紹介するワット・シースパンです。
別名『銀の寺』と呼ばれるだけあって、
ご本堂がすべてシルバーでできています。
京都にも銀閣寺があって
侘び寂びのわからない子供の頃は
勝手にこういうのを想像して
ガッカリした覚えがありますが、
こちらは見るからにシルバー!!(笑)
ご本堂の建て替えに際して
銀細工の工房が多いこの地域の方々の
技術を結集して造られたのだとか。
緻密な装飾が施された
銀のお堂からは溢れ出す水の流れが
焼きもので再現されていて
とても美しかったです。
ただしこのお堂、
タイ北部ランナー地方の風習によって
残念ながら女人禁制なんです。
多くの女性がお堂の前で
熱心にお参りされていました。
という訳で、お堂内の様子を
ぜひともお伝えしたいと思います。
お堂正面の壁面は
クロムハーツのような装飾で
自分の好みではなかったのですが、
こちらの扉絵は最高にクール! ٩(。˃ ᵕ ˂ )و
また中には人類の進化論を
モチーフにした壁画があったり、
床面にはUFOが描かれていて、
なかなか前衛的です(笑)
タイでは古代インドの叙事詩
『ラーマーヤナ』をモチーフにした
装飾をよく見かけますが、
ここは過去ではなく未来を描いていて
「おぉ〜!!」
と、ちょっと興奮。(*゜∀゜)o彡゚
いかにも宇宙人アミが乗ってそうで
可愛らしいですよね。
ロシアのウクライナ侵攻によって
国際情勢は残念ながら
30年程逆戻りしてしまいましたが、
諦めることなく
地球人類の愛の度数を上げて
星巡りできる日が来るといいよなぁ…
なんて、床に座り込んで
しばし妄想してしまいました(笑)
ね、仏さま。(◍´ಲ`◍)
人間ですから、
日々色んなことがあって
毎回、神様のお試しテストでは
落第してばかりのような氣がしますが、
そんなモヤモヤも
ぜ〜んぶここで水に流して。
真っさらな心でお堂を出る頃には
中とはまた違う眩しさを感じて、
どれほどこのお堂内で
自分が内観していたかを知りました。
これもひとえに御本尊の仏さまと
緻密な銀細工を施された
地域の方々の御心の賜物ですよね。
ほんとに素晴らしかったです!!
そしてピンクガネーシャに続き、
こちらはシルバーガネーシャです。
ところで山登りから
徐々に培われてきた僕の第八感。
自然信仰と言いますか、
古神道的なものに焦点が向くのですが、
ワット・シースパンの
こちらのご神木にも精霊を感じました。
タイではアニミズムに由来する
ピーという精霊を信仰する風習があり、
社会学者の友人はちみつ君も
その研究をされています。
チェンマイらしい飾り付けも美しくて
すごく良い氣を放っていました。
手を合わせて、思わず
「大事にされていますね。」
と、心の中で言ってみたら、
… 誰かを大事にすることは
自分を大事にすることなのよ。
と、ふわっとメッセージが返ってきて
とても優しい氣持ちになりました。
『スピリチュアル』という言葉を
自分自身の言葉に置き換えたとしたら、
きっとこんなふうだな、
という想いに至ったのも
このワット・シーパンだったのですが、
それはまた別のお話で。( ̄▽ ̄)
鄧麗君 テレサ・テン / 悲しみと踊らせて
神様に会いに行く
本当の自分に出会う旅をお届けしています
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