そして、いよいよ、関東選手権の当日。

例によって、まずは、代々木第一体育館前での選手の方々の様子。

この風景を見るだけで、こちらも身が引き締まります。

そして、RAMSの演技が始まります。

ところが、最初のほうで5基あるパートナースタンツの1基がうまく乗りませんでした。

これもタイミングの問題でしょうか。

男性が女性を持ち上げるためにぐっと手に力を入れる瞬間と、女性が男性の手を蹴る瞬間が、微妙にずれたので、半ば空振ってしまったようにも見えました。

しかし、そのあとは落ち着いていて、女性を上にあげ、最後に5基の全員が降りるときには同期できた感じでした。

いつもチアの競技を見ていて思うのですが、いつも出来ていることをミスってしまうと、なかなか落ち着いて復活できないものです。

例えば、ベースの肩の上にミドルが乗るのはピラミッドを作るときの第一歩ですが、何かのトラブルで乗りそこねたあと、まだまだ次のアクションまでには時間があるので落ち着いて乗りなおせばよいのに、2回も3回もやり直して結局乗れなかったというようなことを何度も見てきました。

その点、このペアは落ち着いていて、しっかり乗せなおしていました。

ただ、減点は減点だったと思います。

そして、問題の逆シャチ2基。

さあっと、身を乗り出して身構えると、いきなり過去の回想シーンが出たり、さらには無意味にスローモーションになって心臓の鼓動のような「ドン、ドン」という音が出たりして、視聴者としては、正直なところ、ちょっとひきました。。。

いつも思うのですが、TV局の人の中の一部の人は、チアは生の映像では不十分で、編集テクニックを駆使しないと見ていて盛り上がらないと思っているのでしょうか?

すでに逆シャチが注目点であることは前のほうでしっかり紹介してたので、ここは、リアルタイムな感じで臨場感を大切に紹介して欲しいところでした。

というのは、チア競技を生で見る感じがそうだからです。

「ヒルヒル5基はどうなる!」「トータッチの1-1-1は上手くいくだろうか?」「リワインドは全基成功するのか??」などと、自分の心のなかで自問自答し、そしてワクワクする。しかし、演技のほうは、そんなことおかまいなしにどんどん進行していく。「ああ、もうちょっと待ってくれ~」という気持ちにもなるなかで、時間は待ってはくれません。勝負の大技にあっさり進んでいくわけです。

これこそが、生で見る興奮感です。

と、、、ちょっと脱線してしまいましたが、逆シャチの話でした。

逆シャチは、2基とも見事に成功。

演技を終わって引き上げたあとの選手の方々は、なかなか良い表情をされていました。

ミスはあったけれど、やりきった感もあったのでしょう。

そして、結果発表。

準決勝進出チームが読み上げられます。進出できるのは、8チーム。

東京外大のエントリー番号は、12番。

まず、エントリー番号11の立教大学が呼ばれます。

そして、次に呼ばれたのは、エントリー番号13の青山学院。

間に挟まれた東京外大は9位で、あと一歩及ばなかったわけです。

終わった後に、例のパートナースタンツの男子選手が涙しながら語ってくれた一言が印象的でした。

「準決勝という壁は、本当に目の前だったんですよ」

まさに、そのとおりでした。8位との差は0.5点だったのです。

TV局が密着取材した大会の中で、ここまで微小な差で勝負が決まったのは、おそらくはじめてだったのではないでしょうか?

そして、ナショナルチーム経験者の例の4年生の男子選手も映ります。

「終わったわけじゃない」と自分に言い聞かせるようにしっかりした口調で言ったあと、決勝をめざすと宣言されていました。

フライデートーナメントで拝見する、半年ぶりのRAMSを楽しみにしています。

なお、私が作成しているランキング表では、東京外国語大学のことを「東京外語」と略しています。

少なくとも私が知るかぎりでは、関東地方では昔から、「外語大」と呼ばれていることが多かったように思っていたからです。

その結果、関西外国語大学が「関西外大」でも、東京外国語大学は「東京外語」と略していました。

ところが、今回のブログを書くにあたって、Webページなどを調べたところ、オフィシャルには「東京外大」という略し方を使っていることを知りました。

場合によっては、今後はブログでの記述を修正しようと思っています。

4文字までという場合、「東京外語」と「東京外大」のどちらが良いのでしょうか?

(次回からは、関西大会大学部門、次々回は、九州大会大学部門の順で地区大会の結果を分析していきたいと思っています)
と、ここまでは順調だったRAMSですが、大会直前に逆シャチが急に決まらなくなってしまったことが報告されます。

前転から入って、足から飛び乗るなかなか勇ましい感じの逆シャチで、正面から見ていると、ベースやミドルを含めた選手達のシルエットがとても綺麗な技なのですが、トップをピタリと止めることができません。

「あるときを境に、急に、全然出来なくなった」と男子選手が説明。

チアリーディングにおいて、このように出来ていた技が突然出来なくなって、なかなか戻らないことがあるというのは、ときどき耳にします。

どんなスポーツにもスランプはつきものだけれど、チアリーディングは、複数の選手が精密に組み合わさって複雑な技を実現しているので、その歯車がひとつでも狂うと出来ていたものができなくなるのかもしれません。

しかも、複数の選手の精密な連携関係で成り立っている技ですから、出来なくなった原因がどこにあるのかを探るのは、とても大変なのではないかと考えます。

これがもし個人の技であれば、その選手の動作に間違いが起きたことは明らかですので個人が修正すれば済むわけです。ところが、複数の選手の連携によって成り立っている場合は、個々の選手の動作は正しいけれど、選手間のタイミングが微妙にズレたのが原因であったなども考えられますので、原因を絞り込むのが難しいのではないでしょうか。

いずれにしても、逆シャチの影響で他の技も失敗勝ちになってしまい、討論を重ねる選手たち。

ここで、例の4年生男子選手のインタビュー。

「2012年のインカレの予選で、本当に良い演技だったと、みんなが思えて、自然と涙が出てきた。あの瞬間が今でも忘れられない」と語っていらっしゃいました。そして、「チアをやっていて良かったと思える瞬間を、自分が現役のあいだに後輩男子選手に作ってやりたい」とも。

ナショナルチームにまで選ばれた選手ですが、これまでの選手生活で最も印象に残る演技が、3年も前のインカレの予選ということに少し驚きました。

練習の成果を本当に出し尽くしたときの喜びというのは、それだけ大きいのだろうと思いました。

ちなみに、ハリーさんの掲示板でそのときの演技を部分の記事を探して読み直してみましたが、ノーミスと書いてありました。2012年の12月ですので、現在は61ページめにあります。

(つづく)
7月15日(水)のテレビ朝日の夕方のニュース番組「スーパーJチャンネル」の特集コーナーで、東京外国語大学RAMSがとりあげられました。

正味14分46秒と、ニュース番組の中の1つのコーナーとしては、十分な長さがあり、じっくり楽しむことができました。

RAMSの特徴のひとつは、男女混成チームであるということ。

今回の番組はそこにスポットを当て、「汗と涙…大学生チアボーイズの夏」とのタイトルで、男子選手6名にスポットを当てて構成されていました。

最初のシーンは、ポン文字でハートマークを作り、選手の方々が「チアリーディング部ラムズです!」と声を揃えてアピールするシーン。ほのぼのとしてアットホームな感じがしました。チームの雰囲気に触れることができましたし、こういうの、好きです。

そして、最初の1分はダイジェスト。この特集全体の見どころが紹介されます。

そして、本編に進みます。

男子選手がメインといっても、まずは、キャプテン(女子)にインタビュー。

国立高校出身の方です。国立高校といえば、2009年のJAPANカップで梅花高校のピンチヒッターとして急に呼び戻されて決勝に出て4位をとったことが今でも伝説のように語り継がれていますが、その頃を知っている方ではないかと思います。

そして、国立高校は、エレガントで華やかなダンスが魅力的で、今でも私の好きなチームのひとつです。

ちなみに、過去の大会プログラムを見てみると、東京外大の選手の中に、国立高校の選手が何名かいらして、国立高校と東京外大のあいだには強い結びつきがあるのを感じました。

さて、そのキャプテンさんは、「メンズのパワーがあるので、(RAMSは)ダイナミックな演技ができる」と、男女混成チームの特徴を説明。

毎日一生懸命何かに取り組んでいる人だけが持つ独特のオーラが出ているように見えました。

そのあと、メンズのパワーを実証するために、男子選手のベース陣と、女子選手のベース陣で、バスケットトスの高さ比べ。

男子選手のほうが1メートルくらい高く上がっているように見えました。

そして、男子選手と組んでお姫様だっこで終わるパートナースタンツでは、トップ選手のはじけるようなチャーミングな笑顔がとても魅力的でした。その魅力のせいか、このシーンは、番組の中で何回か使われていたように思います。

そして、関東選手権での映像を利用してのチアリーディングの紹介。

帝京大学のフルツイスト・トータッチでの1-1-1×2基や、成蹊大学のダンスなどが映りました。

そして、男子選手にインタビュー。

入部のきっかけや、入部後の周囲の反応など。

お母様に「なんで、チア??????」という顔をされた選手の方もいらしたようです。

そして、柔軟の練習の様子。やはり、柔軟では女子選手にかなわないようでした。

そのあと、4年生の男子選手登場。

2013年度のナショナルチームに、東京外大からただ一人選ばれた、あの方です。

高校では、キャッチャーで4番打者。チアをはじめたのは、大学に入ってから。

「競技性の強いスポーツだ」と認識し、入部を決めたようです。

チームのメンバーからは、「RAMSのお父さん」「大黒柱」「師匠」などと呼ばれていました。

就職活動をしながら週5日の練習にも参加し、平日はコーチの役割もしているとのことでした。

就職活動では、スーツを着て新宿のあたりを歩いている様子が紹介されていました。

そして、男子選手の筋トレの様子や、練習後に男子だけ集まっての晩御飯の様子。練習後は、男女は別行動が基本だそうです。

そのあとは、再度、キャプテンが登場。

目標を聞かれて、「関東大会でJAPANカップの準決勝枠をとること」と明言されていました。

(つづく)
JAPANカップ予選の各地区大会の得点について解析していきます。

今日は、関東大会の大学部門です。

まず、昨年の状況を振り返っておきます。



上の図は、横軸に規定演技の得点、縦軸に自由演技の得点をとって、各チームの成績をプロットしたものです。

JAPAN進出の可否は、規定と自由の合計点で決まりますので、準決勝進出やフライデー進出のボーダーラインは、図のように斜めの直線となります。

さて、昨年は自由演技で日体大が帝京を押さえて関東大会優勝。

自由演技も規定演技も日体大が帝京を僅かに上回り、関東大学王者の冠を手にしたのでした。

そして、日女体育、日大、早稲田、桜美林の4チームも余裕の準決勝進出。

すこし離れて、立教、青山学院、明治の3チームが、準決勝進をめぐって僅差の争い。
その結果、立教と青山学院が準決勝の切符を手にしました。

以上が復習です。

今年は以下のようになりました。



優勝は帝京。

昨年度冬のインカレ優勝の貫禄を見せつけました。しかし、日体大もぴたりとつけています。

規定演技の1位は、今年も日体大。規定の得点136.0は、昨年の全部の地区予選を通して大学トップになった愛知淑徳の135.0点を1点上回る非常に高い得点です。

昨年は日体大と帝京の2チームが突出した感じでしたが、日女体育と桜美林も、いい感じで追っています。これら4チームで第一集団が形成されました

第一集団から、やや離れて、立教、青山学院、学習院、東洋英和、東京外語が固まっています。

東洋英和は、昨年はギリギリでフライデーを逃すという最も悔しい結果でしたが、今年は一気に準決勝枠をゲットしました。

以前、TV番組で拝見したときには、部員不足からくる戦力不足に苦みながら頑張っていました。その苦労は、それは見ていても気の毒なほどでしたが、急速に復活したのですね。

どんなチームになっているのか、JAPANカップで拝見するのが楽しみです。

準決勝枠のボーダーは、去年より3.0点下がりましたが、ほぼ同じと見てよいでしょう。

これに対してフライデーのボーダーは、18.5点も下がりました。中堅チームがやや不調だったのでしょうか。

早稲田応援と駒沢が、辛くもフライデーをゲット。

専修、成蹊、国際基督の3チームが惜しくも涙をのみました。

次に、昨年と今年を比較してみます。

昨年を赤丸、今年を緑丸でプロットし、両者を矢印でつないで、チームごとの変動を可視化してみます。



帝京、日体大、日女体育、桜美林の上位4チームは、得点が非常に安定しています。

しかも、規定については、4チームとも昨年を上回りました。

自由も日体大を除く3チームで得点上昇を果たしており、実に順調であることがうかがい知れます。

ところが、去年、トップ集団に顔を連ねていた日大と早稲田は、今年、大きく得点を崩してしまいました。

どちらも、準決勝枠をゲットできず、フライデーからのJAPANカップとなりました。

規定と自由の両方で得点を崩していますので、少し心配です。

また、昨年、惜しくも準決勝枠を逃した国際基督は、今年はフライデーすら逃してしまいました。これは意外な結果でした。ファンとしては、今年の東洋英和のような華々しい復活を期待しています。

早稲田応援の今年の規定の得点は、例年と比較しても不自然ですし、自由の得点とのバランスから見ても不自然ですので、何かトラブルに見舞われたのではないかと推測しています。それでも、崖っぷちで踏みとどまる形でフライデー枠を死守できたのは良かったと思いました。

一方、急上昇したチームとしては、桜美林の他、自由で19.0も得点を伸ばした学習院や、規定で10.0点も得点を伸ばした東京国際などがあげられます。

上智は、規定の得点を15.5点も伸ばしたのに、逆に自由の得点を21.5点も減らしてしまい、合計点では微減となってしまいました。

立教は、規定での得点はダウンしましたが、自由で15.0点アップしているのは目をひきます。合計点で5位につけたのも立派だと思います。

上位チームの強さと安定ぶりが確認された一方で、中堅チームにやや不安が垣間見られた関東大会の結果でした。
本大会は、関西大学HELIOSが初出場したという意味で、記憶に残すべき大会だったかもしれません。

部門はエキシビション。

協会の資料のどこかに書かれていたのを読んだ記憶があるのですが、チアリーディング協会に加盟したチームがあった場合、そのチームは最初から競技部門に出ることはできず、最初はエキシビションに出なければならないのだそうです。

一回、エキシビションに出て、認められた場合、次の大会から競技部門にエントリーすることが出来て、他チームと順位を争うことができるのだと理解しています。

関西大学は、今回、ABの2チームがエントリー。

プログラムには、「初出場」と書いてありますので、おそらくごく最近協会に加盟して、次回以降の競技部門出場のためのエキシビション演技だったものと思われます。

最近加盟とはいっても、チームの創部は1961年。

54年の歴史を持つ重鎮チームですね。

部員数は46名で、応援活動を中心として活動してきたようです。

そのチームが、いよいよチアリーディング協会に活動の場を広げようとしているというわけですから、これは嬉しいニュースですね!

エントリー番号2で登場したのが、Aチーム。4年生5人、3年生5人、2年生5人。

エントリー番号5で登場したのが、Bチーム。4年生6人、3年生4人、2年生3人。

どちらも16人に満たないチームですが、見ていてんなことは全く感じさせない充実感がありました。

まず、選手に方ひとりひとりにスター性があって、輝いて見えました。

おそらく、応援活動などで人前に出てパフォーマンスをする経験を数多くお持ちで、チアリーダーとしての表現方法を十分身につけていらっしゃるのだろうと思いました。

特に、ダンスは、魅力的でした。

ほんの一瞬、全員が揃ってしなやかなポーズを作るところなども、同時性が見事でした。その上、とてもチャーミングに見せてくれて感激しました。

Aチームは、追手門学院大手前中・高校と並んで、奨励賞をもらっていました。

まだ競技チアのほうは取り組んで日が浅いため、ダブルツイストのような高難度技をバンバン繰り出すというわけではありませんが、Bチームのほうは、なんと2-1-2にチャレンジしていましたね。

惜しくも、完璧に決めることは出来ませんでしたが、ナイスチャレンジと思いました。

見たところ、どの選手も体力や気力がありそうでしたし、なにしろセンス抜群なので、彼女達が本気で競技に取り組んできたら、ごく短い期間でコワい存在になるかもしれないなと思いました。

ユニフォームは肩と手が紺色の他は大部分が、鮮やかな鮮やかな黄色です。

マットは青色ですので、ほぼ補色といえる黄色は、マットの上では特に鮮やかに映えます。

家に帰ってから、HELIOSについて少し調べてみました。

同志社大学などと同じように、HELIOSも複数のユニフォームを持っておりイベントごとに選んで着ているいるようですが、この黄色のユニフォームはファンからも一番人気のようでした。
エントリー番号1番が追手門学院大手前中・高校。

中学と高校のミックスチームです。

中学は部員5名、高校は11名ですから、部員集めに苦労している様子がうかがえます。

演技のほうですが、とても楽しめる演技でした。

今回の関西大会の中で、いちばん暖かい気持ちになることができた演技だったと思います。

体の小さな中学の選手が前に、大きな高校の選手が後ろにと前後の差をつけて行うスタンツとか、とても美しく感じました。

中高混成の特性を良く活かした演技構成やフォーメーションだったと思いました。

選手の方々の雰囲気もとても暖かでした。プログラムに「楽しむことを第一に」とありますが、その楽しさが観客席まで十分伝わっていたと思います。

この良さは審査員席にも伝わっていたのか、やはり奨励賞をもらっていました。

ジュニアのエキシビションの1番が伊丹チアリーディングクラブ。

人数が多かったのですが、ひとりひとり、きちっと自分の仕事をやっていました。

タンブリングも、ひとりひとり、しっかりしたもので、感心しました。

印象に残っているチームです。

ジュニアのエキシビションの2番がO.S.Cチアリーディングクラブ。

まず、キレの良いタンブリングにびっくり。

全体に、研ぎ澄まされたようなチアで、こちらも十分に堪能させていただくことができました。
中学部門は、3チームがエントリー。

一昨年は6チーム、昨年は5チームですので、少しさびしくなりました。

エントリー番号1が箕面自由学園中。

昨年の部員数は20名で、昨年のこの大会で3年生が16人中13人も占めていました。

当然予想されたことですが、層の厚かった3年生世代が卒業されて、部員数は14名となっていました。

プログラムを見ると2年生4名、1年生が10名。

ただし、昨年のプログラムと見比べると、ここに書いてある学年には若干の間違いがあるようで、3年生4名、2年生1名、1年生9名ではないかと推測されました。

しかし、いずれにしても、1年生が大半を占めているわけです。

演技のほうは、まだ経験の浅い選手が多いせいか、高難度の技は少なかったように思いました。ただし、タンブリングの最後にひねりを入れていた選手がいたのは素晴らしかったです。

全体に、丁寧に丁寧に決めていったところが好印象でした。

おお、これは最後までノーミスで行くぞ!! と思った瞬間、最後の最後のスタンツで崩れてしまいました。

これには、私も大変悔しい思いをしました。

規定も自由も2位。

予定どおりJAPANカップの準決勝枠を獲得しました。

あと2ヶ月で急成長することを楽しみにしていようと思いました。

エントリー番号2が同志社国際中。

リバリバ×3基があったりと、がんばっていましたが、JAPANには届きませんでした。

エントリー番号3が梅花中。

いきなり、キックダブル3基で健在ぶりをみせつけます。

そして、このキックダブル3基からの連続技が抜群に魅力的でした。

これは梅花中の伝統ですが、とにかくスピーディであきさせません。

中学校なので、安全規則上、3層はダメとか、バスケットトスで宙返りはダメとか、かなり制約があるのですが、全くマンネリ感を感じさせない演技構成はさすがです。

きっと、沢山の制約の中でもこれは出来るあれは出来ると知恵を絞って、新規性のある演技構成を考えているのでしょう。

そして、選手の方々はその要求に応えられるだけの高度な技術を身に着けていらっしゃるのでしょう。

ノーミスではなかったように記憶していますが、見ごたえのある演技でした。

規定も自由も1位。準決勝枠獲得です。
社会人部門ですが、昨年はVIPERただ1チームがJAPANの準決勝枠を獲得し、スーパーベアーズと関西チアリーディングチームの2チームがフライデーでした。

今年は、創部ホヤホヤのクラブチームMTG(SUNNY SOLDIERS)がエントリーしたため、6チームのエントリーとなり、準決勝枠が2に増えました。

エントリー番号2が、スーパーベアーズ。

元ナショナルチームのメンバーも含まれており、豪華な顔ぶれです。

ファンとしては、青マットの上にあがってくださるだけで嬉しいような、そんなチームです。

演技のほうですが、トスアップは1.5。

ヒルヒルは3基。ただ、このヒルヒルは1基失敗してしまいました。

みなさんパワフルで、会場を圧倒するオーラが出ています。

フィニッシュは、子供のころ(6歳くらいでしたっけ?)からチアをやって、箕面自由学園(2-1-2時代)→梅花女子大と進み、前々回のナショナルチームキャプテンも務められたあのミドル選手が青マットのど真ん中に仁王立ちとなり、最後の1.5をガッチリ受け取っていました。

魅せますね~。今でも目に焼きついています。

また、これは演技が終わってからプログラムを見直していて気付いたのですが、2013年まで箕面自由学園のトップとして活躍し、昨年度からベアーズのコーチをされていた方も入っていたようです。

他に、如水館→帝京のナショナルチーム選手もいらっしゃるし、もうどこを見たらよいのか、ファンとしては嬉しい悲鳴の演技でした。

結果は、規定1位、自由も1位。もちろんJAPANの準決勝の切符も手にしました。

今年の夏は、ツイスターズとがっぷり四つのオールフィーメール同士の戦いを見てみたいものです。

エントリー番号3が、クラブチームMTG。みんなで、たのしく、元気よくの頭文字らしいです。上で書いたように、このチームがエントリーしたために、JAPANの社会人枠が広がったわけですが、真摯に取り組んでいるのが滲み出ているような演技で、自らもフライデー枠を獲得しました。発表されたとき、拍手喝采の気持ちでした。ちなみに自由演技は6チーム中3位でした。

エントリー番号4が、VIPERS。

こちらも、凄いメンバーです。

男性陣には、例の筋トレ本の方もいらっしゃるし、女性人の中には梅花高校でダブルをとっていたミドルの方も。

ワクワクする楽しい演技でした。

あまりに楽しんでしまったので、ミスがあったのか無かったのかすら忘れてしまいました。。。

規定も自由も2位で、JAPANの準決勝枠獲得です。

ちなみに、西日本大会でVIPERSの中にお見かけして驚いた、梅花高校(Div.2)→梅花女子大&ナショナルチームのトップ選手は、今回は出場されていませんでした。あの1回だけだったのかもしれません。

エントリー番号5が、関西チアリーディングクラブ。

3基でトータッチのバスケットトスをするところが、とても素晴らしかったです。

長い時間をかけて開脚するのではなく、くいっという感じで高速にシャープに開脚した感じが実に小気味良く、見ていて気持ちが明るくなるような技でした。しかも、3基の同時性が抜群だったので、余計に引き立ちました。

もう一回見てみたいトータッチでした。

規定が3位で、自由は3位以下となり、フライデーにまわりました。
エントリー番号3が、梅花女子大。

アジア大会は拝見できなかったので、今回のプログラムで、はじめて新年度のメンバーを見ることになります。

Div. 1 チームの1年生は4名で、出身は、梅花高校2名と箕面自由2名。

大成功の新人獲得だったようです。

3年生は10名で、まさに本年度は勝負をかけられる年です。

演技のほうですが、ダブルアップが2基はありました。(もっとあったかもしれませんが、少なくとも2基はありました)

そして、ヒルヒルは4基。梅花女子にしては珍しく、バランスを崩していましたが、落下にはいたらず、辛うじて成功。

その他の大技も慎重に決めていきました。

大技の成功に、会場からの「おおおっ」というどよめきも大きかったように思います。

シャチで足が完全には上がらないとか、3層にマウントされたトップ選手の片足がぬけないためヒールストレッチが決められないなど、細かな点でまだ改善の余地はありましたが、とにかく全乗せ。

この大会、高校部門~社会人まで、最高難度の技を実施するチームはことごとく落下を伴っていた中で、唯一、落下なしで演技を終えました。

規定1位。自由1位。そして全部門で争われる総合優勝も、箕面自由を押さえて堂々と奪還しました。4年ぶりの総合優勝です。

準決勝進出を決めたJAPANカップでは、文理大、帝京、立命館、日体大など、強豪チームはほとんどが男女混成になってしまった大学部門の中にあって、オールフィーメールチーム陣の大将役として、頑張ってもらいたいものです。

エントリー番号5が、大阪学院大。

準決勝枠2の最後の一席を立命館や同志社などと競います。

勝敗が決まる一瞬。

演技開始が迫ると、こちらもドキドキします。

ダブルアップ1-1-1×2基に挑戦しますが、一基がぎりぎりのところで崩れてしまいます。

珍しい技がありました。

体を横向きにして正面を向く選手を、ミドルの選手がひとりで受け止める技です。

正面から見ると、2人がTの字を作ったように見えます。

この技の決め方が素晴らしかったです。

キリッッッ という感じで実に鮮やかに一瞬で決めました。

また、受け止める前のミドルの選手のいかつい構えのポーズも、異様に格好良くて見とれました。

ヒルヒルは4基。きっちり決めていました。

そのあと、1.5のトスアップ2基は1基が落下。

私は、2.0と1.5を両方とも複数基で取り入れた演技構成は素晴らしいと思うので、JAPANカップではぜひ全部成功させてもらいたいと思いました。

その他、面白い連続技もありました。

数年前に千葉明徳がやっていたように2人のトップが対になって、ミドルに片腕をもたれて時計の針のようにまわったあと、さらにベースの上でバウンドして、あっという間に逆シャチに祭り上げられるという技。

これは、実に見事でした。

一方で、3-3-4も2-2-3も結局は完成させられず、ミスが4つか5つくらいあったのは残念でした。

でも、今回の演技構成、大好きです。

今までの大阪学院大の演技の中でも、一番良いと思いました。

沢山チアを見慣れた観客にとっても、かなりの新鮮さを感じることができる演技だったと思います。

ダンスも音楽の選択を含めユニークで、楽しめました。

ただ、ミスを連発してしまったため、自由は3位以下。規定は2位で、フライデーにふみとどまりました。

エントリー番号7が、甲南女子大。

嬉しいニュースです。

1年生が9人も入部したようで、15名でのチームを組むことができていました。昨年のこの大会では12名のチームでしたので、部員数の問題は好転した模様です。

きっと、先輩の方々がチアの魅力やBELUGASの魅力を新入生達に上手く伝えることができたのでしょう。

演技のほうは1年生が多かっただけに難度を落としてのものでした。そして、残念ながら今年はフライデー枠にとどまることができませんでした。

せっかく入った1年生にとってはちょっとがっかりだったかもしれませんが、ぜひ、12月のインカレまでにさらに技術を磨いて欲しいと思いました。12月なんて、あっという間です!!

エントリー番号8が、立命館大。

4月から新しいキャンパスがオープンし、PEEWEES!も、チームごと新キャンパスに移動したようです。

ネットで検索して写真を見ると、真新しい体育館で、練習の条件は格段に良くなったのではないかと思われ、期待して演技を待ちました。

男女混成のチーム。タンブリング後半での、男子選手の雄大な空中姿勢は、芸術領域の美しさでした。

トップ選手をTの字に持ち上げる技もありました。

フィニッシュは5人乗せ。

最近、立命館はこの5人乗せをやってくれていますが、なかなか魅力的です。

5人並んだトップ選手が、単にすらっと立っているのではなくて、互いに組み合っている感じで、なんとなくゴツゴツした感じに見えるのも個性的で、魅力になっていると思っています。JAPANでももちろんやってくれると思うので期待して待っています。

以上のように見せ場たっぶりの立命館でしたが、ミスも3つくらいあったと思います。大阪学院大が4ミス以上だったので、立命館の演技がはじまる前は立命館の楽勝と思っていましたが、2つめのミスが出たあたりから、ちょっと雲行きが怪しくなってきたのを感じました。

ただ、最後の3-3-5のところで踏ん張ってこれを完成させたのが決め手となり、自由は2位。JAPANの準決勝枠もつかみました。

大学部門のフライデーは、大阪学院大、関西外大、大阪産業大の3チーム。

甲南女子は2年間守ってきたフライデーの枠を大阪産業大に譲り渡したことになります。

大阪産業大と言えば、今年4月にベアーズから3名の進学があったはずです。その前の4年間では1名しか進学していなかったので、これは事件です。フライデーゲットには、このあたりも関係している(もしくはチームの実力急上昇の結果として3名を呼び寄せることができた)のかもしれないと考えています。

なお、大学部門の応援団部門には同志社が出場しました。

競技部門と混ぜた状態で順位がつき、規定3位、自由3位。これは去年と同じ成績でした。そして、3年連続でフライデーとなりました。

演技のほうは、競技部門に比べると難易度は少し控えめでした。

ヒルヒルは2基。

ただ、ダンスの美しさは天下一品で、ただただ、呆然と見とれていました。

全員の同時性が素晴らしく、また腕や足の角度までぴったり合っていて、しかも各選手の位置どりも正確この上なし。

このチームはフライデーになっても、JAPANでは確実に決勝まできてくれますので、3日間にわたってこの美しさを堪能させてもらえるのだと考えるならば、ファンとしてはむしろ楽しみが増えたというものです。

エントリー番号5で青マットに登場したのが大阪学院大高。

まず、1.5のトスアップを鮮やかに決めて、ぐっと観客の心を掴みます。

ヒルヒルも4基で実施するという豪華版。

ただし、1基落下してしまいました。

とは言え、ヒルヒル4基はやはり立派です。

大阪学院大高のJAPANカップ決勝でのスイッチ技は、2013年度は無し、2014年度はヒルヒルではなくてアラベスク→リバティーのような形でしたし、基数も3基にとどまっていました。

そんな流れでしたので、この時期にヒルヒル4基をもってくることができたことは素晴らしく、チームの急成長ぶりが実感できました。

演技全体を通して、選手の方々が伸び伸びと演技していることが伝わってきて、見ているこちらにもパワーをもらえるような、そんな気がしました。

たぶん、十分な練習をこなし、選手の方々は自信をもって青マットの上にたたれたのではないでしょうか。なんと言いますか、堂々としてスケール感の大きいチアだったと思います。大学チームが演技しているような、そんな錯覚にとらわれるような感じすらありました。

そして続いて青マットの上にあがったのが、エントリー番号6の同志社国際です。

JAPANの準決勝枠3の残り1枠をめぐって、ライバル関係にある両チームが連続で青マットの上にあがったので、観客としてもかなりエキサイトしました。

同志社国際にもスイッチ技が準備されていましたが、リバティ→リバティが2基と、ヒルヒル4基に比べるとかなり水をあけられた気がしました。

全体の難度としても、大阪学院大高のほうが一歩先を行っていたように思いました。

大阪学院大高には落下がありましたので、同志社国際は完成度で巻き返す道もあったかもしれませんが、残念ながら落下ではおつきあいをしてしまって、万事休すという流れとなりました。

大阪学院大高は規定が4位以下でしたが、自由は3位で、JAPANの準決勝枠をつかみました。

同志社国際は規定も自由も4位以下で、フライデーにまわりました。

エントリー番号9が、箕面自由学園。

ダブルアップを3基で決めて、王者の健在ぶりのアピールは一瞬にして完了。

ヒルヒルは4基。きっちり決めていました。

180度の旋回バードは、空中で腰を折ってΛ形になる、さらなる変形バードでした。

派手ですよね~。

3層めにトータッチで乗るときに、フルツイストをからませる技も実施していました。

先日のTV番組で帝京大学のトップ選手の技としても紹介された超高難度の技です。

さすがに超高難度だけあって、この技にトライしたところで落下がありました。ずるずるっという形ではありましたが、トップ選手は床まで落ちてしまったようにも見えましたので、大きな減点があったものと思われます。

それから、空中でうつぶせになったトップ選手の足をミドルが拾い上げてトップが立つような技があったと思いますが、この技は3基で実施されました。

両側が実施されたあと、センターがさらにひねりを入れると、昨年度のベアーズの名場面演技なのですが、残念ながら、本大会ではひねりは入っていませんでした。

ここにひねりを入れるのは、通常のトスアップのひねりとは違って、うつぶせで寝ている状態からのひねり開始ですので、ベース選手達との連携作業をさらに精密に行われなければならないのでしょう。

昔、箕面自由のヘッドコーチがTV番組のインタビューで「(JAPANカップうんぬん以前に)前の年度のチームに追いつくまでに大変な努力を必要とする」とおっしゃっていましたが、特にここ3年ほどは超高難度技の目白押しの演技構成で勝ち進んでいるベアーズですので、前の年度のチームに追いつくのも並大抵でないことは容易に推測できます。

高校部門の最後のチームは、エントリー番号12の梅花高校。

最後に梅花高校が箕面自由に勝ったのは、2年前の関西大会ですので、ここで勝てば2年ぶりということになります。しかも箕面自由は落下がありましたので、梅花高校の演技が注目されました。

バスケットトスは、(たぶん)グループスタンツのときに披露された大の字になる神業ライブラリー技が中央で実施されました。

ダブルアップは3基。箕面自由に一歩も譲りません。

そして、箕面自由を打ち負かせる技。ヒルヒル5基。

今回もやってくれました!

フォーメーションはV型だったと思います。

一瞬、一基が崩れそうになりましたが、私はこのとき「絶対成功する」という信念をもって見ていたので、ヒヤッとすることすら全く無く、落ち着いて見守っていました。

案の定、選手達の正常状態への回復力(筋力?経験?)が強く、ぐぐっと持ちこたえました。

ただ、タイミング的に次の技との間隔が短く、この回復力をきっちりと拝見する暇なく、あわただしく次の技に移っていったのが、むしろ残念でした。

さて、演技全体の完成度のほうですあ、3-3-4を作るところでミスがあり、他にもミスがあって2~3箇所のミスだったと思います。

そのため、2年ぶりの優勝はなりませんでした。

箕面自由が高校部門の優勝。

まるまる2年間勝ちっぱなしの8連勝ということになります。

JAPANカップ準決勝枠は、箕面自由、梅花高校、大阪学院大高の3チームが獲得。

フライデー枠は、リバリバ2基を決めた大阪産業大付属が2年ぶりのフライデー枠。

その他、規定で3位に入って大喜びしていた立命館宇治や、同志社国際、啓明学院もフライデー枠を取りました。