チアリーディング関東大会の中学部門についてまとめます。



JAPANカップの予選としてこのような制度になった2013年度から過去3回、準決勝枠3枠は必ず、目白研心中、横浜女学院中、伊豆の国の3チームが獲得していました。

今年も、その3チームが準決勝枠をとりました。

ただ、3チームの合計得点がほぼ同じで、グラフではボーダーラインの同一直線上に並んでいるのが今年の特徴です。

いつも惜しい恵泉女学院は、今年は特に惜しくて、この3チームにあと僅かの差でした。

去年は、伊豆の国が自由演技で優勝し、中学メンバーで構成したジュニアチームがここまで強いのかと驚かせてくれましたが、これに刺激されたのか、その次の大会から、目白研心が奮起しました。

今大会でも、自由演技は目白研心が優勝。

その一方で伊豆の国が規定演技では優勝しました。

フライデー枠は、恵泉女学園中、広尾学園中、日大中、日大一中です。

千葉明徳中は、昨年に引き続き惜しくも次点でした。来年度はぜひ頑張ってもらいたいものです。

ところで、昨年は13チームのエントリーで、準決勝枠=3、フライデー枠=5だったのですが、今年は、同じ13チームのエントリーにもかかわらず、準決勝枠=3、フライデー枠=4となっていました。

すなわち、フライデー枠が1個減ってしまったわけです。

この原因ですが、このページをご覧いただくとわかるように、エントリー数が11もしくは12とカウントされたと考えるのが妥当かと思います。

つまり、関東大会には出場するけれど、JAPANカップの予選には出場しないというチームが、関東大会では1~2チーム存在していたのではないかと推定しています。

(2016.07.09追記:準決勝進出ラインの2016年の部分にミスがありました。修正した図をアップしなおしました)
帝京大学のイヤーブックについての記事は、短期間に2桁もの「いいね」をいただきました。

このような素晴らしい小冊子に対し、多くのみなさんが興味を持って下さったようで、書いたかいがありました。

さて、話をチアリーディング関西大会に戻します。

今日は、社会人部門の得点ついて調べてみました。



昨年は、スーパーベアーズとVIPERSが準決勝進出したのですが、今年はエントリー数が1つ減って5になったために、準決勝枠は1になりました。

その1つの席をゲットしたのが、VIPERS・Aです。

豪華メンバーで楽しませてくれました。

自由の得点も、昨年の168.0からグーンとアップして、191.0でした。

フライデー枠を獲得したMTG(SUNNY SOLDIERS)も、昨年の141.0から154.5と前進しています。

一方、今年はスーパーベアーズが出てくれなかったことが少しさびしいと思いました。

また、ファンキーレイダース(梅花チアリーディングクラブ)の大会復活も待ち望んでいるところです。

なお、スモールグループの男女混成部門に、VIPERSのアジア大会に出たのと同じメンバーが出ていました。

プログラムの写真も、アジア大会のパンフレットと同じものでした。

トップは、梅花高校→梅花女子大→VIPERSと活躍された選手で、このブログでもたびたびコメントさせていただいている方です。

高校・大学時代は、私がいつ大会に出かけても、必ず青マットに登場してくださり、期待どおりの演技を見せて下さりいつも本当に感謝しています。

もしかすると、私が演技を拝見した回数が最多である選手は、この選手かもしれません。

社会人になっても、このように華やかに技を披露して下さるのは、ほんとうに素晴らしいです。

今回は、最初の部分だけ少しひやっとしましたが、すぐに持ち直して、上り調子でノーミスの演技を見せてくれました。

最後の女性2人が並ぶところも良かったです。

大阪まで出かけたかいがありました。

JAPANの出場権を獲得しましたので、VIPERSという玄人集団の中でJAPANまでにどんなふうに仕上げてくるのか、とても楽しみにしています。
帝京大学チアリーディング部のイヤーブック2016がついに発刊されました。

毎年、美しくて、しかも中身充実のイヤーブックを作って下さる帝京大学BUFFALOS。

本年度版を、まだかまだかと、関東大会の直前まで、ほぼ毎日のようにチェックしていましたが、実は、関東大会の終わった次の日に発刊されていたようです。

ちょっと忙しくて気付いていませんでした。

さて、このイヤーブック、今回で8冊めになります。

我々チアリーディング・ファンにとっては嬉しいプレゼントですし、高校選手のスカウトにも役立っているでしょうし、現役選手には記念になるでしょうし、素晴らしい1冊です。

本年度版は30ページのカラー版。

おそらく、上質な紙に印刷されてオープンキャンパスなどで配られるものだと思いますが、嬉しいことにPDF版がチアリーデング部のページにアップロードされています。

→ここです

まず、写真に写っている選手の方々ひとりひとりの輝く笑顔が素晴らしく、ぼーっと見ているだけでも幸せな気分になります。

特に、表紙の写真など、素晴らしいです。

監督の寄稿もあります。

そして、選手の方々の写真つきのインタビューでも、いろいろなことがわかりました。

例えば、あの選手が実はあのジュニアチームの出身だったんだ、などということが思い出のスナップ写真からわかったりします。

そして、競技観戦者にとっての最重要情報は、もちろん選手の方々全員の写真つきリスト!

ポジションや、どこの高校出身かも、もちろんわかります。

帝京大学のWebページでは、まだ1年生選手のリストは掲載されていませんが、このイヤーブックでは、一足はやくお披露目されています。

出身高別にカウントしてまとめるなおすと、以下のようになります。

2名 箕面自由 
3名 千葉明徳 
1名 住吉
1名 横浜女学院
1名 成立学園
1名 駒場学園
1名 百合丘
1名 富山第一
1名 国士舘
1名 埼玉栄
1名 チア未経験

帝京は、今回のスカウト活動でも大きな成果をおさめたようです。

選手同士の座談会は、チア未経験で入部した3名の方々の会話。

最初、人の手を靴のまま踏んだりするところに驚いた選手の方もいらしたようです。

就活のページでは、この卒業した2名の方が、華やかな着物姿で登場し、インタビューを受けていました。

2人とも金融関係(銀行と証券会社)に就職されたということです。

礼儀や信頼が重要な仕事、ミスが許されない仕事、笑顔が大切な仕事、ということで、チアリーダーにとって金融関係は有利な就職先なのかもしれないと思いました。

2人のうち1人は、住吉高校出身で、帝京ではエーストップとしてチーム初の技をいろいろ見せてくれた方ですね。

イヤーブックによれば、この方、歴書の2/3以上はチアリーディングのことを書いたそうです。

そして、イヤーブックの最後のほうでは、帝京自慢の科学的トレーニングや、過去の戦歴についても書かれていました。

イヤーブックが発刊されて8年、発刊するごとにBUFFALOSは強くなってきました。

それは、このイヤーブックによってチームの魅力を知り、より多くの優秀な選手が集まったという要素もあるのだと思います。

他のチームも、このような素敵な小冊子を発刊するという企画をはじめてはいかがでしょうか。
今日は、チアリーディング関西大会の中学部門の得点について調べます。



自由は梅花中が1位、規定は箕面自由中が1位で、合計点は両校ほぼ同じ(梅花中:302.5、箕面自由中:304.0)です。

箕面自由中が、見事に復活しました。

箕面自由中の昨年の合計点は、250.5点で、ぎりぎり準決勝枠をキープした状態でしたので、今年は、53.5点もアップしたことになります。

昨年のJAPANカップでは決勝に進めなかったのですが、今年はかなり決勝進出の可能性が高そうです。

梅花中も、自由演技で、昨年の200点割れから、今年は見事に200点突破してきました。

その梅花中の演技ですが、ヒルヒルは3基。

持ち前のスピード感は期待どおりで、楽しめました。

ただ、ミスが複数あったように思います。

一方の箕面自由学園中のスイッチ技は、リバリバからヒールにするものを3基。

去年に比べて見違えるようでしたが、ダンスの部分だけはベアーズ一族にしてはやや地味な感じで、もっとたくましさが出ていたらなお良いのに、と思いました。

いずれにしても、今年のJAPANカップの中学部門は、昨年にも増して一層華やかで熱い戦いになりそうです。

今日は、チアリーディング関西大会の高校部門の得点について調べてみました。



エントリーの12チームは、昨年と全く同じ高校です。

JAPANカップの予選としては、準決勝枠3+フライデー枠4は変わりません。

箕面自由が自由241.5で、トップ通過。

梅花高校は、今回は規定が特に良くて、124.0点。規定に関しては箕面自由を抜いて1位になりました。

黄金世代の抜けた後の選手の方々の地道な努力が感じられる結果でした。

梅花高校の自由演技は、207.0点。

箕面自由まで34.5点も開きがありますので、ちょっとどうかなと思いましたが、昨年の関西大会の自由演技の得点を調べてみると、箕面自由=240.0、梅花高校=206.6点で、今年とほとんど同じ得点でした。すなわち、昨年も差は33.5点もありました。

それでいて、昨年のJAPANカップでは、準決勝で梅花高校が265.6点を出し、箕面自由を抑えて1位通過したのですから、現時点のこの得点なら、また今年もJAPANで名勝負が繰り広げられることを期待して良さそうです。

一方、準決勝枠の最後の1席を狙っての注目の勝負、大阪学院大高と同志社国際のつばぜりあいは、今回は同志社国際に軍配があがりました。

わずかに、0.5点差のきわどい勝負でした。

JAPANカップ予選は、2013年度から現在の形式になっていますが、準決勝枠の3番目の席を狙っての勝負の勝者は、2013:大阪学院大高、2014:同志社国際、2015:大阪学院大高、2016:同志社国際、となっており、きっちり1年ごとに勝者が交代しています。

すなわち、「前年に悔しい思いを味わったチームが次の年はまき返す」の繰り返しとなっています。

このあたり、チアリーディングを拝見していてたびたび感じる、大変興味深い現象です。

フライデーは、大阪学院大高の他、啓明学院、大阪産業大附属、立命館宇治です。

この3校の頑張りで、フライデー進出ラインは、21.5点も上昇しました。

ところで、プログラムに記載された啓明学院のメッセージには、「フライデートーナメントを目指して...」と書かれていました。

確かに、同志社国際と大阪学院大高は強いですが、啓明学院の今回の演技もとても素晴らしかったので、そろそろ準決勝枠挑戦組に仲間入りしていただきたいと思いました。そして、それには規定演技がキーになりそうであることがグラフよりわかります。
梅花女子大、帝京大学の得点が出ましたので、気になるのは文理大の得点です。

そこで、今日は九州大会の大学部門の結果を調べてみました。



九州大会の昨年のエントリー数は5でしたので、準決勝枠は1で、そこに文理大がいたわけですから、準決勝に進出するためには日本一の実力が必要ということになり、こちらもある意味特別な状態でした。

今年は、幸い、大学部門のエントリー数が6となり、準決勝枠が2に増えました。

1と2では大違い。

そして、増えた分の準決勝チケットを手にしたのが西南大学。

西南大学の合計点は300点を超える 307.5点で、昨年よりも26.5点も上積みしての堂々の準決勝進出です。

一方、フラーデー枠2を争っての、熊本大、福岡大、九州大の3チームの戦いは、自由で高得点をかせいだ福岡大と、規定がよかった熊本大で決まりました。

さて、文理大の自由演技の得点ですが、254.5点です。

昨年は、ほぼ同じ点の254.0点でした。そして昨年はその後のJAPANカップで準決=274.0、決勝=279.0をたたき出したわけですから、今年もJAPANでの270点超えが十分射程範囲に入っていると推測できます。

梅花女子、帝京、立命館は、それを踏まえて演技構成を考えてくることになると思います。

さて、大学上位チームの地区大会での自由の得点(現時点でわかっているもの)を、高い順に列挙すると以下のようになります。

[1] 254.5 日本文理
[2] 248.5 梅花女子
[3] 242.0 立命館
[4] 233.0 帝京
[5] 224.0 大阪学院
[6] 207.5 日女体育
[7] 207.0 桜美林
[8] 199.0 日大
[8] 199.0 立教
[10] 197.5 同志社
[11] 196.0 関西外大
[12] 194.5 愛知淑徳
[12] 194.5 日体大
[14] 191.5 東洋英和
[15] 190.5 西南学院

当日のスケジュールや待ち時間、気温や湿度、審判員の組み合わせなどが大会ごとに違いますので、単純に比較できませんが、文理大が1位となっています。

それを6.0点差で梅花女子が追い、さらに6.5点差で立命館、そして9.0点差で帝京がつけています。
次は、チアリーディング関西大会の Division 1 高校部門を観戦させていただいた感想です。

★啓明学院

最初はマッタリした音楽で始まり、演技が進むにつれ、どんどん盛り上がっていく演出がよかったです。

後半の音楽はノリもよく、前半が感覚的にスローだっただけにスピードアップ感があり、コントラストがはっきりしていて印象に残りました。

音楽は重要ですし、このような個性的な構成の演技は大好きです。

★同志社国際

3層目へのトスアップは、1.5。

スイッチは、リバヒル。

ミスがありましたが、それを除くとよくまとめていました。

★大阪学院大高

例年、JAPANカップの準決勝枠の最後の1枠をめぐって、同志社国際と大阪学院大の熾烈な戦いが繰り広げられています。

大阪学院大高も、3層目へのトスアップは、1.5。

ただし、やや不完全でした。

それ以外にミスもあり、同志社と大阪学院大高のどちらが最後の1枠をとったかは、表彰式での発表までわかりませんでした。

結果としては、自由は大阪学院大が 5.5点 上でしたが、規定のほうは同志社国際が 6.0点 勝っており、合計では僅かに0.5点差で同志社国際が勝ったようです。

★梅花高校

世代交代によって途絶えてしまったヒルヒル5基が、いつ復活するのかに注目していました。

そして、この3月に卒業した学年は非常に層の厚い世代でしたので、まだまだ難しいのかなと予想していました。

ヒルヒルになりそうな場面がやってきましたが、5基が一斉にすっくと立ち上がる気配がありません。

「ああ、やはり、今回は無しか.....」

と思った瞬間、なにか時間差のような形で、5基のパートナースタンツがセットされ、エクステンションヒールストレッチ!

あれよあれよという間に、スイッチが実施されて、突然、ヒルヒル5基を見ることができました。

これは、私にとってサプライズでした。

なにか予定とは違ったアクシデントがあって時間差が出来てしまい、バラバラと5基が立ち上がったようにも見えましたし、一瞬やらないと見せて、実はやってしまうという演出のヒルヒルなのかもしれないと思いました。

いずれにしても、これはもう一度動画で見てみたいところです。

ちなみに、ヒルヒルのフォーメーションですが、今回はVに戻ってしまっていました。

ただ、私の席からは、Vでは陰になる後ろの2基を、今回は辛うじて見ることができてラッキーでした。

ヒルヒル5基は成功だったので、ノーミスの演技でまとめて欲しかったのですが、ミスがあったように思います。

★箕面自由

ヒルヒルは4基。

成功させていました。

3層目へのマウントでは、2.0が3つくらいはあったように思います。

ただし、そのうち1つは、若干不完全でした。

ミドルがフルツイストするトップの足を持って拾い上げて1-1-1にする技は、ここ2年くらい、箕面自由のお得意の技ですね。

私も大好きな技。

それを今回は2基同時に実施。

この技、1基での実施に比べ、2基で実施すると魅力が3倍にも4倍にもなるように感じます。

ただ、箕面自由もノーミスとはいかず、トップがミドルとともに倒れていくようなシーンがありました。

ミドルまで落下してしまうと、かなり大きな減点になるはずです。

ここで、トップは落ちてしまったものの、倒れかけていたミドルがスックとベースの上に立ち上がり、最悪の事態は免れました。

これで、得点がだいぶ違うとすれば、諦めずにこんなことができるのも箕面自由の勝負強さだと思いました。
チアリーディング関西大会の Division 2 についても、結果をグラフにしてみました。



梅花女子、箕面自由、梅花高校は2チームをエントリーしてきましたので、見易くするために、それぞれ、紫色、赤色、緑色のラインでチームAとチームBを結んでみました。

梅花女子は、チームAとチームBの戦力が接近しており、しかも、自由演技はその演技構成も似たものでした。

そして、当日の自由演技は、両チームともノーミス!

これを反映して、自由演技の得点も、207.5点と199.5点と接近したものになりました。

チームBは人数が14名しかいかなったこともあり若干規定の点数が落ちましたが、それでも余裕でボーダーラインを飛び越えました。

箕面自由Aは、梅花女子Aを自由演技で僅かに6.5点かわして、大会優勝もゲット。

箕面自由Bも、しっかりボーダーを越えました。

梅花高校Aが、その箕面自由Bとほとんど重なる位置にいますので、本年度の総戦力からいって、梅花高校が梅花女子大のように2チームに均等に戦力を割って2チーム出場を狙うのは、(共倒れだけは絶対に避けなければならないことを考えると)やはり少し無理だったことがわかります。

すなわち、梅花高校の今回のチーム編成の作戦も、やはり適切だったと考えています。

そして、梅花高校Bは、1年生9名のCチームであるにもかかわらず、非常に良く頑張ったと思います。

ボーダーライン260.0点まで、あと僅かに5.5点だったのですね。

前の記事で「方向性が違う」と書いてしまいましたが、この得点を見て、選手の方々は狙っていたに違いないし、ボーダーを越える可能性もかなりあるほどに良い練習が出来ていたのだと思うに至りました。

結果的には本当に惜しかったですが、次につながりそうな実績になったと考えています。

以上が、梅花女子、箕面自由、梅花高校に関する考察です。

その他では、大阪学院大と立命館がJAPANの切符を手にしました。

大阪学院大は、得意の自由で得点を稼ぎ、一方の立命館は規定演技で得点を稼ぎました。

どちらも、狙いどおりの成果を出したのではないかと思います。

チアリーディング関西大会の大学部門の結果をグラフにしてみました。



今回の大会、予選会としては、史上最高のハイレベルな得点圏での勝負となりました。

まず目につくのは、立命館の大躍進です。

自由演技は梅花女子の 248.5点に僅か6.5点差まで迫る 242.0点をたたきだしていました。

もしノーミスだったら、関西大会総合優勝もあったほどだったことになります。

梅花女子、立命館、大阪学院、同志社の4チームは、規定演技の得点も非常に高く、4チームともに120点を超えているというのも特筆すべき点です。

JAPANカップ準決勝枠獲得のボーダーラインは、なんと 362.5点となりました。

これは、今回の予選システムに移行した最初の年(2013年度)の異様に高いボーダーライン 355.5点を7点上回るもので、史上最高の高さのボーダーラインということになります。

大学部門の準決勝の固定基準は 270.0点ですから、それより92.5点も高いという驚きの高さです。

フライデーのボーダーラインの上昇はさらに驚異的で、291.0点まで跳ね上がっています。

これは、フライデーの固定基準の 230点よりも61.0点も高いというだけでなく、準決勝の固定基準さえも21.0点も上回るという数値です。

甲南女子の得点は、本来であれば余裕でフライデー枠獲得、あと3.5点で準決勝枠にさえ手が届こうというところでしたのに、今回の激戦のあおりをくらってしまった感じで、ファンとしては残念です。

ただ、甲南女子の戦力は明らかに回復しております。

その証拠に、今回の規定:91.0点、自由:266.5点の得点は、丁度3年前の2013年の規定:92.0点、自由:269.5にほぼ一致しています。

甲南女子には、12月の大学選手権で、ぜひ決勝進出して欲しいと願っています。
チアリーディング関西大会の報告をしています。

JAPANカップの予選としてみたとき、競争が大変厳しい関西大会ですが、Division 2 は出場資格が絶対基準となりますので、会場全体が全チームを応援する雰囲気がより強まるのが素敵です。

そして、今回の見どころは、2チーム分の出場権を狙うチームの作戦です。

先週の関東大会では、帝京、東京高校、千葉明徳、目白研心、横浜女学院、住吉、茅ヶ崎、早稲田、日本女子大附属の9チームがDivision 2 に2チームをエントリーさせましたが、2チーム通過を成功させたのは、帝京大学のみでした。

今回の関西大会には、梅花女子大、梅花高校、箕面自由学園の3チームが、2チームをエントリーさせてきました。

演技順に、演技を振り返ります。

★梅花女子大A

ヒルヒル3基を決めて、まず難度の高さをアピール。

そして、ダブルアップ1基で、2つめのアピール。

さらに、3層目への宙返り乗りで、見ごたえも十分でした。

すいすいと演技が進み、美しさを保ったまま、ノーミスの演技を完成させました。

★梅花女子大B

続いて出てきた14人構成のチームBは、やはり、ヒルヒルが3基だったり、2.0があったりと、驚いたことにチームAとほぼ同一スペックです。

チアリーディングでは珍しいデジャブー演技。

いずれにしても、チームB(通常、Cチームと呼ばれる3番目のチームです)が2.0を行うのは、かなり珍しいように思います。

メンバーを見ると、アジア大会でAチームにいらした選手が2人も入っているし、西日本大会でAチームで演技されたトップ選手も入っているなど、なんだか豪華メンバーです。

しかも、このところずっと梅花女子のBチームのエーストップ役を担当していた箕面自由出身の4年生トップも入っているし、この選手を含めて4年生が6名も。

4年生6名は、ひとつ前に演技したチームAの4年生4名を上回ります。これらのことから、ベテランや実績のある選手を要所に配置したということがうかがわれました。

ちなみに、アジア大会でBチームに入っていた選手の行き先を整理してみると、今回はDiv.1に1名、Div.2のチームAに8名、チームBに6名ということになっていました。

要するに、このチームBは、3番目の実力の選手を集めたチームというわけではなく、チームAにも匹敵する実力を持ったチームということになります。

このような編成になった理由ですが、言うまでもなく、2チームの予選通過を狙ってのことでしょう。

演技のほうですが、チームBもノーミスで、見ているこちらも歓喜しました。

ひとつ前に演技して待っていたチームAの選手達と両チームノーミスの喜びを分かちあっているのも感動的でした。

結果として、梅花女子は、JAPANの切符を2枚手にしました。

昨年は1枚でしたので、今年の梅花女子が昨年を上回る総戦力を誇っていることは明らかです。

★箕面自由B

おなじく2チーム出しの箕面自由も、両チームの通過を狙ってきたように見えました。

このチームBとチームAで学年構成がそれほど変わっていませんし、このチームBにもダブルアップをマスターしたトップ選手が含まれていたからです。

ヒルヒルは1基でしたが、ノーミスの素晴らしい演技で、こちらもまんまと2枚目の切符を手にしていました。

そして、2枚の切符を取っただけでなく、チームAのほうは、Division 2の自由演技優勝も成し遂げました。

さすが、箕面自由です。

★梅花高校A

ヒルヒルは2基。

ダブルアップはありましたが、失敗に終わっていました。

JAPANの切符は辛うじてキープしました。よかったよかった。

なお、梅花高校Bも出ていましたが、こちらは1年生中心のチームで、梅花女子大や箕面自由のチームBとは明らかに方向性が異なっていました。

梅花高校Bも、リバリバヒルを3基やるなど、なかなかチャレンジはしていました。ただ、やはり惜しくもJAPANには届かなかったようです。

JAPANカップの48人分の出場権を得るのは、並大抵のことではありません。

★大阪学院大

選手の方々が楽しそうに演技していたのが印象に残っています。

中央で1基で行ったヒルヒルが大変綺麗だったのも強く印象に残っています。

いいチームですね。

期待どおりに、JAPANの切符をゲットしてくれました。