旅した本
さっき、ブログを書いた後
『アルケミスト』 を本棚から探し出した。
単行本と文庫本二つばらばらのところにあった。
私はやや文庫派。
それは別として・・・・。
この本、文庫本の「アルケミスト」には、
なんとなく不思議で、嬉しい思い出が。
7年ほど前、
私が、友達のKちゃんにあげたものだった。
(私は、あげたつもりでいたので、すっかり忘れていた)
Kちゃんは、当時、病気の為、大変な時期にいた。
病気が落ち着いて、私のところへ遊びに来てくれたとき、
なんの気の利いた言葉もかけることが出来なかった。
ただ、私が、つらかった時に勇気付けられた言葉が
たくさんあったこの本を、とだけ思って選んだと思う。
短い物語ですすめやすかった。
3年ほど前、彼女は、病気を克服し、彼女の地元を離れ、
私の地元の同級生と結婚した。
そして、2年前、帰ってきたこの本の表紙裏には、
翻訳者ご夫婦サインがあった。
彼女の気持ちがとても嬉しくて、
それまで以上に、大好きな本の一つになった。
夢を旅した少年
- ロジャー フーズデン, Roger Housden, サマーヴィル大屋 幸子
- 愛の旅人―詩人ルーミーに魅せられて
「いろいろな波がくるたびに、 心は知らないうちに、
それにすぐ飛び乗ってしまう。」
「だが、よく注意していれば、物事がどれほど良く見えたり
悪く見えたりするときでも、揺るがない何かがあることに気づくだろう。」
本の中で、主人公が聴いた言葉の一つ。
その後に、ルーミーの詩の引用。
なぜか、一休さんを思い出した。
ルーミーの師だったシャムスの言葉も、
禅のようだった。
イメージというか、言っていることが似ているというか・・・・。
私がそう感じただけかもしれない。
ルーミーの詩は、少ししか登場しないけれど、
物語のなかに、たくさんの洞察をもたらす言葉が
織り込んである。
いろいろなとらえかたの出来る印象的なたとえ。
私も、レビューや、巻末にも書いてあったように、
『アルケミスト』に雰囲気がにているなぁと思った。
物語で、時代背景も、文化も宗教的なバックボーンも
違うけれど、
どちらも、旅する少年とともに、
何かを学んでいるような気持ちになる。
読んだ後も、いい感じがする。
The very thought of you
タイトルは、曲の題名。
いろんな人が歌ってるけど、他の人のおすすめは
誰の歌ったものかなぁ・・・
女性のほうは、「~~ I am happy as a queen ♪ 」
男性版は、 「 ~~ I am happy as a king ♪」
何回か聴いたので、
聴いた後も、何度か口ずさんでしまう。
「女王さまのように、幸せ~♪」
(女王さまのような幸せって?)
(優雅で、幸せで、怖いものなんてないって感じ
かな)
なんて、一人で、ニコニコしてしまった ![]()
言葉や、音の影響は大きな・・・・。
ほんとに 。
今日のデザートに母のコメント
久しぶりに、タピオカのデザートを作った。
きび砂糖をつかうと、白が、微妙に茶色ぽっくなる。
分量どおり入れるのもな、っと思い、
少なく入れた。
少なく入れすぎた。 ┐( ̄ヘ ̄)┌
でも、甘みは足せばいいので、問題なし・・・・。
(=⌒▽⌒=)
「おいしい?」 と母に聞くわたし。
「うん、おいしいね。----
なんかさぁ・・・ ほら、 あれ、花瓶の中の、
あれみたいな感じせん?」
「 食べたことはないけど 」 ( ←追加する母。)
笑
「食べたことない !
じゃなくて、
食べれないんだよ!!!」
と、言いながら、実は、私も同じことを考えた。
でも、食べてる間は、
そのポリマーのことを考えないようにしてた。
先に食べ終わった、母の一言は、
なんとなく、タピオカの味を変えたような気がした。
(大げさだな。)
今日、思い出したほうが良かった言葉は・・・・・
「心頭滅却すれば火もまた涼し」
????
母がいってたのは、「高分子吸水ポリマー」 だった。
↓
ほのぼの、過ごせて、嬉しかった。




